冬にしか見られない貴重な自然風景である「樹氷(じゅひょう)」

樹氷はマイナス5度以下の冷たい霧粒が樹木に付着・凍結してできるものであり、積雪量や季節風など一定の条件を満たさないと見られない貴重な現象です。

自然風景を見るのが好きな私も1度だけ見たことがありますが、自然が相手である以上、画像のような美しい樹氷を見れる確率はかなり低いと言われています。

今回は、そんな樹氷が見られる時期や、樹氷鑑賞ができるオススメの観光スポットについて紹介していきます。

樹氷の見頃はいつごろ?

樹氷の見頃は一般的に、1月下旬から2月下旬までが見頃です。

最盛期の樹氷はアイスモンスターとも言われますが、そこまで成長するまでは時間がかかります。

例年12月頃から樹氷の形成が始まりますが、1月中旬までは十分に形成されていないことが多いです。

逆に、最盛期が過ぎて3月に入ると気温が上がって樹氷が溶けしまったり、雨で一気に崩壊することもあります。

 

1月下旬から2月末にかけては樹氷が安定して形成されるため、最盛期の樹氷を見に行くのであればこの時期に行くのが良いです。

ただし、その年の積雪量や天気によっても、樹氷の姿かたちが変わってくるので注意しましょう。

 

樹氷がきれいに見られる条件

きれいな樹氷が見られるのは、吹雪が吹き終わった後の晴れの日です。

吹雪が発生すると、樹氷に付着する雪や霧粒も多くなり、樹氷が大きく成長します。

そのため、数日間吹雪が続いた後の晴れの日であれば、大きく美しい樹氷が見ることができます。

 

しかし、雪ではなく雨が降った場合は樹氷が崩れてしまうため、樹氷の形も変わってしまいます。

また、吹雪の時は視界が悪いので、広大な樹氷の景色が見られないこともあります。

 

天候に関しては運としか言えないので、悪天候の時は諦めも肝心です。

特に、晴天の樹氷の景色が見られるのは、シーズン中でも数日程度と言われているので、あまり過度な期待はしない方が良いです。

私も八甲田の樹氷を見に行った時は、吹雪で視界がとても悪かったです。(でも樹氷は見れます。)

 

樹氷鑑賞時の服装について

樹氷鑑賞を行う際は、防寒対策もしっかりと準備しておく必要があります。

特に、樹氷が見られる山頂付近は、麓より気温が低くなり天候も変わりやすく、時に吹雪や強風にさらされることもあります。

また、夜間に樹氷を鑑賞する場合は、さらに気温が低くなるので注意が必要です。

 

樹氷鑑賞時の服装としては、スキー場に行くときの服装を目安にしましょう。

最低限、ジャケットや手袋、帽子などは必ず身に着けるようにしたいです。

また、もっとしっかりと防寒対策をするのであれば、スキーウェアやカイロ、耳当てなども用意しましょう。

少し過剰になるぐらいを目安に防寒対策をしておくと、樹氷鑑賞の際にはちょうど良い感じになります。

 

樹氷が見れる主な観光地

山形の蔵王温泉

樹氷が見れる場所として最も有名な場所は、山形の蔵王です。

蔵王温泉からロープウェイを利用することで樹氷の見られる山頂まで行くことができます。

山形なので東京都心からもそこまで遠くなく、山形駅からバスで45分ほどの場所にあります。

また、毎年12月下旬から2月にかけて、夜間に樹氷のライトアップが行われるのも特徴です。

参考:蔵王ロープウェイ

 

青森の八甲田

青森の八甲田山(はっこうださん)も樹氷が見られることで有名な場所です。

八甲田山までは、青森駅からバスで約1時間の場所にあり、山頂まではロープウェイで移動できます。

ちなみに、私自身、初めて樹氷を見に行ったのがこの青森の八甲田山です。

参考:八甲田ロープウェイ

 

秋田の森吉山

秋田の森吉山(もりよしざん)の阿仁スキー場でも樹氷を見ることができます。

アクセスは、角館駅から秋田内陸縦貫鉄道の阿仁合(あにあい)駅へ行き、乗り合いタクシーで20分の場所です。

また、内陸線+乗り合いタクシー+ゴンドラ往復券がセットになった観光パスもあるので、樹氷鑑賞に便利です。

また、予約制ですが夜の樹氷鑑賞会も行われています。

参考:阿仁スキー場ゴンドラ

 

まとめ:樹氷を見るなら1月中旬~2月がベスト!

アイスモンスターと言われる最盛期の樹氷が見られるのは、おおむね1月下旬から2月の下旬頃までです。

ただし、きれいな樹氷が見れるかどうかは天候次第といった感じなので、いつでもきれいな樹氷が見れるとは限りません。

 

また、樹氷が見られる山頂付近は、強烈な寒さに見舞われるため、樹氷鑑賞をする際は防寒対策も必須です。

私自身、実際に八甲田に樹氷を見に行ってきたので、その時の体験記も参考にしていただければと思います。

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