かつて、東海道線の快速アクティーや湘南新宿ラインで運用されていた2階建て車両のE215系。

追加料金なしで2階建て車両に乗れることから、当時は土日を中心に混雑することもあった有名な列車です。

ただ現在、この車両が使われる定期列車は「平日の湘南ライナー」だけなので、通勤利用でもない限り、乗る機会が少ない珍しい車両となりました。

今回は、そんな湘南ライナーの2階建て車両E215系の乗り方や実際に乗ってみた感想等について書いていきます。

湘南ライナーで2階建て車両に乗る

湘南ライナーは、平日限定の通勤ライナーであり、ラッシュ時でも座席に座って通勤できるのが売りの列車です。

※湘南ライナーの乗り方についてはこちらを参考に

2階建て車両が使われる時刻はダイヤ乱れがない限りは基本固定であり、2017年時点では

東京発 小田原方面行き下り列車

  • 東京19:00発:湘南ライナー3号
  • 東京20:00発:湘南ライナー7号
  • 東京20:30発:湘南ライナー9号

小田原発 東京・新宿方面行き上り列車

  • 小田原6:58発:湘南ライナー6号
  • 小田原7:04発:おはようライナー新宿24号
  • 小田原7:16発:湘南ライナー8号

の6本です。

全てのライナーに2階建て車両が使われる訳ではないため、乗車する際は列車の出発時刻には注意しましょう。

2階建て車両であってもライナー料金は他の湘南ライナーと同じで、均一510円となっています。

ちなみに、下り列車の一部区間(概ね大船駅・藤沢駅以降)ではライナー券なしでも乗ることができます。

単に列車に乗ることだけが目的であれば、途中駅から乗車するのもアリですね。(ただし、着席保証はないため、座れない可能性もあります)

※ライナー券なしで湘南ライナーに乗る方法についての詳細はこちら

 

実際に二階建て車両に乗ってみた

今回乗ったのは湘南ライナー3号東京発・小田原行きのライナーです。

上野東京ラインが開業で東京始発の列車が激減した中、湘南ライナーは貴重な東京始発の列車の1つですね。

乗車前にホームのライナー券売機でライナー券を購入します。

相変わらず湘南ライナーの人気ぶりは根強く、利用者は多いように思えます。

おおよそ10分ほど前には列車が入ってきます。

湘南ライナーは号車指定なので、早めに並んでおけば着席する席もある程度自由に選べます。

乗車口は車両中央に限られているので、並ぶ際は待機位置に注意しましょう。

E215系の座席はボックスシートです。

2階建て故車内はやや狭いですが、販売される座席数が限られている分、全ての座席が埋まるということはほぼありません。

おおよそ各座席に2人ずつ座っている感じですね。お互いの膝がぶつかることはありませんでした。

かつて普通列車として使われていた車両であるため、ドア付近には優先席もあります。

2階部分の座席は既に座っていた人がいたため、今回は先頭車両の平屋に座りました。

座席の座り心地はやや硬めといった感じですね。シートも使い古した跡があり、年季を感じられます。

向かい側に人がいなければ問題なく足を伸ばせます。

列車は時刻通りに出発しました。夜に運転される都合上、車窓は殆ど楽しめません。

乗り心地はロングシートよりはマシといった感じです。

さすがに特急でも使われているE185系車両と比べると快適性では若干劣りますが、ラッシュ時に座れるだけでも十分ですね。笑

もし2階建て車両に乗るなら、夜の湘南ライナーよりも展望を楽しめる朝の湘南ライナーに乗ることを強くオススメします。

 

まとめ:夜のライナーは展望を楽しめないので注意

今では乗れる機会が限られているE215系ですが、このように一部の湘南ライナーで運用されているので、もし興味のある方は時間を合わせて乗ってみてはいかがでしょうか?

ただし、夜の湘南ライナーは運行時間の都合上、車窓は楽しめないので注意しましょう。

小田原発の朝のライナーであれば展望を楽しめるため、2階建てからの景色を楽しみたいという方は朝のライナーを利用することをオススメします。

参考:「湘南ライナーの乗り方ガイド