普通席の料金に加えて追加料金が必要になる「グリーン車」

新幹線や特急列車のグリーン車の場合は1.5倍~2倍ほど料金が高くなるため、その金額だけで見れば「グリーン車=お金持ち」というイメージを抱くのも無理はありません。

しかしながら、グリーン車に乗る人は必ずしも金持ちという訳ではなく、他にも様々な理由があってグリーン車を利用しています。

今回は、グリーン車の客層やどういう人が乗ってくるのか、そんなグリーン車の利用者層について書いていこうかと思います。

グリーン車の主な客層

芸能人や政治家などの著名人

恐らく、「グリーン車=金持ち」というイメージが生まれるのは、芸能人や政治家といった人達がグリーン車を利用しているからでしょう。

確かに著名人であればお金持ちかもしれませんが、彼らの場合はお金持ちだからという理由よりも、プライバシーの確保のためにグリーン車を利用しています。

もし著名人が普通席に乗ってしまうと、その著名さ故に騒ぎになったり、最悪車内トラブルに繋がる恐れもあります。

グリーン車であれば利用者の数が少なく、車内も静かであることが殆どなので、金持ちうんぬん以前に面倒な騒ぎやトラブルを避けるためにグリーン車を利用しているのです。

 

ゆっくり休みたい人

グリーン車を利用する人の大半は、快適な車内でゆっくりと休みたいと思っている人です。

グリーン車の座席数は普通席よりも少なく、乗車率も低いために、車内は静かであることが殆どです。

また、座席は大きくゆとりがあり、隣に体格の大きい人が乗ってきても窮屈さを感じることもありません。

さらには、週末や連休などの繁忙期を除き、グリーン車が満席になることも少ないので、車内はとても快適でゆったりとしています。

 

「グリーン車=快適」というのが分かっているからこそ、

  • グリーン車で疲れを癒したい
  • 移動に負担をかけたくない

という人であれば、多少お金がかかってもグリーン車を利用することでしょう。

グリーン車という快適な空間に価値を感じている人であれば、お金持ちでなくても利用するかと思います。

参考:【快適な車内で一休み】グリーン車を利用するメリットはこれ!

 

移動そのものを楽しみたい

移動時間そのものを楽しみたい人にとっても、グリーン車は利用する価値のある存在だと思います。

特に、グリーン車は列車の魅力や特色が顕著に現れる場所なので、鉄道旅行が好きな人にとってはグリーン車に乗ること自体が目的にもなり得ます。

現に、お金持ちでもない私であっても「列車での旅行を楽しみたい」場合には、奮発してグリーン車に乗ることは珍しくありません。

また、グリーン車であれば座席空間に余裕があるため、周りに気を使うことも少なく、一人の時間を楽しめるというメリットもあります。

 

割引切符を利用する人

グリーン車にも数々の割引切符が設定されており、割引切符を利用すれば格安でグリーン車に乗ることができます。

例えば、グリーン車が割引となるものとしては

  • JR東日本:「えきねっとお先にトクだ値」
  • JR東海ツアーズ:「ぷらっとこだま」
  • JR東海・JR西日本:「EX予約」
  • 在来線グリーン車:「ホリデー料金・事前料金」

などがあります。

これらの割引サービスを利用すれば安くグリーン車に乗ることが可能で、場合によっては普通席の正規運賃よりも大幅に安くなるケースもあります。

また、高齢者夫婦であれば「フルムーン夫婦グリーンパス」という格安でさらに乗り放題というものまであります。

別にお金持ちでなくても、それら割引切符を活用させればグリーン車に乗るのは何ら難しいことではないのです。

 

本当の金持ちはグリーン車に乗らないかも

グリーン料金が高い以上、グリーン車はお金持ちが利用するというイメージがありますが、実際のところグリーン車のコスパは悪く、見方によってはお金の浪費とも言えます。

特に、グリーン車は追加料金を支払っているのにもかかわらず、時短効果が全くないので、時間を優先する人にとってはグリーン車は不要です。

グリーン車を利用するぐらいなら時短効果の高いタクシーや、飛行機の航空券にお金をかけた方が合理的と考えている人もいるかもしれません。

 

また、お金持ちの人は時間を重要視し、無駄な浪費を控える傾向にあります。

もしかしたら本当のお金持ちは、コスパの悪いグリーン車を利用することはないのかもしれませんね。

参考:【乗る意味ある?】グリーン車のデメリットはこれだ!

 

まとめ:必ずしも「グリーン車=金持ち」とはならない

このようにグリーン車を利用する人には何らかの理由があって利用している人が多く、必ずしもお金持ちの人が乗っている訳ではありません。

快適な空間が欲しい人、プライバシーを守りたい人、割引切符を利用する人などその理由は様々です。

つまり、金持ちがグリーン車に乗るのではなく、グリーン車を必要としている人が乗っているのだと言えますね。