「グリーン車」と言われたら、あなたはどのようなイメージを抱くでしょうか?

恐らく「静かで落ち着いた空間」「ゆっくり休みたい人が乗る」「贅沢」と考える方は多いかと思います。

 

そんなグリーン車でも、何かと議論を呼んでいるのは「子供のグリーン車利用」です。

グリーン車に年齢制限はないので子供でも乗車できます。

しかし、子供のグリーン車利用は賛否両論といった感じであり、人によっても考え方は様々です。

今回は、そんな子供のグリーン車利用について、鉄道好きの私自身の考えを少し書いていこうかと思います。

子供のグリーン車利用はなぜ嫌われるのか

グリーン車は贅沢だから?

グリーン車を利用するためには、通常よりも高い料金を支払う必要があり、その料金は決して安いものではありません。

在来線普通列車のグリーン車は1000円前後、新幹線や特急列車のグリーン車になると2000円~5000円ほどの追加料金が必要になります。

「高い料金を払っているから、それ相応の空間が欲しい」と思う気持ちは私もよく分かります。

 

一方、未就学の子どもがグリーン車を利用する場合、基本的にグリーン料金はかかりません。(混雑時は大人のひざの上に座る)

子供は実質タダでグリーン車を利用できるので、「子供がグリーン車を利用するのは贅沢だ」と捉えられてしまうのも無理はないでしょう。

 

ただ、指定席が満席でグリーン車しか空席がなかった場合など、やむを得ずにグリーン車を利用するという人もいます。

いくらなんでも「子供は贅沢だからグリーン車を使うな!」と言うには無理があるかと思いますね。

 

グリーン車は静かにするところだから?

批判的な意見としてもう一つ多いのは、「子供はうるさいから不快」という意見です。

確かに、子供が長時間座席でじっとしているのは困難であり、長時間乗車に耐えられず、途中で泣きわめいてしまうこともあるでしょう。

 

ただ、大人でも車内マナーの悪い人はいます。

個人的に子供よりも、周りを気にせず電話を掛ける人やものすごく酒臭い人、大声でしゃべり続ける大人の方がよっぽど不快に思えます。

 

また、全ての子供がうるさい訳ではなく、ちゃんと親が注意して静かにしてくれる素直な子供がいるのも事実です。

実際に、列車内で子供をあやすのに苦労している親御さんも見てきました。

「子供はうるさいからグリーン車に乗せるな」という意見はさすがに言い過ぎだと思いますね。

 

そもそもグリーン券というのは、あくまでも座席の指定券を買っているに過ぎず、車内の静粛性を保証するものではありません。

個人的に、そこを割り切って考えられないのであれば、グリーン車に乗らない方が良いかと思います。

 

一番は子供を注意しない「親」

ここまで長々と書いといて難ですが、恐らく最も反感を買っている原因は「子供を注意しない非常識な親」にあると言えるでしょう。

基本的に、子供一人でグリーン車に乗ってくることは殆どなく、その殆どは親と一緒に乗ってきます。

 

しかし、その親がマナーを考えない非常識な人だった場合はどうなるでしょうか?

子供がぐずっても見向きもしなかったり、スマホばっかりいじっていて子供を放置しているような親の態度を見れば誰もが怒りを覚えるかと思います。

 

私自身、幸いにもグリーン車内でそのような非常識な親に遭遇したことはありませんが、世の中にはマナーを守れない非常識な人がいるのも事実です。

また、非常識な人にはまともに言葉が通じない可能性が高く、例え注意したとしても逆ギレしてトラブルに巻き込まれることもあります。

 

利用者の母数が増えると少なからずそのような人が乗ってくる可能性も高くなるので、対策としては「繁忙期や混雑時のグリーン車を避ける」こと以外ありません。

 

私個人の体験談と考え

私自身、のんびりとした鉄道旅行が好きなので、グリーン車を利用する機会は多いです。

今までグリーン車で子供に遭遇したことは多々ありましたが、1回だけグリーン車が凄く騒がしかった時があります。

 

確か、1月上旬の休日で、越後湯沢から東京の上越新幹線だったと思います。ちょうどスキーシーズンの時期で、帰りの新幹線はほぼ満席状態でした。

グリーン車にも家族連れで満席状態であり、その時は確かに騒がしかったです。

ただ、この時は特に何とも思いませんでしたね。

シーズンや乗車時間帯からも、列車が混雑することは事前に想像できていたので「車内は騒がしいだろう」と腹をくくっていました。

 

私は例え子供であってもグリーン車を利用するのは構わないと思っています。

(もちろん親はちゃんと子供の面倒を見ている「常識人」であることが前提ですが。)

「黙ってくれ」と言ってるのではなく、少し静かにしてくれればそれで十分なのです。

 

そもそも電車という公共の場で騒ぐ子供を放置しているような非常識な親は、グリーン車うんぬん以前に電車に乗らないで欲しいです。

 

快適なグリーン車に乗れる確率を上げるには?

もしもあなたが「絶対に静かなグリーン車じゃなきゃ嫌だと」と考えているのなら、

  • 車掌さんに座席を変えてもらうよう尋ねる
  • 耳栓やイヤホンを付ける
  • そもそも混雑時にグリーン車を利用しない

といった対策をした方が良いです。

ちなみに、私の場合、予め混雑が予想される列車を利用する際は、基本的にグリーン車には乗りません。

 

私は「グリーン車は空いている時に利用してこそ、真価を発揮するもの」と考えているので、乗車する時期や時間帯は必ずチェックします。

今まで数々のグリーン車を利用してきましたが、グリーン車が混雑するのは大抵、

  • 土休日の列車
  • GWやお盆、夏休みや冬休みといった長期休暇の期間

といった繁忙期に走る列車です。

 

平日の通勤時間帯も比較的混雑しますが、利用客の大半はサラリーマンなので車内は静かです。

逆に、学校が休みになる土日祝日、長期休暇期間はグリーン車に子供が乗ってくるる可能性が高くなります。

絶対に静かなグリーン車に乗りたいというのであれば、「グリーン車が混雑する時を避ける」という対策はやっておくべきだと思いますね。

 

まとめ

大人子供に限らずグリーン車でも迷惑な人は普通にいるので、人に迷惑をかけるという意味では子供に限った話ではないかと思います。

しかし、うるさい子供に見向きもせず放置しているような非常識な親だけは勘弁して欲しいところです。

正直なところ、子供のグリーン車利用が嫌われる原因を作っているのは一部の非常識な親にあると言えます。

 

私たちが少しでも快適なグリーン車を利用するためにできることは、混雑時のグリーン車を避けることに尽きます。

利用者の母数が増えれば「非常識な親」と遭遇する確率が高まり、さらに土日祝日と長期休暇中は子供が乗ってくる可能性も高まります。

苦肉ですが、現状の私たちにできることはそのような混雑期を避けるぐらいしかないのです。

 

余談ですが、こんなに批判やトラブルが多いのなら「鉄道会社も子供専用車を積極的に作ればいいのでは?」とも思いますね。笑

長期休暇やお盆、年末年始の時だけでも試しに作ってみるとか・・・。

新幹線なら1~2両ぐらい割り当てられそうな気もしますけどね。

 

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