2018年7月現在、JR北海道の学園都市線(札沼線)の終着駅にある新十津川駅ですが、この駅を発着する列車は1日たった1本だけです。

 

また、新十津川駅~浦臼駅間は利用者が極端に少ないため、現状いつ廃止・廃線になってもおかしくはない区間であるため、乗れるうちに乗っておきたいところです。

今回は、そんな新十津川駅に行くことができたので、その行き方や体験記について解説していこうと思います。

新十津川駅への行き方

新十津川駅は、学園都市線の終着駅であり、札幌駅からの所要時間は約2時間30分です。

 

新十津川方面へ行く電車は、石狩当別(いしかりとうべつ)駅を7時45分に出発する列車が最終となります。

その列車に乗り換えるためには、札幌駅・学園都市線を6時39分に出発する列車か、その次の6時58分発の列車に乗る必要があります。

 

札幌から新十津川駅までの運賃は片道1,640円です。

普通列車だけなので青春18きっぷを使うのも良いでしょう。

 

また、新十津川駅と函館本線の滝川(たきかわ)駅はかなり近い場所にあるため、新十津川を訪れるだけならそれほど難しくはない場所です。

 

また、滝川駅では函館本線の特急列車「特急カムイ」「特急ライラック」などが30分に1本程度で来るので、滝川駅からの乗り換えは苦労しません。

朝一番で滝川駅から新十津川駅へ行き、新十津川発の最終列車に乗るという方法もありますが、どちらのルートを選ぶかはお好みで。

 

実際に新十津川駅へ行ってみた

この日は朝早くの学園都市線に乗るため、前日も早くに寝て、朝5時前に起床しました。

新十津川へ行く列車が一本しかない以上、乗り遅れたらその日は終了となってしまうため、とにかく朝の時間には注意したいですね。

 

駅の指定席券売機で切符を購入します。

青春18きっぷの利用期間だったので18きっぷを使っても良かったのですが、新十津川の駅名が入った切符が欲しかったこともあり、あえて普通の切符を購入しました。

 

私が実際に乗ったのは、一本早くに石狩当別へ行ける6時39分発の普通列車です。

58分の列車でも乗り換えには余裕がありますが、希望の座席に座りたかったので早めに行くことにしました。

 

列車は6両編成でしたが早朝の列車ということもあり、乗車した人は数人程度でした。

 

列車は定刻通りに出発した後、石狩当別に向かって走り出します。

まだ日の出前の時間だったので外の様子は分かりませんが、この日は朝から雨が降っていました。

 

しばらくすると辺りも明るくなり、周辺には田園風景が広がります。

一面の雪景色はやはり北海道ならではの景色と言えますね。

 

本当に辺り一帯が雪景色であり、ぼーっと眺めていると眠くなってきます。笑

 

札幌から40分ほどで石狩当別に到着しました。

 

ここからはいよいよ新十津川行きの列車に乗り込みます。列車はキハ40の1両編成です。

一気にローカル線の雰囲気となりますが、やはりこの列車に乗ると鉄道旅行をしている気分になれますね。

 

この時の車内はガラガラ状態で、私を含めて4人しか乗っていませんでした。

 

しかし、札幌駅を6時58分に出る後続の列車が来ると、車内はかなり混みあってきました。

一本前の列車で着ておいて正解でしたね。

とはいっても、その乗客の殆どは次の駅の「北海道大学駅」で降りてしまったため、最終的に各ボックスシートに一人ずつ座っている感じです。

 

列車は雪の中をひたすらに走っていきます。

のんびりと車窓を楽しめるので、列車旅が好きな人にとっては最高でしょう。

 

石狩月形で20分ほど対向列車の待ち合わせがあります。

石狩月形から終点の新十津川駅までは1閉塞なので、ここから先は1列車しか入ることができません。

また、この駅で数人ほど降りる人がおり、車内は私を含めて6人しか乗っていませんでした。

 

浦臼(うらうす)駅からは、いよいよ1日1往復しか列車が走らない区間となります。

1日1往復の駅は

  • 鶴沼(つるぬま)
  • 於札内(おさつない)
  • 南下徳富(みなみしもとっぷ)
  • 下徳富(しもとっぷ)

の4つです。

この4つの駅もいずれは廃止になってしまう可能性が高いので、興味のある人は早めに訪れると良いでしょう。

 

