常磐線の特急列車には「特急ひたち」と「特急ときわ」の2つの列車が走っています。

この2つの特急にはどちらも同じ車両(E657系)が使われているため、外見だけでは列車の違いを判別することができません。

しかし、「特急ひたち」と「特急ときわ」では、途中停車駅と行き先が大きく異なります。

今回は、この「特急ひたち」と「特急ときわ」の違いについて解説していきます。

特急ひたち・ときわの違い

「特急ひたち」と「特急ときわ」が大きく異なる点は停車駅と行き先です。

それ以外の車両設備やサービス面等で違いはなく、他にあるのは車内販売の有無だけです。

※ひたちには車両販売がありますが、ときわには車内販売がありません。

特急ひたちの停車駅

特急ひたちは、上野~水戸間はノンストップの列車が多く、終点は「いわき」となっています。

主な停車駅は

  • 品川(しながわ)
  • 東京(とうきょう)
  • 上野(うえの)
  • 柏(かしわ)
  • 土浦(つちうら)
  • 水戸(みと)
  • 勝田(かつた)
  • 東海(とうかい)
  • 大甕(おおみか)
  • 常陸多賀(ひたちたが)
  • 日立(ひたち)
  • 高萩(たかはぎ)
  • 磯原(いそはら)
  • 勿来(なこそ)
  • 泉(いずみ)
  • 湯本(ゆもと)
  • いわき

となっています。※赤字の駅には全ての列車が停車

殆どの列車は上野~水戸間をノンストップ。水戸~いわき間は、列車によって停車する駅としない駅があります。

特急ひたちは、停車駅が少なく速達性に優れているため、勝田~いわき方面へのアクセスに便利な列車です。

 

特急ときわの停車駅

特急ときわは、特急ひたちが通過する上野~水戸間での途中停車駅が多いのが特徴で、多くは勝田駅が終点となっています。

主な停車駅は

  • 品川
  • 東京
  • 上野
  • 日暮里(にっぽり)
  • 柏(かしわ)
  • 佐貫(さぬき)
  • 牛久(うしく)
  • ひたち野うしく
  • 荒川沖(あらかわおき)
  • 土浦(つちうら)
  • 石岡(いしおか)
  • 友部(ともべ)
  • 赤塚(あかつか)
  • 水戸(みと)
  • 勝田(かつた)

となっています。

特急ひたちが速達タイプであるのに対して、特急ときわは近距離利用客を目的とした停車タイプの列車となります。

一部のときわは、いわき駅や高萩駅まで行く場合もありますが、殆どが勝田止まりの列車です。

特急ときわは、上野~勝田間の主要駅へアクセスする際に便利な列車と言えますね。

特急料金について

特急料金はどちらも同じ「距離制」となっているため、乗車区間が同じならどちらを利用しても特急料金は変わりません。

また、どちらも全席指定席なので、乗車には乗車券の他に、指定席特急券または座席未指定券が必要になります。

普通車の特急料金は

  • 50キロまで750円(区間例:品川~柏)
  • 100キロまで1,000円(上野~石岡)
  • 150キロまで1,550円(上野~友部)
  • 200キロまで2,200円(上野~泉)
  • 300キロまで2,500円(上野~いわき)

となっています。

特急券を車内で購入した場合、事前料金よりも260円割高になるので注意しましょう。

また、繁忙期・通常期・閑散期といった時期による料金の変動がなく、一年を通じて料金形態は同じです。

 

まとめ:停車駅が大きく異なるので乗車前に要確認

このように「特急ひたち」と「特急ときわ」では、途中停車駅と行き先が違います。

特急ひたちは、上野~水戸間の途中停車駅が少なく速達性に優れており、終点は「いわき駅」となっています。

一方、特急ときわは、上野~水戸間でも「柏」「土浦」「友部」といった駅にも途中停車し、多くの列車は「勝田駅」が終点となっています。

ただし、同じ特急列車でも時間帯によって途中停車駅が異なるため、実際に利用する際は停車駅の確認を忘れないようにしましょう。