こんにちは、鉄道好きのハヤマです!

先日、部屋を掃除していたところ、物置から懐かしのPS2ゲーム「鉄1電車でバトル!」というゲームが出てきました。

一般的に電車のゲームと言えば、「電車でGO!」といった本格派・リアル系のゲームが殆どですが、このゲームはその名の通り「電車でバトル」するレースゲームです。笑

 

このゲームも既に15年以上前のゲームとなってしまいましたが、鉄道好きな私にとっては沢山の思い出が詰まったこのゲームを語らずにはいられません。笑

今回は、そんな「鉄1電車でバトル!」について語っていこうと思います。

鉄1電車でバトル!とは

鉄1電車でバトルは、一度に6つの車両(プレイヤー)が、いかに早くにゴールの駅にたどり着けるかを競うレースゲームです。

ただ、レースゲームといっても「鉄道」なので、通常のレースとはひと味違ったレースゲームとなっています。

その特徴としては、

  • 複数の線路から1つの線路を選択して走る
  • 前方の車両を追い抜くにはポイント切り替えまたは脱線させる必要がある
  • 脱線すると大きく減速する
  • ゴールの駅では必ず停車する

の4つが挙げられます。

 

車タイプのレースゲームだとライバル車の横を走り抜けてば良いだけですが、鉄道の場合はポイント切り替えをしないと前方の列車を追い抜くことができません。

電車は1本の線路(車線)しか走れないので、前方にライバル車両がいるとつっかえてしまい前に出られないという特徴があります。

そのため、前に出るためには

  • 別の車線へ移って追い抜く
  • サイドアタックを行い脱線させる
  • カーブ中に後ろから追突して脱線させる

といった対応が必要になり、その駆け引きを楽しむこともこのゲームの醍醐味の1つです。

 

また、ゴールは駅のホームであり、最後はしっかりと停車する必要があります。

オーバーランしてしまうと大幅なタイムロスとなるため、最後まで気が抜けないのも本作の特徴です。

 

ゲームモードについて

ゲームモードには

  • グランプリモード
  • ツアーモード(いわゆるミッションモード)
  • フリーモード
  • VSモード(2人対戦)

の4つがあります。

ゲーム全体の難易度としてはやや低めですが、難易度設定をハードにするとCPUもなかなか手ごわくなります。

普通のレースゲームとは違った攻略法が必要になるので、これはこれで奥深いです。

 

ちなみに、私はツアーモードの「非常一発」(ホームギリギリに止めるミッション)が地味に好きでした。

0.01mで止められたときは謎の達成感を味わえましたね。笑

 

ゲームの操作方法

レールの上を列車が走るという仕様上、通常のレースゲームのような細かなハンドルさばきは不要です。

使用するボタンやスティックも

  • ポイント切り替え:「L1」「R1」
  • 非常ブレーキ:〇ボダン
  • 視点変更:□ボタン
  • 加速と減速:左スティックの上下
  • カーブでの重心移動:右スティックの左右

と少なく、直感的な操作が多いので誰でも簡単に遊べます。

また、ゲーム内にはチュートリアルも付いているので説明書がなくても遊べます。

昔友人と集まった時に対戦をしたことがありますが、チュートリアルを1度見ただけで誰でもすぐに遊べるようになりました。それぐらい操作は簡単です。笑

 

車両性能について

各車両には、

  • 最高速度
  • 加速
  • ブレーキ
  • カーブ
  • 坂道

の5つの性能があり、それぞれ個性豊かな車両の中からマイトレインを選択します。

 

最高速度

言わずもがな、この性能が高いほどスピードが早く、ライバルを追い抜きやすくなります。

直線においてはこの性能が顕著に表れますが、速度が早くなるほどカーブで脱線しやすくなるので、カーブの性能と合わせて考慮する必要があります。

 

加速

この性能が高いほど加速力に優れ、スタート直後に逃げ切りやすく、脱線・減速からの再加速もスムーズになります。

ライバル車両との接触やカーブでの減速など、このゲームは頻繁に加減速を繰り返すことになるため、加速性能はかなり重要な性能です。

 

ブレーキ

この性能が高いほど、ブレーキの効きが良くなり、短時間で停車できるようになります。

レース終盤までその性能を発揮できる場面は少ないですが、ゴールの駅に停車する際に最も重要となります。

このゲームでは先に駅に止まった列車が勝利するので、とりわけゴール直前に競り合っているような時に真価を発揮します。

ただ、性能を発揮できる場面が局所的なので他の性能に比べると優先順位は低めです。

 

カーブ

この性能が高いほどカーブで脱線しずらくなり、カーブを高速で走り抜けることができます。

加速と並ぶ重要な性能であり、例え最高速度が速くてもカーブ性能が悪いと結局脱線してしまうため、扱いが難しくなります。

カーブを脱線せずに素早く走り抜けることは本作の最も基本的な攻略法なので、初心者さんはまず加速性能とカーブ性能の高い車両を選ぶと良いです。

 

ちなみに、難易度EASYだとカーブで脱線しなくなるので、EASYの場合はスピード重視のマシンを選ぶと良いです。

 

坂道

坂道は、ぱっと見坂道を走るときに影響を及ぼすように見えますが、正直なところ、その性能の違いを実感できる場面は殆どありません。

かつて下り坂や上り坂での加減速などいろいろと検証したことがありましたが、その性能差は全く分かりませんでした。笑

気持ち下り坂で早くなる印象ですが、他の性能に比べると優先順位は最下位です。

 

