こんにちは、鉄道旅行が好きなハヤマです。

2018年現在、夜行列車と言えば「サンライズ出雲・瀬戸」と、一部の超豪華クルーズトレインだけであり、夜行列車は既に過去の存在となってしまいました。

しかし、今から30年以上前、1985年の時刻表を見ると、今では考えられないほど多くの夜行列車が走っていたことが分かります!

 

当時の夜行列車には大きく分けると、寝台特急夜行列車(急行)の2つがあり、急行列車は寝台券がなくても利用できる安価な夜行列車でした。

そんな今は無きブルートレインがどのような列車だったのか、昔の時刻表から見ていきたいと思います。

1985年の寝台列車(寝台特急)一覧

寝台特急に関しては一覧が掲載されていたので、そちらを参考に見ていこうと思います。

 

東京~九州の寝台特急

東京~山陽・九州を結ぶ寝台特急は数多く、「富士」「はやぶさ」「さくら」「みずほ」「あさかぜ」などがありました。

 

最も運行区間の長い列車は東京~大分~宮崎を結ぶ「寝台特急富士」ですね。

時刻表を見たところ、東京~宮崎では片道21時間以上かかっています。笑

宮崎をお昼の12時に出て、東京到着が翌日の午前10時前と、とんでもない長旅です。

 

寝台特急瀬戸に関しては、まだ瀬戸大橋が開通していない時代なので宇高航路の宇野駅までの運転でした。

瀬戸大橋が開通し、瀬戸号が高松まで乗り入れるのは1988年になってからです。

 

また、現在のサンライズ瀬戸はこの寝台特急瀬戸が前身の列車です。

車両は違えど、2018年現在も運転している貴重な夜行列車なので、ぜひとも乗っておきたいです!

関連:【唯一の寝台特急】サンライズ瀬戸のシングルデラックスに乗ってみた

 

大阪~九州の寝台特急

大阪~九州の寝台特急も比較的多く、「彗星」「あかつき」「なは」「明星」などがありました。

どれもB寝台(客車二段式)の列車で、寝台券(6,000円)を購入すれば利用できました。

 

新大阪から西鹿児島や佐世保、宮崎など、九州の各地へ乗り換えなしで移動できることが分かります。

中でも「彗星」は所要時間16時間であり、関西発の列車としては長距離を走る列車ですね。

 

大阪~青森の寝台特急

「寝台特急日本海」は、大阪から金沢、新潟、秋田と経由して、青森へ行く寝台特急です。

大阪~青森を乗り換えなしで移動できる貴重な寝台特急でしたが、利用者減少に伴い2012年に廃止になっています。

 

ちなみに、現在の新幹線で新大阪~新青森を移動すると、片道約6時間で26,000円ほどかかり、さらに東京駅で乗り換えが必要です。

日本海が廃止されて以降、この区間を鉄道で移動する人はいるのでしょうか?笑

 

寝台特急ゆうずる/はくつる

上野から盛岡・青森を結ぶ寝台特急に、ゆうづる/はくつるの2つの列車があります。

1985年時点では大宮~盛岡に東北新幹線が走っていますが、当時はまだまだ夜行列車が活躍していました。

 

グリーン車は座席タイプであり、B寝台は三段式、A寝台は一部のゆうづるに付いていたみたいです。

新幹線と在来線の寝台特急を選べるのはちょっと羨ましいですね。笑

 

寝台特急北陸

上野と金沢を結ぶ寝台特急北陸は、1日1往復の運転となっていました。

現在の北陸新幹線「かがやき」の終電より後に出ており、仮にも現在運転されていたら金沢への旅行に使っていたかもしれませんね。笑

 

寝台特急あけぼの

上野から山形線と奥羽本線を経由して、青森へ向かう列車は寝台特急「あけぼの」です。

秋田新幹線開業後の2000年代になっても運転されていた夜行列車であり、人気の高い列車でした。

 

定期列車は2014年に廃止されましたが、臨時列車として運転されることが何度かありました。

 

寝台特急出羽(でわ)

上野~秋田を結ぶ寝台特急「出羽」が1日1往復運転されていました。

「あけぼの」とは異なり、上野から水上、酒田、秋田を通る上越線・羽越本線経由の夜行列車です。

 

出羽と同じく上野~秋田を移動できますが、所要時間の面では寝台特急「あけぼの」の方が短いです。

また、1993年に寝台特急「鳥海」に統合される形で「出羽」は廃止となり、その「鳥海」も「あけぼの」に統合される形で消滅してしまいました。

 

寝台特急「出雲」

寝台特急「出雲」は、東京~京都~米子~浜田を結ぶ寝台特急です。

現在も「サンライズ出雲」という名前で運行されていますが、岡山駅・伯備線経由に変更されています。

 

サンライズ瀬戸と並んで、2018年現在も定期運行をしている寝台列車です。

 

1985年の夜行列車(急行)

上記の寝台特急以外に、夜行列車として夜間に走る急行列車も数多く走っていました。

全てを紹介するのは大変なので、個人的に気になった夜行列車をピックアップして見ていこうと思います。

 

急行「きたぐに」「越後」

急行「きたぐに」と急行「越後」はどちらも大阪駅発着の夜行急行で、北陸本線を経由して新潟まで走ります。

「きたぐに」は、自由席や三段式の寝台にA寝台など、バリエーションに富んだ夜行列車でした。

 

急行「越後」も同じ区間を走る列車ですが年末の臨時列車であり、湖西線経由で走ります。※「きたぐに」は東海道線の米原経由

 

急行「利尻」「大雪」

北海道は長距離路線が多く、夜行急行もいくつか走っていました。

急行「利尻」は札幌~稚内を結び、「大雪」は札幌~網走を結んでいます。

どちらも自由席があるので、格安旅行で大活躍しそうな列車ですね。笑

 

ちなみに、現在の札幌~網走は特急大雪で約5時間半、札幌~稚内は特急宗谷で約5時間です。

正直なところ、昼間に長時間走るぐらいなら、夜行列車の方が時間の無駄がない気がします。笑

 

まとめ

今回、昔の時刻表を見て初めて知ったブルートレインもありましたが、やっぱり実際に時刻表を見てみると当時はまだまだ沢山の夜行列車が走っていて大変驚かされます。

今でこそ新幹線や飛行機で日本どこでも数時間で移動できますが、当時は夜行列車での移動が当たり前だったのです。

 

若者の私としては、昔の人が夜行列車に乗ってどのような旅情を味わっていたのか、とても気になります。

もしこの時代にタイムスリップしたら、夜行列車を乗り継いで日本を横断してみたいですね。笑

 

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