東京・新宿~甲府・松本を結ぶ特急列車「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」

この3つの特急列車は同じ中央本線を走っているため、ぱっと見どれも同じように見えますが、細かく見て行くと行き先や途中停車駅、使われている車両が違います。

今回は、その「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」の違いについて解説していきます。

スーパーあずさとあずさの違い

まず、「スーパーあずさ」と「あずさ」の違いですが、この2つでは使われる車両が異なります。(※どちらの車両も特急料金は同じです。)

スーパーあずさは、薄紫に細長い形をしたE351系が使われています。

この車両は振り子式車両と呼ばれており、列車がカーブに差し掛かると車体が内側に傾くのが特徴です。

振り子によりカーブも高速で走行できるため、「スーパーあずさ」は「あずさ」に比べて途中停車駅が少なく、所要時間も若干短い傾向にあります。

ただ、早いとは言っても列車によって途中停車駅が異なるため、実際の所要時間は列車ごとに変わってきます。

また、振り子式の性質上、頻繁に車体が傾くため、人によっては乗り物酔いしやすいです。

一方のあずさに使われる車両は、「かいじ」と同じE257系という白色の電車です。

こちらは普通の車両であり、スーパーあずさのように車体が傾くこともないです。

乗り物で酔いやすいという方は、普通の「あずさ」を選んだ方が良いでしょう。

 

あずさの停車駅について

スーパーあずさ・あずさ共に、東京・新宿~甲府・松本を結ぶ列車ですが、各列車によって途中停車駅が異なります。

主な停車駅は、

  • 東京(とうきょう)
  • 新宿(しんじゅく)
  • 立川(たちかわ)
  • 八王子(はちおうじ)
  • 甲府(こうふ)
  • 韮崎(にらさき)
  • 小淵沢(こぶちざわ)
  • 茅野(ちの)
  • 上諏訪(かみすわ)
  • 下諏訪(しもすわ)
  • 岡谷(おかや)
  • 塩尻(しおじり)
  • 松本(まつもと)

となっています。赤字の駅では全ての列車が止まりますが、他の駅では通過する列車もあるので注意しましょう。

また、一部、総武本線の千葉や大糸線の南小谷(みなみおたり)発着の列車もありますが、多くは東京・新宿・松本発着の列車です。

「スーパーあずさ」「あずさ」は途中停車駅が少なく、東京・新宿~茅野・松本を結ぶ速達タイプの特急と言えます。

かいじ:東京~甲府間のみ運転

かいじは、主に東京・新宿~甲府・竜王間を結ぶ特急列車であり、「あずさ」のように茅野や松本には行きません。

かいじの車両には「あずさ」と同じ白いE257系が使われています。

こちらは東京・新宿~甲府・竜王までの短距離利用を目的とした特急列車であり、停車駅も

  • 東京
  • 四ツ谷(よつや)
  • 新宿
  • 三鷹(みたか)
  • 立川
  • 八王子
  • 大月(おおつき)
  • 塩山(えんざん)
  • 山梨市(やまなしし)
  • 石和温泉(いさわおんせん)
  • 甲府
  • 竜王(りゅうおう)

と、「スーパーあずさ・あずさ」の通過する途中駅にも停車します。

四ツ谷に止まるのは甲府行きの「かいじ」が夜に1本、三鷹は一部列車が通過となっていますが、それ以外の駅は臨時列車を除いて全ての列車が停車します。

「特急かいじ」は主に、八王子~甲府・竜王間の主要駅へアクセスしたい場合に便利な特急列車です。

 

まとめ:停車駅は列車ごとに異なるので注意

このように、「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」の違いをまとめると

  • 「Sあずさ」と「あずさ」は松本まで行く速達タイプ
  • 「かいじ」は甲府止まりの停車タイプ
  • 「Sあずさ」の車両は薄紫のE351系で「かいじ」より若干早いが振り子のせいで酔いやすい
  • 「あずさ」と「かいじ」は白のE257系

といった感じです。

「あずさ」と「かいじ」では行き先・停車駅がある程度異なりますが、同じ特急でも列車ごとに途中停車駅が若干異なります。

そのため、これら特急列車を利用する際は事前にどの駅に停車するかをよく確認しておきましょう。

以上、少しでも参考になれば幸いです。