福島駅と宮城の槻木駅を結ぶ私鉄路線(第三セクター)の「阿武隈急行線」

阿武隈川に沿って山の中を進むローカル線であり、沿線には観光地も多く点在しています。

特に、阿武隈川の景色はとても素晴らしいので、鉄道ファンの方でなくても楽しめる路線です!

今回は、そんな阿武隈急行線の乗り方や切符の購入方法等について解説していきます。

阿武隈急行線の乗り方ガイド

切符の購入と乗車手順

阿武隈急行線に乗るには、乗車前に駅の券売機で切符を購入するか、乗車後に車掌さんに申し出て切符を購入します。

一部の時間帯を除いて列車には車掌が乗っているので、困ったことがあれば車掌さん尋ねれば大丈夫です。

ワンマン運転の場合や無人駅から乗車する場合は、乗車時に整理券を取り、降車時に運転席後方の運賃箱にて運賃を清算します。

福島駅や槻木駅など有人駅では、駅の有人改札で整理券を渡して清算を行います。

 

注意点として、阿武隈急行はICカード非対応であり、SuicaやPASMOといったICカードでは乗車することができません。

また、JR線から乗り継いで行く場合には、事前にJRの自動券売機から阿武隈急行線の連絡切符を購入しましょう。

 

停車駅と所要時間

阿武隈急行線の停車駅は

  • 福島(ふくしま)
  • 卸町(おろしまち)
  • 福島学院前(ふくしまがくいんまえ)
  • 瀬上(せのうえ)
  • 向瀬上(むかいせのうえ)
  • 高子(たかこ)
  • 上保原(かみほばら)
  • 保原(ほばら)
  • 大泉(おおいずみ)
  • 二井田(にいだ)
  • 新田(にった)
  • 梁川(やながわ)
  • やながわ希望の森公園前
  • 富野(とみの)
  • 兜(かぶと)
  • あぶくま
  • 丸森(まるもり)
  • 北丸森(きたまるもり)
  • 南角田(みなみかくだ)
  • 角田(かくだ)
  • 横倉(よこくら)
  • 岡(おか)
  • 東船岡(ひがしふなおか)
  • 槻木(つきのき)

となっています。

阿武隈急行線内は全ての列車が各駅停車なので、途中通過駅はありません。

福島から槻木まで乗り通した場合の所要時間はおおよそ1時間20分前後です。

ちなみに、並行する東北本線の所要時間は、東北本線の快速仙台シティラビットで約50分、普通列車で約1時間です。

時間帯にもよりますが、基本的に福島~槻木間は東北本線を利用した方が早くに移動できます。

福島~槻木・仙台を最短で乗り通す場合には、列車時刻と乗り換え時間に注意しましょう。

お得な切符について

阿武隈急行線でもいくつかのお得な切符が発売されており、沿線の観光や周遊の際に便利なので上手く活用させましょう。

参考:阿武隈急行線・お得な切符

ちなみに、JR東日本のお得な切符の1つ「週末パス」にも、阿武隈急行線が含まれています。

週末パスなら個別に切符を購入する手間が省けるので、遠方から来る場合には週末パスを使うのもオススメです。

参考:週末パスの買い方・使い方ガイド

 

乗車記と沿線車窓

今回は、仙台から東北本線で槻木駅まで行き、そこから阿武隈急行線に乗り換えて行きます。

乗車予定の列車が東北本線より早くに福島駅に着くということもあり、ちょうど良かったです。

乗り換え時間も短かいため、早速列車に乗り込みます。

座席はボックスシートが多数配置されたセミクロスシートの列車です。

乗車日はちょうど3連休の真っ只中でしたが、槻木出発の時点で各座席に2人ほど座っている程度であり、比較的空いている印象です。

槻木を出発すると阿武隈急行と東北本線が分岐していき、白石川を渡ります。

しばらくは槻木から丸森駅辺りまでは平野部の田園風景が広がります。

ちょうど田んぼの稲刈りが終わった時期なので、稲を刈った後がはっきりと分かります。

丸森駅を出発すると、次第に山の中に入っていき、隣には阿武隈川の景色が広がります。

あぶくま駅では槻木から乗車していた人の多くが降りました。

あぶくま駅は阿武隈川を間近で見られる観光名所であり、東北の駅百選にも選ばれています。

乗車した時間がちょうど夕方だったので、西日が眩しいですが、阿武隈川の景色は見ていて飽きません。

ちなみに、途中駅の「やながわ希望の森公園前駅」はウィキペディアによると日本で5番目に駅名が長い駅だそうです。

この駅が最寄りの方にとっては駅名を伝えるだけで大変な気がします。

向瀬上を過ぎると阿武隈川を渡り、列車は住宅街へと進んでいきます。

福島駅に近づくにつれて住宅街の景色に車窓が変わってきます。これ以降は特に書くことはありません。笑

福島駅までちょうど1時間20分の乗車となりましたが、綺麗な阿武隈川の景色を見れたので満足です!

川に沿って走るという点では只見線と似ている気がしますが、阿武隈川急行はアクセス性が良く、誰でも気軽に足を運べるのも魅力かと思いますね。

また福島へ来たときには阿武隈急行に乗りたいです。

 

まとめ

このように阿武隈急行線は並行する東北本線と分岐し、阿武隈川に沿って走る私鉄路線です。

JR線ではないので乗車の際は、事前に阿武隈急行線の連絡切符を購入するか、乗車時に車掌から切符を購入する必要があります。

無人駅からワンマン運転の列車に乗車する場合は、整理券を取るのを忘れないようにしましょう。

以上、参考になれば幸いです。