JRの新幹線や在来線の特急列車の多くに指定席がありますが、この指定席料金はシーズンによって若干前後します。

JRではこのシーズンによる価格差を

  • 繁忙期(はんぼうき)
  • 通常期(つうじょうき)
  • 閑散期(かんさんき)

の3つに分けて設定しており、それぞれ指定席特急料金に若干の差があります。

今回は、そんな繁忙期・通常期・閑散期の意味や、対象となる列車について分かりやすく解説

繁忙期・通常期・閑散期の意味

繁忙期に新幹線や特急列車の指定席を利用する場合、通常の指定席特急料金から200円割増となります。

一方、閑散期に利用する場合、通常の指定席特急料金から200円割引となります。

 

ざっくり言えば、混雑が予想される日には指定席料金が少し高くなり、逆に利用者の少ない日は料金が少し安くなるという仕組みです。

そして、繁忙期と閑散期のどちらにも該当しない日を通常期と呼びます。

 

対象は指定席特急料金だけであり、自由席特急券やグリーン車指定券、在来線普通列車の座席指定券やライナー券等は対象外です。

 

繁忙期・閑散期の具体例

例えば、特急スーパーあずさを利用して、新宿から松本へ行く場合を例に見てみましょう。

新宿から松本までの指定席特急料金は通常期だと2,900円です。

 

この場合、繁忙期だと+200円となり3,100円に、閑散期だと-200円で2,700円と料金が変わります。

 

新幹線のケースも見てみましょう。

東海道新幹線「のぞみ」の指定席を利用して、東京~新大阪を移動した場合、通常期の指定席料金は5,700円です。

 

新幹線の場合も同様に、繁忙期には+200円で5,900円に、閑散期には-200円で5,500円となります。

 

3つ目に、在来線の快速列車で全席指定席の越乃 Shu*Kuraを例に見ていきます。

 

この列車は全席指定席ですが特急列車ではないため、繁忙期・閑散期の設定はなく均一料金となっています。

 

繁忙期・閑散期で値段が変わるのは、あくまでも新幹線または特急列車の指定席料金だけなので注意しましょう。

 

繁忙期・閑散期の設定がない列車

多くの特急列車は繁忙期や閑散期による指定席料金に変化がありますが、一部の対象外の列車があります。

 

対象外となる条件・列車は以下の通りです。

  • 自由席特急券
  • 在来線普通列車/快速列車の指定席券
  • 特急ひたち/ときわ
  • 特急スワローあかぎ/あかぎ
  • 東武鉄道直通・特急スペーシア/日光/きぬがわ
  • JR北海道の在来線全て(特急ライラック・特急スーパーおおぞらなど)
  • JR九州の在来線全て(特急ソニック・特急かもめなど)

 

これらの指定席は、乗車日にかかわらず全て通常期の料金となります。

JR北海道の北海道新幹線とJR九州の九州新幹線は共に繁忙期と閑散期の設定がありますが、在来線に関しては全て通常期です。

 

例えば、JR九州の全席指定席の特急列車である「ゆふいんの森」や「指宿のたまて箱」などは、同じ特急列車指定席でも全て通常期となります。

JR北海道とJR九州は少しややこしいので注意しましょう。

 

繁忙期・閑散期の設定期間(2018年版)

2018年7月から2019年3月までの繁忙期・閑散期は以下の通りです。

繁忙期

・7月16日、21日~31日
・8月1日~31日
・9月17日、23日、24日
・10月8日
・11月3日、23日
・12月23日~31日

 

閑散期

・9月3日~6日、10日~13日、18日~20日、25日~27日
・11月1日、5日~8日、12日~15日、19日~21日、26日~29日
・12月3日~6日、10日~13日、17日~20日

※情報は2018年7月時点です。変更があり次第、修正致します。

 

利用者が多くなるであろう春休みやGW、夏休み、年末年始、連休最終日などは大抵繁忙期となっています。

一方、閑散期は利用者の少ない、2月、6月、9月、11月、12月上旬の平日に設定されていることが多いです。

少しでも安く利用するのであれば閑散期を狙ってみると良いでしょう。

 

まとめ:繁忙期は少し高く、閑散期は少し安くなる仕組み

このようにJRの指定席特急券は、シーズンによって指定席特急料金が若干異なります。

繁忙期は200円割増となり、逆に閑散期には200円引きとなります。

 

正直なところ、飛行機や高速バスのチケットに比べても価格の弾力性が極めて低く、あってもたった200円の違いなので、過度に繁忙期・閑散期を気にする必要はありません。

あくまでも「ちょっと高く(安く)なるな~」程度に覚えておきましょう。

以上、参考になれば幸いです。