こんにちは、鉄道旅行&一人旅が好きなハヤマです。

先日、ひがし北海道フリーパスを利用して、JR花咲線の終着駅である根室駅に行ってきました。

 

根室駅は日本の最東端の終着駅であり、さらにその隣の東根室駅は日本の最東端の駅となっています。

今回は、そんな根室駅と東根室駅へのアクセス方法と、実際に花咲線に乗ってみた感想等について紹介していきます。

最東端の終着駅「根室駅」への行き方

根室駅は釧路駅から出ている根室本線の終着駅であり、片道約2時間30分前後かかる場所にあります。

釧路⇔根室間に特急列車はなく、普通列車と快速列車(快速はなさき/快速ノサップ)が走っています。

 

釧路発根室発
5時35分
快速はなさき
5時31分
8時18分8時22分
11時12分
快速ノサップ
11時3分
快速はなさき
13時25分13時33分
16時17分16時9分
18時56分19時1分

釧路⇔根室を通しで走る列車本数は1日6往復です。※2018年7月時点

釧路では特急スーパーおおぞらと接続していますが、上り下り共に乗り遅れると2~3時間待たされるので発車時刻には十分注意したいです。

 

日本最東端の駅は根室駅の一駅隣である「東根室駅」となっています。

列車の本数の都合上、途中下車するのは時間的に厳しいので、実際に足を運ぶのであれば根室駅から徒歩かタクシーで移動した方が良いでしょう。

 

また、釧路を11時12分に出る快速ノサップは東根室を通過するので注意しましょう。

 

ちなみに、2018年6月以降、釧路駅を8時18分に出る列車と、根室駅を8時22分に出る列車は東根室駅の停車時間を拡大しています。

この2つは停車時間に少し余裕があるので、どうしても鉄道で東根室駅に降り立ちたいという方はこちらの列車を利用しましょう。

 

根室駅までの運賃

釧路⇔根室の片道運賃は2,490円ですが、根室駅は終着駅なので必然的に往復分の切符が必要になります。

これは片道で青春18きっぷ1回分(2,370円)の元が取れてしまう金額です。

 

なお、釧路⇔根室間は普通列車と快速列車しか走っていないので、青春18きっぷの有効期間中なら18きっぷの利用がオススメです。

 

普通乗車券で往復すると交通費も馬鹿にならないので、基本的には各種割引切符の利用をオススメします。

ちなみに、私が実際に行った際に利用したのも「ひがし北海道フリーパス」でした。

 

実際に根室へ行ってみた

今回乗車した列車は、釧路駅5時35分発の快速はなさきです。

前日、釧路駅前のホテルに宿泊していたので、始発列車に乗って根室と納沙布岬へ行こうと思います。

朝早いですが夏至の6月ということもあり日の出は早く、5時過ぎには既に辺りも明るくなっていました。

 

花咲線の車両は国鉄時代のキハ54形です。この車両に乗るのは私自身初めてです。

 

花咲線に「快速はなさき」と「快速ノサップ」の2つの名前があるのは、かつて運行されていた急行列車が由来になっているみたいです。

2018年7月の時点で快速はなさきは釧路⇔根室を1日1往復、快速ノサップは釧路駅11:12発/根室行きの片道のみ運行しています。

ただ、どちらも途中停車駅が微妙に異なるので途中下車する際は注意したいですね。

 

座席は転換クロスシートで、車両両端はロングシートとなっています。

なお、使われる車両によって座席配置が違うみたいです。

 

クロスシートの座席位置は窓枠の位置とあっていないです。笑

無理やり改造した感じが何とも言えませんが、これはこれで新鮮な印象です。

 

列車は定刻通りの出発ですが平日の早朝ということもあり、釧路から乗車したのは私含めてわずか4人だけでした。

列車は釧路川を超えて東へと進んでいきます。

 

なお、根室行きの快速はなさきは、東釧路を出ると厚岸(あっけし)駅までノンストップです。

厚岸までの約40分間、列車は止まることなく山の中を進んでいきます。

 

列車は気動車ですが思っていた以上にスピードは速いです。

厚岸までノンストップということもあり、特急列車に乗っているかのような印象ですね。

 

ただ、要所要所で山の中を走るためか、携帯電話の電波が入らない区間も多いです。

 

厚岸駅に近づくと進行方向右側に広大な厚岸湾が見てきます!