車両の再現度

ゲームを起動すると車両はあくまでもフィクションであるという告知が表示されますが、どう考えてもモデルとなった車両は現実の車両です。笑

車両は普通列車がメインであり、特急列車は1車両を除いて登場しないのも特徴です。

ちなみに、車両は全80車両(うち隠し車両が30車両)ですが、タイトル画面が表示されるまでにR1R2・L1L2と十字キー上・△ボタンを同時押しすると全車両と全コースを最初から出せます。

 

また、車両は15年前当時の車両がモデルとなっているため、一部車両はすでに旧世代の車両となってしまいました。

今となっては懐かしい車両も多いです。

 

車両性能は現実の車両特性に沿った性能である車両がある一方、本来の特徴とは全く異なる車両があるなどやや大雑把な仕上がりとなっています。笑

以下でその例に当てはまる車両について少し紹介していきます。

よく再現できている車両の例

ホクホークトレイン:北越急行HK100形電車

ほくほく線と言えば、在来線としては高規格の路線であり、高速走行を行うことで知られている路線です。

ゲーム内でもスピード面ではトップクラスですが、反面、カーブ性能が本作唯一最低の1なので扱いの難しい車両です。

ちなみに、15年前は在来線最速の「特急はくたか」がまだ現役の時代でした。

今は快速列車の「超快速スノーラビット」が走っています。

 

ハーンシーントレイン:阪神電車

塗装は現在の車両とは違いますが、阪神9000系電車がモデルとなっています。

阪神のジェットカーを意識してか、加速性能は本作唯一の5となっており、最高速度とブレーキも4と高性能です。

カーブ性能は低いですが、減速からの立ち直りも早いのでかなり優秀な車両と言えます。

 

再現度がイマイチな車両の例

シコークjr.:JR2000系気動車

このゲームにおいて唯一の特急型車両がモデルの「シコークjr.」ですが、モデルのJR2000系気動車は振り子装置というカーブを高速で走行するための特殊な台車が使われています。

加速性能を1、坂道を2にする代わりに、カーブ性能が5の極端な性能でも良かったのではと思いますね。

せっかくの唯一の特急列車(しかも振り子式)という強みを行かせないのが残念です。

 

ケッキュートレイン:京急2100系

京急の2100系と言えば、高い加速力とブレーキ性能も優れている車両ですが、ゲーム内では最高速度以外は平均並みです。

個人的には、最高速度5、加速4、ブレーキ4、カーブ2、坂道2でも良いのではと思っていました。

 

コースについて

コースは全10コースで、うち海外4コースはグランプリモードをクリアすると解除される隠しコースです。

また、反対方向から走ることもできるので、実質10コース20パターンと言えます。

 

各コースはその地域の特徴がよく再現しており、2001年のゲームにしてはグラフィックも頑張っている方だと思います。

 

例えば、チューゴクであれば瀬戸大橋であろう長い橋が登場します。

 

キューシューの場合、沿線にはハウステンボスであろう街並みが広がっています。

 

そして、私が一番好きなコースは「キンキー」ですね。

キンキーは沿線の風景が充実しており、「京都~大阪」の区間をモデルにしていると思われます。

 

コースを出発してしばらくすると、沿線には金閣寺や清水寺といった京都の風景が次々に表れます。

 

新大阪と大阪の間にある「淀川」の大橋をモデルにしたであろう橋もあります。

この橋を超えると大阪の市街地へと列車は走り抜けていき、レースは終盤に差し掛かります。

橋を渡ると現代的な市街地の風景に変わり、通天閣や道頓堀グリコサインであろう建造物も見られます。

今までは全速力で走っていたために見落としていまいたが、ゆっくり走ってみるとその再現度には驚かされました。

私自身、実際に大阪や京都を訪れたこともあり、今更ながらもこのゲームの再現度の高さに気が付くことができました。笑

 

また、鉄1バトルはコースのBGMもゲームの雰囲気とマッチしており、こちらもとても印象に残ります。

ほぼすべてのコースをやりこみましたが、短時間でサクッと遊べることもあり、今でも妙な中毒性がありますね。

 

某ゲームwikiにはバカゲーとありますが、私は「バカゲー臭の強い隠れた良作」だと思います。

現代のクオリティでリメイクしてほしいですが、車両の版権の都合上リメイクは不可能と言えるでしょう。

リニューアル版で殆どの車両がオリジナルに替えられたところを見ると大体検討が付きますが。笑

当時は良い意味で大雑把だったとも言えますね。笑

 

まとめ:列車を爆走させたい人にオススメ

このように「鉄1電車でバトル!」は後にも先にも、電車でレース&バトルを行う珍しいゲームです。

時間通りに電車を走らせたい人には不向きですが、思うがままに列車を爆走させたい人にはオススメの一作です。笑

この記事を書いた時点でAmazonの中古価格は3,500円でしたが、15年以上前のゲームなので中古ショップなどを探せば1,000円ぐらいで買えるのではないでしょうか?

気になる人はぜひとも一度プレイしてみることをオススメします。

 

ちなみに、私はPCにゲームディスクを入れ、PCSX2というエミュレータで動かしています。

エミュで動かすと実機よりもキレイな画質でプレイできるのが一番の魅力です。

それなりのグラフィックボードを積んでいるPCがあるなら、PCで遊ぶことをオススメします!