鉄道ファンの方なら、(たぶん)誰しもが知っているであろう「国鉄115系・113系車両」

かつては横浜~東京の東海道線でも活躍していた車両であり、横浜在住の私も昔はよくこの電車に乗ったものです。

私自身、115系・113系は「乗っていて楽しい列車」の1つでしたが、今では老朽化による置き換えが進み、運用される地域もかなり減ってきました。

今回は、そんな国鉄115系・113系の魅力や、現状の運用状況、今後の見通しについて気になったので書いていこうかと思います。

国鉄115系・113系とは

国鉄115系は、1963年(昭和38年)~1983年(昭和58年)にかけて製造された車両で、寒さの厳しい地域や山間の急勾配への対応するために登場しました。

同時期に兄弟車両として作られた113系と外見上はほぼ同じであり、113系は平地での運用を想定した性能の違いがあります。

 

そんな115系・113系ですが、国鉄時代に作られた車両なので、既に製造後30~40年以上も経過している車両です。

これまでに何度も更新や改造が施されてきましたが、さすがに今の最新の車両と比べると古臭い列車なのは否定できません。

車内はガタガタとめちゃくちゃ揺れますし、走行音も今の列車に比べてかなりうるさいです。

 

そんな115系の魅力とは

今でこそ旧世代の列車となってしまった115系ですが、そこには今の列車にはない魅力があるのも確かです。

 

頑丈そうな外見に、古臭いながらも落ち着いた雰囲気の内装、そして鉄道旅行には欠かせないクロスシートなど、多くの魅力とロマンが詰まっています。

参考:【クロスシートとロングシートの違いって何?】鉄道の座席を解説!

 

特に、115系の独特のモーター音や、走行音はどこか懐かしい気分にさせてくれますね。

2000年代までは東海道線・横須賀線でも運用されていたため、横浜生まれの私にとっては、「湘南色スカ色」の115系が一番印象に残っています。

かつては当たり前のように利用していた「親しみのある列車」だからこそ、私のような鉄道好きな人は魅力を感じるのかもしれませんね。

 

115系の残存路線は多くない

115系が今での運転している地域・路線は数少なく、2018年3月時点での運用状況を調べてみたところ、

高崎・群馬地区両毛線(りょうもうせん)

吾妻線(あがつません)

新潟地区信越本線(しんえつほんせん)

越後線(えちごせん)

白新線(はくしんせん)

羽越本線(うえつほんせん)

近畿湖西線(こせいせん)

草津線(くさつせん)

長野地区しなの鉄道
四国予讃線(よさんせん)

土讃線(どさんせん)

広島・山陽地区山陽本線(さんようほんせん)

呉線(くれせん)

可部線(かべせん)

の6つの地区で運転されているのが分かりました。

 

113系・115系の運用に関しては大々的な発表もされておらず、気が付かない間に置き換えが進んでいることも多いため、正確な本数は分かりません。

また、115系が走っている路線でも他の列車と合間に運用されているため、必ずしも115系に乗れる訳でもありません。

列車の老朽化や置き換え状況を見ると、あと数年ほどで113系・115系の多くは廃止される可能性が高いです。

 

特に、2016年の8月からは211系への置き換えが進んだことから、高崎・群馬地区を走る115系に関しては近いうちに211系に置き換えられることでしょう。

※追記:2018年の3月で高崎地区の115系の引退が決まりました。

 

私が好きだったスカ色の115系も、もう一度乗ろうと思った頃には既に消滅しており、湘南色の115系も今や絶滅危惧となっています。

(スカ色は、 2015年10月28日に定期運用を終えていました。)

 

また、現時点で唯一、115系が主力となっているのは軽井沢~篠ノ井、長野~妙高高原の「しなの鉄道」です。

「しなの鉄道」は、全ての列車が115系なので、行けば必ず115系に乗れます。

私自身、それを知って実際に長野へ行ってきたほどです。笑

 

他の115系と違って、時刻表を調べなくても行けば確実に115系に乗れるので、1日乗車券を購入すれば1日中115系を満喫することもできます。

また、しなの鉄道では「115系電車 懐かしの車体カラー」として懐かしの車体カラーを再現した115系が走っています。

 

ちなみに、周遊にオススメの切符は、

の2つです。

北信州ツーデーパスなら「しなの鉄道」以外にも乗れて有効期限も2日間なので、個人的にはこちらがオススメかと思います。

長野へ観光へ行くのであれば、ぜひとも「しなの鉄道の115系」に乗っておくことをオススメしますね。

 

まとめ:置き換えも進んでいるため乗るなら今のうちかも

2018年3月時点で時間帯に関わらず確実に115系に乗れるのは、長野の「しなの鉄道」しかありません。

単純に「115系に乗りたい」というであれば、全列車が115系の「しなの鉄道」をオススメします。

 

新潟・四国・広島の一部地域でも115系はまだ走っていますが、じわじわと列車の置き換えが進んでいるため、時刻表をくまなく調べないと115系に乗れません。

恐らく、4~5年もしないうちにこれら115系の大半は無くなるのではないでしょうか?

もし乗ろうか迷っているのであれば、ぜひとも今のうちに乗っておいた方が良いですよ!

以上、参考になれば幸いです。