突然ですが皆さんは、クロスシートとロングシート、どちらが好きですか?

私は、普段はロングシート、旅行の時は断然クロスシートが良いです。

鉄道列車の座席には、大きく分けると

  • ロングシート
  • クロスシート
  • セミクロスシート

の3つの種類があり、どの座席にもメリット・デメリットがあります。

今回は、鉄道好きである私自身の目線から、ロング・クロスシートについて書いていこうかと思います。

ロングシートとは

ロングシートとは、このような車両両側に座席が一列に並んでいる列車のことを言います。です。

都会で生活している人は、見慣れた光景かと思います。

関東の都心部を走る列車は、車内の座席が全てロングシートになっている列車も多いです。(通称:オールロングシート)

山手線や京浜東北線、中央線快速、埼京線といった、利用客が多い路線の列車は軒並みロングシート車両となっています。

 

ロングシートのメリット

ロングシートのメリットは、車内空間を無駄なく使えるので、一度に多くの乗客を運ぶことができます。

また、車内空間が広いので、列車の乗り降りもスムーズにできます。

都会の列車の殆どがロングシートなのは、利用客が多くてもスムーズに乗客を運ぶという目的のためなのです。

ちなみに、利用客が少ない時は、大きな車窓を独り占めできるというのもメリットかと思います。

 

ロングシートのデメリット

ロングシートは、お互いに向かい合う形となるので、車窓を眺めようとしても向かい側の人の視線が視界に入ります。

ロングシートは開放感こそありますが、プライバシーが殆どないので、長時間の乗車や旅行には向かない座席と言えます。

特に、ロングシートに座りながら飲食するのは厳しいです。

混雑の車内で飲食するのはロング・クロス関わらず控えた方が良いですが、それでもロングシートで飲食をするのは勇気がいります。

周りからの視線が直で入ってくるだけでなく、座席が狭いので、窮屈さを感じることもあるでしょう。

 

クロスシートとは

クロスシートとは、進行方向と直角になるように配置される座席です。

現在の特急列車や新幹線は、ほぼオールクロスシートとなっています。

一般的に、二人掛けの座席が中央の通路を挟んで、設置されることが多いです。

 

普通車に関してはボックスシートとも言われますが、かつて近郊外を走っていた普通車の殆どは、このボックスシートが主流でした。

お互いに向き合った状態で、座席が固定されているのが特徴であり、固定式クロスシートと言います。

現在の車両では、座席が転換・回転できる転換・回転式クロスシートの車両が主流です。

さらに、近年では運用に合わせてロングシートとクロスシートを切り替えられるデュアルシートと呼ばれる座席も登場しました。

一口にクロスシートと言っても今では様々な種類があります。

 

クロスシートのメリット

クロスシートは、進行方向に対して前後方向に向いて座ることになるので、着席時の快適性に優れます。

また、座席ごとに仕切られた空間ができるので、周りの目線が気にならず、弁当を食べたり、飲み物を飲むことも比較的容易です。

乗り心地が良く、座席方向の関係から車窓も楽しみやすいので、長距離移動や旅行に適している座席と言えます。

私自身も、長時間乗車する際には、ロングシートよりもクロスシート座席を選びますね。

あと、全くの主観ですが、クロスシートだと乗り心地が良いため、途中で寝てしまうことも多いです。笑

 

クロスシートのデメリット

クロスシートは、ロングシートに比べて座席の面積が大きく幅を取るため、その分乗客の最大収容力では劣ります。

また、クロスシート車両は座席間の通路が狭いため、乗り降りに時間がかかるのも難点です。

ロングシートならその場で立てば良いですが、クロスシートの場合、隣の人に気を使いつつ席を立たなくてはいけません。

そのため、利用客の多い都心部では、特急列車や通勤ライナーを除いて、オールクロスシート車両が使われることは滅多にないです。

 

一応、京急の2100系は、関東では珍しくオールクロスシート車両が走っていますが、使われるのは利用客の少ない日中の時間帯だけです。

【京急の2100系に乗る方法】時刻表を見なくても2つドアを判別できる!

あと、固定式のボックスシートだと、座席間隔が狭く、混雑時はお互いの膝がぶつかってしまうのも難点と言えます。

混雑時の狭さが原因で「クロスシートが嫌い」と思う方も多いのではないでしょうか?

私も混雑時の固定式クロスシートは狭いので嫌いです。

 

セミクロスシート

セミクロスシートは、ロングとクロスの中間といった感じであり、車両の一部がクロスシートになっています。

ドア付近がロングシートになっていることが多く、ある程度の混雑にも対応できるのが特徴です。

都心部でも比較的長距離を走る列車には、セミクロスシートが付いていることが多いです。

いわば、良いところ取りといった感じの座席ですね。

ただ、クロスシートは固定式ものが殆どなので、混雑時にはお互いの膝がぶつかるなど、どうしても狭いです。

やはり空いている時でないと、クロスシートの真価は発揮できません。

 

まとめ:都会ではクロスシートは嫌われ者

このように鉄道の座席にもロングシートとクロスシートでは、車内の雰囲気や利便性ががらりと変わってきます。

関東首都圏の鉄道路線は、軒並みロングシートで、一部がセミクロスシートとなっていることが殆どです。

都会でクロスシートに座りたいのなら、基本的に特急列車グリーン車を利用する必要があります。

鉄道好きの人からしたら、ロングシートはつまらないと感じるでしょうが、こればかりは仕方がない感じですね。

混雑時の固定式クロスシートは地獄ですが、それでも空いている時のクロスシートは最高です!

鉄道旅行の際には、ぜひともクロスシート車両を利用することをオススメします!