西武鉄道が2017年3月25日から運用を開始した「Sトレイン」

平日は通勤ライナーとしての役割を担い、土休日は秩父と渋谷・横浜を結ぶお出かけ及び観光列車として活躍します!

今回は、まさに運行初日のSトレインに乗車したので、その体験記について紹介したいと思います。

Sトレインの停車駅や切符の予約方法についてはこちら(クリックで移動します。)

Sトレイン体験記

今回、私が乗ったSトレインは、土休日の夕方に運行される西武秩父駅発のSトレイン4号です。

17時5分に西武秩父駅を出発する列車であり、渋谷・横浜を経由して、終点の元町・中華街まで走ります。

駅には30分ほど前に着きましたが、既にホームには人だかりができていました。

一眼レフを持った鉄道ファンの方や家族連れの人でにぎわっていましたね。

やはり運行初日は珍しさから気になる人も多いのでしょう。(かく言う私もその一人ですが。笑)

出発の10分前ほどに列車が到着しました。ドアの塗装が特徴的で結構印象に残ります。

車両側面の案内表示にも、Sトレインの表記が表示されていました。

そして、列車のドアが開き列車に乗車します。

始発駅、西武秩父からの乗車率は4割ぐらいといった感じでしょうか。

私が座った座席は12Dの座席です。

窓側のA席とD席には、足元の壁にコンセントがついています。

最新の車両なので、これは妥当といったところでしょう。

そして、実際に指定した座席に座った感想ですが、ドア付近の仕切りがあるせいで足元が狭く、足を伸ばすことができません。

安全上の仕様だと思いますが、足元がかなり窮屈で何だか残念な気分に。笑

(私は自動券売機で切符を購入したので、座席が指定できないのは仕方がないですが。)

一応、車掌さんに伝えれば、指定券が発券されていない空いている座席に移れるみたいですが、運転初日で混雑しそうなのでやめておきました。

ちなみに、ドア付近でない他の座席にも試しに座ってみたところ、こちらは足元にある程度余裕があります。

通路側の座席(B席・C席)の方が座席の構造上、足を伸ばしやすいです。

ただ、窓側のA席・D席にはコンセントがあるので、コンセントを取るか快適性を取るかの選択となります。

各車両の両端はロングシートの座席が3席あります。

ロングシート部分にも座席指定の番号が割り振られています。

ただ、始発駅からこの座席を指定していた人はいませんでした。

恐らく、座席指定券はクロスシートの座席から発券していくのだと思われます。

座席は思っていたほど固くなく、座り心地自体はそこまで悪くはありません。

ただし、リクライニング機能は付いていません。

ただでさえ、座席の位置的に足元が窮屈なので、リクライニングがないのは地味につらいです。

天井とドアの上部にはモニターがいくつか設置されており、運行状況や天気、ニュースなどが表示されます。

これも近年の車両に、多く見られる設備ですね。

トイレは4号車についています。

多目的トイレなので、老若男女問わず誰もが利用できます。

列車が駅に停車するとドアは各車両前後の1つのドアのみ開きます。

一部のドアしか開かないのは他の通勤ライナーでもよく見られますね。

土休日のSトレインはどの路線でも停車駅が少ない速達列車ですが、ダイヤの都合上、割と途中で止まることが多かったです。

今回乗ったSトレインは、発車が17時5分で、終点の元町・中華街の到着時刻は19時38分です。

西武秩父~元町・中華街間を乗り通すと所要時間は約2時間半ほどです。

Sトレインの乗車感想

今回土休日のSトレインに乗ってみて思ったのは、「正直、2時間以上もこの座席に座って過ごすにはちょっと厳しいのでは?」という思いです。

特に、リクライニングがない分座席の角度が固定なので、1時間半ほど経つとお尻が微妙に痛くなりました。

朝、秩父へ行くときは池袋から特急レッドアローに乗ってきたので、どうしても快適性の面ではかなり気になりましたね。

レッドアローの乗車方法や車内設備を徹底解説!秩父観光にオススメ!

ただ、平日のSトレインであれば、所沢~豊洲間なら乗り通しても1時間程度なので、平日なら全然問題ないかと思います。

Sトレインは、利便性と速達性には優れますが、快適性はあくまでも普通列車より若干良い程度です。

また、西武秩父~元町・中華街の指定席料金は1,060円ですが、実際に乗ってみると少し高いんじゃないかとも思ってしまいます。

おおよそ同じ区間を走るFライナーよりも長距離を走るのに、車内設備は通勤型車両を少し良くしてコンセントを付けた程度のグレードなので、個人的には何か物足りなさを感じます。

快適性よりも、利便性や速達性、そして何より着席保証を重要視している列車だと思いましたね。

正直、「秩父~横浜、元町・中華街間を快適に乗り通す」という面ではちょっと厳しい感じと言えます。

まとめ:利便性は良いが快適性は普通列車より若干良い程度

Sトレインは事前のPRにあった通りに、利便性と速達性に大変優れた列車です。

ただし、通勤ライナーとしても運用するためか、さすがに座席や車内の快適性は特急列車に大きく劣ります。

個人的に、快適性を求めるなら池袋~秩父間の「特急レッドアロー」を利用することをオススメしますね。

何だか批判的な感想になってしまいましたが、東急東横線・みなとみらい線の主要駅から直接秩父へ行くのであればSトレインは間違いなく便利です。

乗り換えなしで秩父・所沢、横浜・みなとみらいへ行けるので、土休日にはぜひともSトレインを利用してみてはいかがでしょうか。

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