相変わらず周辺には何もなく、民家もほとんど見当たりません。列車を利用する人がいないのも目に見えて分かりますね。

また、石狩月形駅以降、列車を乗り降りする人は一人もいませんでした。

 

於札内駅ですが駅舎もかなり簡素な作りとなっています。

中に掲示してある時刻表もスカスカであり、利用する人がほとんどいないことが分かります。

 

そして、石狩当別から約1時間45分、いよいよ終点の新十津川駅が近づいてきました。

札幌~石狩当別は大したことありませんでしたが、石狩当別~新十津川が異様に長く感じられましたね。

 

ついに終着の新十津川駅に到着しました!駅では地元の幼稚園児たちが出迎えてくれます。

子供たちは雪が降っているにもかかわらず、元気いっぱいです。

 

駅に到着した人にはポストカードを配っていました。

カードには幼稚園児たちが書いたのであろうイラストが描かれています。

 

駅舎内は数々の写真や掲示物が貼ってあり、とても1日1本の駅とは思えないほど充実しています!

過去のイベントの写真や新十津川駅の歴史など、その思い出がたくさん詰まっているのが分かりました。

 

そして、この時刻表。もはや表ではなく「時刻」となっていますが、これでも一応「時刻」です。笑

この時刻表を見て、本当に新十津川駅は1日1本しかないのだと強く実感しましたね。

 

駅の掲示には滝川へ行くバスの案内も掲示されていました。

観光で来た人にとっては地元のバスは分かりずらいので、このような掲示があると大変助かります。

また、駅には駅ノートやスタンプも置いてあるので、記念にスタンプを押しておきました。

 

そんなこんなで駅舎内をじっくり見ているうちに、列車の出発時刻となりました。

新十津川駅9時40分発、石狩当別行きの日本一早い最終列車が出発します。

 

駅のホームで幼稚園児たちが手を振って列車を見送ります。私も最終列車が出発するところを見送りました。

そして、この駅にはもう明日の朝まで列車はやってきません。

新十津川駅の停車時間はたったの10分程度なので、折り返し列車に乗る場合は急いで見て回る必要がありますね。

 

私はこの後、すぐ近くの新十津川の役所へ行き、終着駅の到着証明書をもらいました。証明書は1階窓口にて配布しています。

その後、役所前のバス停から路線バスに乗って滝川(たきかわ)駅へ行きます。

 

バスの時刻は9時50分発と、こちらもあまり時間に余裕がないので少し駆け足となってしまいました。

 

滝川駅まではバスで15分ほどと結構近い距離にあるので、バスに乗り遅れなければ帰路で困ることもないでしょう。

役所から滝川駅前ターミナルまでの運賃は230円です。

 

無事に滝川駅に到着しました。ここからは普通列車に乗り換えて岩見沢方面へと戻りました。

新十津川の滞在時間はわずか30分程度と駆け足になってしまいましたが、列車に乗って行くことができて良かったです。

 

余談ですが、旅行から帰った後、切符や証明書などをキャンパスに貼り付けてしっかりと保存しておきました。

 

また、新十津川の名前が彫られたキーホルダーも頂いたので、これも一緒に保存してあります。

関連:【思い出が沢山!】旅行記念に切符を持ち帰りたい時の対処法&保管方法

 

今回は平日ということもあったので人が少なかったようですが、地元の方曰く、土日祝日には多くの人が訪れるようです。

もし都合が合うのであれば、比較的人の少ない平日に行くことをオススメしますね。

 

まとめ:列車で行くには早起きが必要

このように札幌駅から新十津川駅へ行く場合には、朝早くの列車に乗る必要があるため、実際に列車に乗って行くのは結構大変です。

しかし、それでこその列車旅でもあるので、鉄道ファンの方であればぜひとも1度は訪れておきたい場所の1つと言えます!

 

廃止を惜しむ声は多々ありますが、現状、浦臼~新十津川の区間はいつ廃線になってもおかしくない区間なので、気になる方は早めに訪れることをオススメしますね。

 

ちなみに、この日の午後は2019年度を目途に廃線が決まっている石勝線の夕張支線にも乗りに行きました。

【夕張訪問記】廃止が決まっている夕張支線にも乗ってみた

 

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