宿泊場所を選ばす、自由に行動できるのが魅力的な「車中泊」

今では自家用車を持っていない人でも、レンタカーやカーシェアリングといった貸し出しの車を利用すれば、誰でも気軽に車中泊ができる時代です。

鉄道旅行がメインな私にとっても「レンタカーで車中泊すればもっといろんな場所へ行けるのでは?」と車中泊の魅力に目が行ってしまいます。

今回は、そんなレンタカーやカーシェアリングを利用した車中泊のメリットとデメリットについて調べてみました。

レンタカー車中泊のメリット

宿泊費がかからない

車中泊の場合は宿泊施設を利用しないため、当然のことながら宿泊費もかかりません。

例えレンタカーを利用して車中泊した場合でも、ホテル1泊分の料金より割安となることが殆どです。

特に、多くのレンタカーでは24時間パックといった1日単位の料金プランがあるので、車中泊でも利用しやすいプランが揃っています。

また、カーシェアリングの場合、利用者が少ない夜間の時間帯は大幅に割安になります。

例えば、タイムズのカーシェアリングの場合、ダブルナイトパック(18:00~翌9:00)で2,580円と非常に安いです。

長旅になるほど宿泊費も馬鹿にならないので、その点、車中泊は非常にコストパフォーマンスに優れていると言えます。

 

一日中自由に行動できる

車中泊のもう一つの大きなメリットとしては、宿泊場所を選ばず自由に行動できるという点です。

電車やバスを使った旅行では路線の運行ダイヤに合わせなくてはいけないので、一度の旅行では観光できる場所が限られてしまいます。

また、ホテルのチェックイン時間の関係からも、普通の旅行では「ホテルに戻る」という手間が発生してしまうため時間に縛りがあります。

 

私自身、今までに鉄道と自身の脚力を駆使してあらゆる観光地を訪れましたが、やはり車を利用した方が圧倒的に行動範囲が広がります。

首都圏の観光であればレンタカーが無くても困りませんが、公共交通機関が不便な田舎ほど車及び車中泊の優位性は高まります。

また、立地の都合上で、車を使わないと立ち寄れない(あるいは数分しか見れない)場所も少なくないです。

 

しかし、車中泊が前提であれば車がそのまま宿泊場所となるため、チェックイン時間を気にせず、時間いっぱいまで現地を観光することが可能です。

また、多少の条件はあるものの宿泊場所に関しても圧倒的に融通が利きます。

レンタカーやカーシェアリングの場合、返却予定時刻までに戻れる範囲内なら自由に移動できるので、他の交通機関を利用するよりも旅行の自由度は圧倒的に高いです。

 

他の交通機関との組み合わせも可

レンタカーまたはカーシェアリングの車を利用した車中泊の場合、現地までは鉄道や飛行機といった別の移動手段を利用することができます。

自家用車で車中泊する場合、行き先によっては自宅から目的地まで長距離運転となり、現実的に難しいこともあるでしょう。

しかし、レンタカーやカーシェアリングを利用すれば、現地までは他の交通機関でアクセスできるため無駄な体力を使わずに済みます。

また、「1日だけ車を借りて車中泊。その後は普通にホテルに宿泊」というように旅行プランを自由に組むこともできます。

レンタカーやカーシェアリングなら旅行計画に合わせて利用する時間を調整できるというのもメリットの1つと言えるでしょう。

 

ちなみに、JR東日本では「レール&レンタカーきっぷ」という電車とレンタカーのセットでお得になるプランがあります。

現地に到着後、すぐにレンタカーで出かけたいという場合にオススメのプランです。

 

レンタカー車中泊のデメリット

車種によっては車中泊が難しい

レンタカー車中泊の一番のデメリットは、利用する車によっては車中泊が難しいという点です。

自家用車であれば最初から車中泊に適した車を選べますが、レンタカーやカーシェアリングの場合は車種の指定ができなかったり、別料金がかかる場合があります。

そのため、レンタカーなどで車を借りる場合、事前に利用する車の車種や快適性などを調べておく必要があります。

とりわけ普段はレンタカーを利用しない方や、車についての知識が少ない方にとっては大変な作業かもしれません。

もし、ネット上の情報だけでは分からないことがある場合には、営業所に電話して確認することをオススメします。

 

ちなみに、レンタカー車中泊の中でも、お手軽かつ快適性も優れる自動車としては「ホンダのNbox」があります。

後部座席がフルフラットになり、運転席と助手席も前に倒すことができるため、車中泊メインの方にも大変人気のある軽自動車です。

大人二人までは余裕で車中泊できる車なので、私のように「一人旅がメイン」という方にもオススメできる車です。

また、ニッポンレンタカーなら選べる車種にNboxのプランがあるので、初めて車中泊をしたいという方はNboxを利用すると良いですよ!

参考:「【公式】ニッポンレンタカー車種・料金

 

準備の手間と安全面の配慮

車中泊でしっかりと眠るためには工夫が必要です。

一般的な乗用車の多くは座席を倒しても多少段差ができてしまうため、完全なフルフラットにはなりません。

その段差を毛布やクッション等で埋めないと、寝床が凸凹してしまい快適に寝るのは困難です。

1泊ぐらいなら多少窮屈でもなんとかなりますが、2泊以上の場合は車中泊に適した車でないと体力的に厳しいです。

また、レンタカーやカーシェアリングで借りた車の場合は車内を改造することができないので、その点も配慮する必要があります。

そのため、車中泊を行う場合には、どの車で、どの場所で、そしてどうやって車中泊するのかといった事前準備が必要です。

特に、野外で車中泊する以上、防犯対策も必須なので、通常の旅行に比べて準備に手間がかかってしまうのは避けられません。

 

使える車種が限られる

レンタカーやカーシェアリングの車を利用して車中泊する場合、そもそも希望する車が貸出可能な状態でなければ車中泊もできません。

特に、小規模の営業所の場合はレンタルできる車種が限られており、車中泊に適した車を利用できないこともあります。

1泊くらいなら問題ないこともありますが、やはり快適に過ごすのであれば車中泊に適した車を利用したいところです。

事前の下調べと早めの予約である程度デメリットを打ち消せますが、それでも希望に合った車を必ず利用できるという訳ではないので注意が必要です。

 

まとめ:レンタカー車中泊をするなら早めの準備を

レンタカー及びカーシェアリングを利用した車中泊は、宿泊費がかからず、時間いっぱいまで自由に行動できる反面、車選びや寝床の設営といった事前準備と工夫が必要となります。

1泊だけならどの車でも夜行バスと同じような感覚で使えますが、2泊以上の車中泊を予定しているのであれば、車中泊に適した車を利用した方が良いです。

無理に車中泊をすると体を痛めたり、エコノミークラス症候群になる危険もあるので、車中泊を行うなら事前にしっかりと準備をすることをオススメします。

※実際にレンタカーで車中泊をしてみたいという方は「レンタカーで車中泊!そのやり方と必要な持ち物はこれ!」も参考に。

以上、参考になれば幸いです。