鉄道技術の最先端が集約されている「新幹線」

新幹線の一番の特徴は「速さ」にありますが、1964年に初めて登場した新幹線「0系」の最高速度は210キロでした。

 

そんな新幹線の速さも50年近くで大きく進化を遂げ、今現在の新幹線は最速320キロと0系新幹線から100キロ以上も速くなっています。

今回は、そんな日本の新幹線の「速さランキング」について書いていこうと思います。

新幹線の速度ランキング

1位:東北新幹線(宇都宮~盛岡)

2018年時点で最も最高速度が高い新幹線は東北新幹線の「はやぶさ」E5系です。

東京~宇都宮間は速度制限のため遅いですが、宇都宮を過ぎると一気に加速していき、宇都宮~盛岡間は最速320キロで走ります。

 

なお、同じ東北新幹線内を走る「はやて」や「やまびこ」でも、同じE5系なら300キロ以上出すことがあります。

また、はやぶさに連結している秋田新幹線の「こまち」E6系も東北新幹線内では実質的に最速の列車と言えます。

 

関連:【6つの種別】東北新幹線「はやぶさ/はやて/やまびこ」の違いについて

 

この最高速度は日本最速であるだけでなく、世界の高速鉄道ランキングで見てもフランスのTGVとドイツのICE3に並ぶ世界第2位の速さです。

 

ちなみに、2018年11月時点での営業最高速度(お客さんを乗せて走る時の速度)世界1位は、中国高速鉄道の「復興号」最速350キロとなっています。

 

2位:山陽新幹線(姫路~博多の一部)

日本で2番目に早い新幹線は、山陽新幹線の最速達列車である「のぞみ」と「みずほ」N700系です。

最高速度は300キロであり、姫路~博多間の一部区間で300キロを出します。

 

ただ、山陽新幹線はトンネルが多い新幹線なので、東北新幹線の「はやぶさ」と比較して、その速さを体感しずらいかもしれません。

 

3位:東海道新幹線

3番目に早い新幹線は、日本初の新幹線である東海道新幹線です。

最高速度は285キロとなっており、最速達列車である「のぞみ」のN700系が285キロで走行します。

 

最速285キロを出すのは新横浜~新大阪間となっていますが、実際に速度を出せるのは新横浜~小田原、三島~掛川といった比較的カーブが緩やかな区間に限られます。

しかし、開業当時の210キロから75キロもスピードアップしていることを踏まえれば相当な技術進歩と言えますね。

 

線形の都合上、これ以上の速度向上は難しいように思えますが、その辺は後のリニア中央新幹線が引き継いでくれることでしょう。

リニアは既存の新幹線とはまた違った存在ですが、リニアの最高速度は500キロを超える予定です。

 

4位:北海道・北陸・九州新幹線

ランキング4位に来るのは

  • 北海道新幹線
  • 北陸新幹線
  • 九州新幹線

の3つの新幹線で、最高速度は共に260キロです。

どれも開業してから比較的新しい新幹線ですが最高速度はあまり高くなく、上記3つの新幹線と比べると大分速度は下がります。

 

その理由は、これらの新幹線は「整備新幹線区間」という扱いであり、整備新幹線の最高速度は「全国新幹線鉄道整備法」という法に基づいて設定されています。

技術的には260キロ以上出すことは可能ですが、法の問題や沿線の騒音問題、需要等の問題があるために、これらの新幹線の最高速度は皆同じになっているのです。

 

ただ、今後の法改正次第では、これら新幹線の制限速度が変動する可能性は大いに考えられますね。

 

5位:上越新幹線

5位に来るのは上越新幹線であり、最高速度は240キロです。

かつては、日本最速の275キロ運転が行わていた上越新幹線ですが、使用車両や需要の面から今では240キロでの運転となっています。

 

ちなみに、2018年現在、2階建ての新幹線E4系が走っている唯一の新幹線となっています。

E4系は2020年度末までに廃止され、近い将来、日本の鉄道から2階建て新幹線は完全に姿を消します。E4系に乗るなら今のうちです!

 

参考:【E4系乗車記】廃止前に乗っておきたい最後の2階建て新幹線

 

なお、廃止後は現在北陸新幹線で使われているE7系が走ることになるため、もしかしたら速度の面でも変化が起こるかもしれませんね。

 

6位:秋田・山形のミニ新幹線とその他列車

秋田新幹線と山形新幹線は共に東北新幹線に乗り入れていますが、

  • 山形新幹線:福島~米沢~山形・新庄間
  • 秋田新幹線:盛岡~秋田間

の2つの区間はミニ新幹線として東北新幹線から切り離されて走行します。

 

厳密に言えば、この区間は在来線という扱いであるため、新幹線ではありません。

在来線区間での最高速度は130キロとなっています。

 

在来線内は遅いですが在来線から新幹線区間に入った際の速度変化がはっきりと分かるので、速度の違いを気軽に楽しめるのが特徴です。

特に、秋田新幹線の「こまち」は最速の「はやぶさ」と連結するので、その違いを大いに楽しむことができますよ!

 

ちなみに、上越新幹線の越後湯沢~ガーラ湯沢間と、山陽新幹線の博多南線も新幹線車両を使う路線ですが、在来線扱いなので最高速度は130キロとなっています。

 

まとめ:「東北>山陽>東海道」の順に速い!

このように日本の新幹線の速さランキングは

  1. 東北新幹線「はやぶさ」:320キロ
  2. 山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」:300キロ
  3. 東海道新幹線「のぞみ」:285キロ
  4. 北海道・北陸・九州新幹線:260キロ
  5. 上越新幹線:240キロ
  6. 山形新幹線・秋田新幹線:130キロ

となっており、2018年現在、東北新幹線の「はやぶさ」が日本で最も速い新幹線です。

 

1位~3位間の新幹線は、乗り比べても違いが分からないかもしれませんが、1位と4位の新幹線では60キロも差があるので、速さの違いを感じられるかと思います。

時間とお金に余裕のある方は、新幹線の速さの違いを楽しむのもいいかもしれませんね。私もいつかは試してみたいです。笑

 

※在来線最速ランキングも作成しました!

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