富士急行線の特急列車の1つ「富士山ビュー特急」

富士急行には「フジサン特急」という特急列車もありますが、こちらのビュー特急では8500系という比較的新しいタイプの車両が使わているのが特徴です。

この列車は「富士山に一番近いプレミアムな鉄道旅」がキャッチコピーの列車であり、スイーツプランがあることでも知られています。

今回は、実際に富士山ビュー特急(自由席)に乗ってきたので、ビュー特急の乗り方や停車駅、乗車した感想等について書いていこうかと思います。

富士山ビュー特急の乗り方ガイド

富士山ビュー特急に乗るためには、フジサン特急と同じく乗車券の他に特急券が必要になります。※河口湖~富士山間の利用の場合は特急券は不要です。

列車は3両編成であり、2号車と3号車が自由席、1号車は特別車両の指定席となっています。(特別車両については後述)

ビュー特急の自由席を利用するためには、乗車券とは別に自由席特急券を購入しましょう。

ただし、お得な切符の「富士急特急フリーきっぷ」を利用する場合は、自由席特急券が無くても特急列車の自由席を利用できます。

特急券は富士急行線の駅窓口または自動券売機から購入できます。自由席特急券の予約は不要です。

ただ、特急券の販売には制限がないため、混雑時には座席に座れないこともあるので注意しましょう。

自由席料金は距離に応じて異なり、200円または400円です。

例えば、大月から都留文科大学前までは200円、大月から富士山~河口湖は400円となっています。

また、小人の特急料金は半額(10円未満は10円単位に切り上げ)となります。

 

特別車両(指定席)について

富士山ビュー特急の1号車は特別車両の指定席となっています。

指定席車両は自由席車両とは異なり、多くの座席が向かい合わせとなっているのが特徴です。

指定席を利用するためには乗車券の他に「特急券+特別車両券(900円)」が必要になります。特急券と特別車両券は別料金なので注意が必要です。

特別車両券の予約・購入方法は

  • 富士急コールセンター(0555‐73‐8181)にて予約後、当日改札窓口にて購入
  • インターネット予約後、当日改札窓口で購入
  • 旅行代理店より購入
  • 当日窓口で購入(空きがある場合)

の4つの方法があります。

また、特別車両では土休日限定でスイーツプランの列車も運行されています。

スイーツプランはツアー限定のプランであり、「富士急トラベル」より申し込みが可能です。

 

富士山ビュー特急の停車駅

富士山ビュー特急の停車駅は、

  • 大月(おおつき)
  • 都留文科大学前(つるぶんかだいがくまえ)
  • 富士山駅(旧:富士吉田駅)
  • 富士急ハイランド
  • 河口湖(かわぐちこ)

となっており、富士山ビュー特急は「特急フジサン」と同様に停車駅が少なく、富士急行線において最も速達性に優れた列車です。

大月から富士山までの所要時間は約40分、大月~河口湖で約48分となっています。

ただ、終点まで各駅停車の列車を追い越すことはないので、普通列車と比べると時短効果は10分~15分ほどです。

実際にビュー特急に乗ってみた

今回は大月駅から河口湖駅へとビュー特急の自由席で向かいます。

車内の内装は、ありとあらゆる箇所に木材が使われているのが特徴で、照明もやや薄暗く、落ち着きのある空間となっています。

また、車両末端部分が開放感のあるパノラマ仕様になっているのも特徴的です。

大月駅から河口湖駅まで乗り通しても1時間かからない特急列車ですが、1号車と2号車の間には多目的トイレが設置されています。万が一の体の不調も安心ですね。

ちなみに、この車両をデザインしたのはインダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治(みとおかえいじ)という方であり、JR九州の観光特急をデザインしていることでも有名な方です。

座席にはテーブルとドリンクホルダー、フットレストが付いています。(コンセントはついていません。)

座席の前後は十分余裕があり、体格の大きい人でも窮屈な思いをすることはないでしょう。

座り心地も良く、特急列車としては十分快適な列車と言えますね。

乗車してしばらくすると車掌さんが特急券の確認を行い、その後、車内販売も回ってきました。

大月を出発して、三つ峠(みつとうげ)駅を過ぎたあたりで富士山が見えてきます。

天気によっても見え方は異なりますが、周りに雲がなければ綺麗な富士山が見えます。

ちなみに、富士山駅でスイッチバックを行い進行方向が変わるため、どちら側の座席でも富士山を目にすることができます。

綺麗な富士山の景色を楽しんでいる内に、あっと言う間に終点の河口湖駅に着きました。

富士急行線は単線ですが、運行ダイヤがしっかりと組まれているため、長時間の待ち合わせが殆どないのも良いところですね。

所要時間は50分ほどと短時間でしたが、快適に過ごすことができました!

ちなみに、この日は臨時快速の「山梨富士」が隣に止まっていました。

長期休暇シーズン中の富士急行線ではいろんな車両が見られるので、お子様連れの方でも楽しめるかと思いますね。

 

まとめ:快適な車内でゆったりと移動できる

富士山ビュー特急は特急フジサンの停車駅と同じで、富士急行線において最も速達性に優れた列車となっています。

利用の際は乗車券の他に、特急券が必要になるので乗車前に購入しておきましょう。

普通列車と比べると時短効果は10分~15分程度ですが、快適な車内なので旅行気分を損なうことなく移動できます!

もし電車で富士急ハイランドや河口湖へ行くのであれば、ぜひとも富士山ビュー特急を利用してみてはいかがでしょうか?

以上、参考になれば幸いです。