本日2017年7月30日、横浜在住の私は「横浜市長選挙」の投票に行ってきました。

選挙というと近年は「投票率の低下」「若者の選挙離れ」が浮き彫りとなり、メディアでも話題になっていますよね。

実際に投票してきた私も、現状の選挙制度にはいくつか不満点があるので、投票率が低下するのは正直仕方がないのではと思います。

今回は、そんな「投票率低下の理由」について非常に気になったので、自分の選挙に対する意見を含めながら書いていこうかと思います。

投票率が低下した理由とは

選挙に行くのがめんどくさい

恐らく、選挙に行かない方の多くは「わざわざ投票所まで足を運ばなくてはいけないのは面倒」と思っていることでしょう。

かくいう、私もそう思う一人です。笑(正直、日曜の休みの日ぐらい家でゆっくり休んでいたいです。)

 

インターネットがこれほど普及している時代にも関わらず、依然として選挙は紙媒体のアナログな方法で行わてています。

そのため、期日前投票・通常の投票共に選挙で投票するためには、原則として実際に投票所へ足を運ぶ必要があります。

また今回の横浜市長選挙を例にすると、7月30日という真夏のクソ暑い時です。

たかだか紙切れ1枚の投票のためにこんなクソ暑い中、誰が好き好んで自宅から遠く離れた投票所までいくでしょうか?(ましてや無理な外出は熱中症の危険もあります。)

 

ネット上で投票できれば、例え投票日が真夏・極寒・大雨・大雪といった厳しい環境にあっても、安全な室内から投票できるので無駄な体力を使わずに済みます。

また、時間に融通が利きやすいネット投票なら、スマホ操作に慣れている若い人の投票率が上がる可能性も少なからずあるはずです。

ネット上で金融取引が行われたり、マイナンバー制度も浸透し始めている過程を見ると、ネットで投票するために必要な技術的な問題は無いのではと思います。

「セキュリティの問題」や「秘密選挙の問題」といった心配はありますが、投票率が低下している現状において、ネット投票は投票率を上げるきっかけとなるのではないでしょうか?

 

政治に対する不信感

これも投票率低下の大きな原因の1つかと思います。

政治家の中には、選挙期間中に言っていた公約とは異なる政策を勧めたり、自分の意見をコロコロと変えるような人もいます。

そのような有権者の期待を裏切る行為が多発すれば、政治家に対する不信感を抱くのは極当たり前の結果と言えるでしょう。

特に、近年はネットの普及もあり、政治家の不祥事ともあれば、すぐに知れ渡るようになったことも不信感を高めた要因の1つと言えます。

政治家に対する不信感が強くて「誰に投票しても同じ」「どの立候補者も信用できない」と感じることも投票率の低下に関係しているのだと思います。

一票の格差や死票・票割れの問題

これらは選挙制度そのもの問題であり、自分が投票しても意味がない(=投票しない)と有権者が感じてしまう大きな原因でもあります。

小選挙区制では、一つの区から一人の当選者を選び出す選挙制度ですが、その地区の人口によって1票の持つ価値が変ってしまいます。(一票の格差)

 

また、代表を1人選出する選挙の場合、2位以下の人に投票した有権者の票は全て死票となってしまいます。

今回、私が投票してきた横浜市長選挙がまさにそうですね。

市長になれるのは1人だけなので、2位以下の人に投票した人の票は全て死票となります。

多数決の選挙である以上、必ず一定数の死票が出るため、ある程度の死票は仕方がない面もあります。

しかし、現状の選挙では「票割れ」によって死票が大量に発生する問題もあります。

 

立候補者が3人(A,B,C)、当選できるのは1人のみという選挙を例にしてみましょう。

ある政策に賛成派の立候補がA反対派の立候補がBとCがいるとします。

この選挙の場合、政策に反対する有権者はBまたはCのどちらかに投票することになります。

しかし、この場合、政策反対派の有権者の票は、同じ反対派のBとCに分散されてしまいます。(票割れ)

当選できる立候補者は1人のみなので、例え反対派の投票総数(B+C)が賛成派の票数(A)より多い結果でも、票が割れが起こると政策賛成派のAが当選してしまう可能性があるのです。

日本の選挙には「立候補者が3人以上の場合、決選投票を行う」というような決まりはなく、選挙は一発勝負なので、多くの死票が発生します。

このような死票が大量に発生してしまう現状の選挙形態では、「自分が投票しても意味がない」と思われてしまうのも無理はないでしょう。

 

選挙カーや街頭演説に対する嫌悪感

これは個人的な意見ですが、選挙カーや街頭演説がうるさすぎて選挙に対するイメージが悪くなることも間接的な原因ではないでしょうか?

私が住んでいる場所の近くには交通量の多い道路があるため、選挙の時期になるとほぼ毎回選挙カーが走ります。

せっかくの休日にゆっくりしたいと思っていても、うるさい選挙カーのせいで落ち着かないということもあるでしょう。

ひたすら立候補の名前を連呼したり、場所をわきまえずバカでかい声で演説を行いますが、そのうるささはまさに公害レベルです。

 

まして近年は、子供の騒ぎ声や工事の音といったのちょっとした騒音で苦情が出ることも珍しくない時代です。

そんな時代の変化にも関わらず、依然として迷惑でうるさいだけの選挙カーを走らせる精神は甚だ理解できませんね。

若い人に「選挙=むかつく・うざい・うるさい」という悪い印象を持たれるのも無理はないかと思います。

まとめ:今の選挙は正直時代遅れだと思う

以上、投票率の低下した理由を長々と書いてきましたが、あなたは選挙についてどう思うでしょうか?

正直、今の選挙形態は現代人の生活スタイルに合わなくなってきているのが、投票率低下の根本的な原因かと思います。

「ネット投票ができず、投票所に行くのがめんどくさい」「自分が投票しても意味がない」そう思われてしまっている以上、一方的に「選挙に行きましょう!」と言うだけで投票率を改善するのは困難です。

個人的に投票率の改善のためには

  • ネット選挙・投票の確立
  • 死票の削減・票割れ対策

の2つが重要なのではないかと感じます。

投票までのプロセスを簡素化して、自分の投票が無駄になりずらい選挙システムを再構築することが、今の選挙に必要なのだと思いますね。