ジェットスターといったLCC航空は始発の便が朝早くから出発することもあり、それらの便を利用するのであれば前日に成田空港で野宿することも選択肢の1つとなります。
成田空港は24時間営業の空港なので空港内で朝まで過ごすことができますが、事前にある程度の準備をしておかないといろいろと困ることがあります。
今回は、私自身の体験談も踏まえて、成田空港で野宿するコツについて解説していきます。
(ちなみに、この記事は実際に成田空港で野宿している時に暇つぶで書きました。笑)
空港で野宿する方法はこう!
寝る場所について
格安航空であるLCCの飛行機は第3ターミナルから出発します。
そのため、早朝のLCCを利用するのであれば第3ターミナルか第3ターミナルに近い第2ターミナルで野宿するのが望ましいです。
ターミナル内にはいたるところにベンチがあり、24時間営業のコンビニもあるため野宿しようと思えば適当なベンチを見つけるだけで野宿は可能です。
ただ、快適に野宿をするのであれば以下の3つの場所で野宿することをオススメします。
第2ターミナルの北ウェイティングエリア
北ウェイティングエリアとは成田空港第2ターミナルにある大きな待合所です。
非常に多くのベンチがあり、フラットタイプのマットや畳のスペースもあります。
また、自動販売機やテーブル、充電器など、各設備も充実しているので快適性に優れます。
ベンチの座席は柔らかく、また非常に数が多いので横に寝っ転がっても十分余裕がありますね。
とにかく横になって休みたいという人にはオススメの場所です。
ただ、第3ターミナルへは400~500mほど距離があるので、寝坊すると第3ターミナルまで全力疾走することになります。
時間には余裕をもって行動するようにしたいです。
第3ターミナルのフードコート
フードコートは21:00に閉まってしまいますが、テーブルは自由に使うことができます。
また、紙コップが置かれている箇所があり、冷たい水を自由に飲むこともできます。些細なことですが夜に喉が渇いた時や薬を飲むときに重宝しますね。
テーブルなのでぐっすり寝ることはできませんが、その寝心地の悪さから寝坊を防ぎやすい場所です。
早朝便を利用するのであれば寝坊対策にテーブルで伏せて寝るのもオススメですね。(椅子を複数並べて横になって寝ている人も見かけましたが。笑)
深夜にテーブルが埋まることはまずないので、スペースに余裕があるのもメリットと言えます。寝れないときにもデスクワークができるので個人的には結構オススメの場所です。
ちなみに、この記事を書いていたのもこのフードコートのテーブルです。笑
第3ターミナルのソファーベンチ
先ほどのフードコートのすぐ近くにソファーベンチがあるので、そこで寝転がって寝ることもできます。
人が寝転がれるスペースが十分にあるので朝まで快適に過ごせますが、北ウェイティングエリアと違ってベンチの数が少なく利用者も多いので、状況によっては寝転がれるスペースがないこともあります。
「ターミナル受付から近い、快適に寝れる、近くにコンビニがある」の3点全てが揃っている場所なので、この場所で寝るのであれば少し早めに空港へ到着しておくと良いでしょう。
フードコートが閉まる21:00前に到着していれば、どこかしら場所を確保できるかと思います。
野宿に役立つ持ち物
アイマスク
成田空港は24時間営業のため、深夜になっても電気が消えることはありません。明かりがついたままなのでそのままの状態で寝ることは難しいです。
最低限アイマスクがあればまぶしい思いをすることはないので、アイマスクはぜひとも用意しておくと良いです。
耳栓
ターミナル内は何かと案内放送が入ったり、他の野宿している人の会話や行動などでうるさいこともあります。
基本的に深夜は静かなのでそこまで気にする必要はないかと思いますが、ぐっすり寝るのであれば静かな方が良いでしょう。
しっかりと寝るのであればアイマスクと一緒に耳栓も用意しておくことをオススメします。
振動タイプの目覚まし時計
空港で野宿する場合には、必ず時間通りに起きる必要があります。
飛行機に乗り遅れることは絶対に避けなくてはならないので、目覚ましも重要なアイテムとなります。
ただ、空港で目覚ましの音が鳴ると周りの人に迷惑がかかるので、振動タイプの目覚まし時計の方が望ましいです。
まとめ:最低限アイマスクがあれば寝るのには困らない!
このように成田空港は24時間営業なので野宿すること自体はそう難しくはありません。
しかし、夜でも明かりが消えないというのが一番辛いところなので、少しでも仮眠を取るためにもアイマスクは最低限用意しておくことをオススメします。
普通の野宿と違って空港の野宿は安全性、快適性ともに比べ物にならないほど良いので、もし早朝の飛行機を利用するのであれば空港で野宿してみてはどうでしょうか?