新大阪~博多を結ぶ山陽新幹線には「レールスター」という名称を持つ、特別な700系新幹線が走っています。

この新幹線は、現行の新幹線の中では唯一「個室」が付いている新幹線であり、他のN700系新幹線とはまた違った新幹線です。

 

かつては、「ひかりレールスター」として「ひかり」での運用がメインでしたが、現在では主に「こだま」で運用されています。

今回は、そんなレールスターの停車駅や料金、利用方法等について解説していきます。

レールスターの乗り方ガイド

レールスターの停車駅

レールスターが走行する区間は以下の通りです。

  • 新大阪(しんおおさか)
  • 新神戸(しんこうべ)
  • 西明石(にしあかし)
  • 姫路(ひめじ)
  • 相生(あいおい)
  • 岡山(おかやま)
  • 新倉敷(しんくらしき)
  • 福山(ふくやま)
  • 新尾道(しんおのみち)
  • 三原(みはら)
  • 東広島(ひがしひろしま)
  • 広島(ひろしま)
  • 新岩国(しんいわくに)
  • 徳山(とくやま)
  • 新山口(しんやまぐち)
  • 新下関(しんしものせき)
  • 小倉(こくら)
  • 博多(はかた)

途中停車駅は列車ごとに異なりますが、「ひかり」で運用される時も通過駅は少ないです。

そのため、主要駅間の移動で急いでいる場合には「のぞみ」を利用した方良いです。

関連:【山陽新幹線】のぞみ・みずほ・さくら・ひかりの違いとは?

 

また、各駅停車の「こだま」で運用される時は上記全ての駅に停車します。

 

ひかりレールスターの運行状況

現在、レールスター仕様の700系が「ひかりレールスター」として走るのは

  • 博多駅 6時00分発/岡山行き ひかり440号
  • 博多駅 6時17分発/新大阪行き ひかり442号
  • 新大阪駅 20時30分発/博多行き ひかり443号

の3本だけです。

※時刻は2018年7月現在のものです。臨時列車・車両点検等で変更になる場合があります。

 

こだま号の場合は半数以上がレールスター車両です。※1日に数本ほど500系またN700系で運用されています。

「こだま」であればレールスターの本数も多いので、単純にレールスターに乗りたいのなら新大阪~博多間の「こだま」を利用しましょう。

 

自由席と指定席の位置

レールスターは8両編成で運転されています。

「ひかり」で運用される時は、自由席は博多より1号車から5号車、指定席は6号車から8号車です。

 

「こだま」で運用される時は、1号車から3号車と7号車、8号車が自由席、4号車~6号車は指定席です。

なお、ひかり・こだま共にグリーン車はありません。

 

自由席車両の座席配置は、他の新幹線と同様3列+2列の座席配置となっています。

 

のぞみやみずほで使われるN700系には窓側側面にコンセントがありますが、レールスターの自由席にコンセントはありません。

コンセントが付いているのはオフィスシートと呼ばれる車両両端の座席のみです。

コンセントの位置は列車によって微妙に異なるので、切符購入の際にオフィスシートを利用したいと係員に伝えると良いです。

 

一方、指定席は2列+2列の余裕のある配置となっており、普通席ながらグリーン車と同じような座席配置となっています。

席数が少ない分、座席横幅が広く、新幹線の指定席車両としては乗り得な指定席車両と言えます。

 

個室の料金と利用方法

レールスターの8号車には個室(コンパートメント)が4室あり、個室は3人から4人まで利用することができます。

人数さえ満たせば利用できるので、大人1人子供2人、大人2人子供2人という場合でも利用できます。

 

1人~2人での利用はできないので注意しましょう。

 

また、個室が利用できるのは「ひかり」で運用される時に限られており、同じレールスターでも「こだま」で運用される時は個室は利用できません。

そのため、個室を利用できるのは

  • 博多駅 6時00分発/岡山行き ひかり440号
  • 博多駅 6時17分発/新大阪行き ひかり442号
  • 新大阪駅 20時30分発/博多行き ひかり443号

の実質3本だけです。本数が少ないので注意しましょう。

 

個室の利用料金は普通車指定席の料金であり、グリーン車のような追加料金はかかりません。

つまり、個室の利用条件を満たせば指定席料金はそのままで個室を利用できるという訳です。

 

例えば、博多から新大阪まで3人で個室を利用したい場合、博多から新大阪まで指定席料金5,390円が3人分、計16,170円で個室を利用できます。

通常の指定席料金と同じ料金で個室を利用できるので、3人~4人のグループで一緒に乗るなら個室がオススメです。

 

個室の指定券を購入したい場合は、みどりの窓口にて購入します。自動券売機では個室指定券を購入できません。

個室が利用できる「ひかりレールスター」自体少ないので、個室券を購入する際は早めに購入しておくことをオススメします。

 

まとめ:個室は「ひかりレールスター」のみ利用可能

このようにひかりレールスターは新大阪~博多間を結ぶ新幹線であり、レールスター仕様の700系新幹線が使われています。

ただ、現状では「ひかり」より「こだま」で運用されることの方が多いため、ひかりレールスターというより「こだまレールスター」といった感じになっています。笑

 

どちらにしてもレールスターの指定席は余裕のある2列配置で、現行の新幹線では唯一個室付きの新幹線なので、新幹線が好きな方はぜひともレールスターを利用してみてはいかがでしょうか?

なお、個室は「ひかりレールスター」でのみ利用できるので、個室に乗りたい方は注意しましょう。

 

ちなみに、一人でも利用できる個室は全国の鉄道を見ても珍しく、他には

ぐらいです。

気になる方はぜひとも他の個室列車も利用してみてくださいね!