列車はしばらく海岸沿いを走るため、車窓も海の景色が続きます。

 

厚岸を出ると外は湿地の景色に代わってきます。

写真は撮れなかったのですが、水鳥の姿もありました。

 

釧路から約55分、茶内(ちゃない)駅に到着です。

茶内では根室からの始発列車との行き違いで5分ほど止まります。

 

列車はその後も平野部をひたすら走っていきます。車窓も実に北海道らしい景色が広がります。

自然風景が好きな私にとっては最高の車窓です!

 

厚床駅は旧標津線の分岐駅です。かつてはここから中標津へと列車が出ていました。

北海道の鉄道は1980年代を境に多くの路線が廃止となっていますが、その理由の殆どは沿線産業の衰退による人口減少が原因みたいです。

2018年になった今でも多数の赤字路線を抱えているJR北海道ですが、やはり乗れるうちに乗っておいた方が良いでしょう。

 

ちなみに、厚床からは地元の学生さんらしき人が1人だけ乗車しました。

 

落石駅では学生さんが数十人乗り、閑散とした車内は一転して賑やかになりました。

根室駅に着くのがちょうど8時頃なので通学路線として使われているのでしょう。

逆に言えば、彼ら通学利用の学生が花咲線を支える最後の砦とも言えますね。

 

その後も相変わらず牧草地の景色が広がり、列車は淡々と平原の中を進んでいきます。

住宅がぽつぽつと見えるだけで、あとはひたすら自然風景です。

 

根室駅出発から約2時間20分、ついに日本最東端の駅「東根室駅」に到着しました!

東根室駅では多くの学生さんが下車していきました。

彼らは日本最東端の駅を利用し、最東端の学校に通学する学生かもしれません。

 

運行時刻の都合上、残念なことにホームに降りての記念撮影はできませんでしたが、実際に東根室駅に訪れることができたのはやっぱり嬉しいです!

東根室周辺は住宅が広がっており、これまでの自然景色とは一変します。

 

そして、東根室駅から約3分、日本最東端の有人駅「根室駅」に到着です!

 

駅のホームには最東端の有人駅であることの看板が立っていました。

ここに来ると日本最西端の駅たびら平戸口駅やJR最西端の佐世保駅を思い出しますね!

 

この後は根室交通バスに乗って、日本最東端の岬である「納沙布岬」に行ってきました。

 

納沙布岬へ行くバスは、基本的に花咲線のダイヤと接続しているので乗り換えはスムーズです。

 

なお、文章が長くなってしまうので納沙布岬については「【納沙布岬への行き方ガイド】実際に日本最東端の岬へ行ってみた」を参考にしていただければと思います。

 

納沙布岬を観光した後、再び根室駅に戻ってきました。

帰りの列車は根室駅を11時03分に出る、快速はなさきです。

 

この日は2両運転で、後ろの車両がルパンのラッピングでした。

 

座席配置も少し違っており、こちらはテーブルが付いています。

 

帰りの列車に乗る前に窓口にて記念入場券を購入しておきました。

硬券も販売されているので、コレクターの方は忘れずに購入しておきましょう。

 

帰りものんびりと車窓を眺めつつ、列車の旅を楽しみました。行きとは反対側の座席に座ると両方の車窓を楽しめますね。

ただ、列車の揺れとほど良く差し込む日差しのおかげで、途中から寝てしまいましたが。笑

 

13時18分、釧路駅に到着です。この後はくしろ湿原ノロッコ号にも乗りました。

関連:【くしろ湿原ノロッコ号乗車記】乗るなら指定席車両がオススメ!

 

今回、納沙布岬への往復込みで約8時間弱の旅でしたが、花咲線の車窓・納沙布岬共に大満足です!

牧草地の大自然と太平洋の景色を一度に楽しめる絶景路線なので、鉄道好きな方はもちろん、自然風景を楽しみたい方にもオススメの路線と言えますね!

 

まとめ:行くのは大変だが達成感も大きい

今回久々の鉄道旅行でしたが、やはり最東端の終着駅だけあって達成感は非常に大きいです!

単純に釧路⇔根室を往復するだけなら5時間程度ですが、納沙布岬まで行く場合は半日かかるので予めしっかりと計画を立ててから行った方が良いでしょう。

 

また、根室駅と東根室駅は少し離れているので、両方の駅に訪れたい方は停車時間を拡大している列車に乗ることをオススメします。

どちらにしても列車の本数が少ないので、根室駅へ行く際は列車時間に十分注意してくださいね。

以上、参考になれば幸いです。

 

JR北海道・関連記事

【日本の端っこ駅シリーズまとめ】東西南北の端の駅はこれ!

【くしろ湿原ノロッコ号乗車記】湿原を一望できる観光列車!

【特急スーパーおおぞらの乗り方ガイド】オススメの割引切符はこれ!