ミニ新幹線として東京~秋田・角館方面を結んでいる秋田新幹線「こまち」のE6系

私自身、秋田へ行く際はどこかしらで「こまち」を利用しますが、こまち号に関しては、グリーン車と普通車のどちらも利用したことがあります。

今回は、そんな体験を元に、「こまち」の座席設備や座り心地、感想等を紹介していきたいと思います。

秋田新幹線こまちE6系の設備

秋田新幹線の外見です。赤と白のツートンカラーが特徴的な新幹線です。

外見は東北新幹線のE5系と似ていますね。連結して運転していても違和感のないスタイルとなっています。

 

普通車

普通車は、こまち号の12号車から17号車に設けられており、全席指定席となっています。

車内は全体的に明るく、座席は秋田の稲穂を連想させる黄金色のシートが特徴です。

ミニ新幹線なので、座席配置は山形新幹線と同様に4列配置となっています。

座席は柔らかく座り心地は良いため、東京~秋田の4時間ほどの移動時間も疲れることなく過ごせます。

ただ、柔らかい分、同じ体勢で長時間座っているとお尻が蒸れるかもしれません。

時々姿勢を変えたり、トイレへ行くために立ち上がるなど、一工夫すると良いです。

座席前後の空間には余裕があり、障害物もないので、十分に足を伸ばすことができます。

コンセントは、窓側のA席・D席の足元側面にそれぞれ設置されています。

コンセントを利用したい場合は、A席かD席で予約を取ると良いです。特に、こまち号は自由席がなく予約の際は必ず座席指定が必要になるので注意しましょう。

テーブルは座席いっぱいの大きさなので、ノートパソコンで作業することも十分可能です。

実際に、パソコンで充電しながら作業している人は何度か見かけました。

駅弁を食べるのにも十分な大きさです。

総合的に普通車に関しては特に不満もなく、必要最低限の機能は備わっていると言えますね。

 

グリーン車

グリーン車は、こまち号の末端11号車に設置されています。

また、グリーン車は列車の先頭車ということもあり、座席数はかなり少なめです。

座席数が少ないことからか、逆に普通車に比べて利用者の割合も多いように見えます。

車内の照明はやや薄暗く、落ち着きのある空間となっています。

床にもカーペットが敷かれており、アッパークラスの高級感が感じられますね。個人的には、結構好きな雰囲気です。

座席の座り心地は、普通車の座席に比べてより体にフィットする感じですね。

座席間隔が広くなるので、足を伸ばしても余裕があります。

座席に付いている枕も、普通車のそれより厚みがあり柔らかく、思わず寝てしまいそうな勢いです。(寝るにはもったいない気もしますが。笑)

 

座席にはレッグレストと読書灯も付いています。これらはひじ掛け下のボタンで自動で動きます。

同じく中央のひじ掛けの前方にはコンセントが付いています。

1席に1つ付いているので、普通車と違ってコンセントの取り合いになることはありません。

テーブルはひじ掛けの中に小さいテーブルが1つ。

正面に大きなテーブルが1つ付いています。

用途に合わせて使い分けできるのは嬉しいですね。

ちなみに、グリーン車デッキ側の座席は、車いす利用を想定してか一人掛けとなっており、テーブルも壁に付いています。

また、座席は普通車と同様に回転できますが、レッグレストがある関係上、こちらは座席間隔が狭くなってしまいます。

レッグレストを上げると足が前にぶつかるので、4人でボックスシートとして利用するのは難しいかと思います。(そもそも4人で利用する人がいるか分かりませんが。笑)

 

総合的に小柄な私個人の目線で見ると、グリーン車としては十分満足できると思いますが、座席の横幅が大きい訳ではないので、大柄な人には若干窮屈かもしれません。

普通の新幹線であれば、4列配置でも車両が大きいため広々と使えますが、ミニ新幹線のこまちの場合は同じ4列でも座席幅を広げるには限界があります。

また、グリーン車は座席が少ない分、えきねっとトクだ値といった割引切符も設定されていないため、利用料金は高めです。(東京~秋田のグリーン料金:11,190円)

新幹線のグリーン車の中でも、人によって好き嫌いが分かれやすいグリーン車と言えるでしょう。

 

まとめ:ミニ新幹線なので座席の幅は若干狭い

こまち号は、山形新幹線のつばさと同様にミニ新幹線という扱いなので、車内空間が普通の新幹線よりも若干狭くなっています。

普通車は特に問題ありませんが、グリーン車に関しては座席の大きさ(特に横幅)が普通車のそれとあまり変わらないのが残念なところです。

むしろ、グリーン車の場合は、中央のひじ掛けを折りたたむことができないので、大柄な人にとっては逆に窮屈かもしれませんね。

良くも悪くも好みが分かれそうな列車ですが、他の移動手段より便利で快適なことは間違いないので、秋田へ行く際はぜひとも「こまち」を利用してみてはいかがでしょうか?

以上、参考になれば幸いです。