東京から北海道の新函館北斗を結ぶ北海道・東北新幹線には、「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」の4つの列車が走っています。

また、一部区間では、秋田新幹線の「こまち」山形新幹線の「つばさ」も一緒に走っているので、実質6種類の列車が走っていることになります。

ただでさえ種類が多く分かりずらいため、慣れない人にとってはどの列車を利用したら良いか迷うこともあるでしょう。

今回は、それら「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」「こまち」「つばさ」の違いについて分かりやすく解説していきます。

東北新幹線の種別

はやぶさ:北海道・東北新幹線では最も早い列車

はやぶさは、北海道・東北新幹線の列車としては最も速達性に優れた列車です。

はやぶさの停車駅は

  • 東京
  • 大宮
  • 仙台
  • 盛岡
  • 新青森
  • 新函館北斗

の6つの駅が基本となっており、他の駅は全て通過または一部通過(上野や八戸など)となっています。

おおよその所要時間は、

東京~仙台 約1時間35分
東京~盛岡 約2時間15分
東京~新青森  約3時間10分~20分
東京~新函館北斗 約4時間15分~30分

という感じであり、主要駅へのアクセスに最も適している列車です。

また、はやぶさは全車指定席となっており、自由席特急券は販売されておりません。

そのため、満席時には乗車することができない列車です。

ただし、満席時でも立席特急券(デッキに立っての乗車が原則で着席はできない切符)が販売されることもあります。

特急料金については速達性に優れる分、他の列車よりも数百円ほど料金が割増しとなっています。

(ただし、東京~大宮間、または盛岡 ~ 新函館北斗間の相互発着となる場合は除く)

また、はやぶさには、後述の秋田新幹線「こまち」が連結されており、東京~盛岡間は「こまち」と連結して走ります。

 

はやて:「はやぶさ」の次に早い列車

はやては「はやぶさ」の次に早い列車であり、東京~盛岡・新青森間、盛岡~新函館北斗間を結ぶ列車です。

おおよその所要時間は、

東京~仙台 約1時間40分
東京~盛岡 約2時間30分~3時間
東京~新青森 約3時間40分
盛岡~新函館北斗 約2時間

という感じです。

はやては、大宮~仙台間は全駅通過で、仙台~新青森は一部通過、新青森~新函館北斗間は全駅停車です。

「はやぶさ」より停車駅が多いですが、大宮~仙台間は全駅通過なので、仙台までの所要時間は「はやぶさ」とほぼ同じです。

はやては、主に仙台~新函館北斗間で「はやぶさ」が停まらない駅を利用する際に乗車する列車です。

「はやぶさ」と同様に全席指定席の列車ですが、「はやぶさ」のような割増料金はありません。

 

やまびこ:「はやて」の次に早い列車

やまびこは、「はやぶさ」や「はやて」よりも停車駅が多い列車であり、東京~仙台・盛岡間を走っています。

「はやぶさ」や「はやて」より停車駅が多い分、所要時間も長くなり、

東京~福島 約1時間35分
東京~仙台 約2時間5分
東京~盛岡 約3時間20分

といった感じです。

「はやて」と違い大宮~仙台間の停車駅が多く、福島駅と仙台~盛岡間は基本的に全ての列車が停車します。

宇都宮駅と郡山駅に停車する列車も多く、主に東京~福島間や仙台~盛岡間の各駅を利用する際に便利な列車です。

やまびこは、全席指定席の「はやぶさ」「はやて」と違い、自由席が設けられているため、自由席特急券で乗車できます。

また、やまびこは、東京~福島間で後述の山形新幹線「つばさ」と連結して運転されています。

 

ちなみに、「やまびこ」はグランクラスのコスパが良いので、グランクラスに乗ってみたいという人にもオススメです。

詳細は「グランクラスはやまびこがお得?実際に乗ってみた」を参考にして頂ければと思います。

 

なすの:東京~郡山の各駅停車

なすのは東北新幹線としては最も遅い列車であり、東京~郡山までの各駅に全列車が停車します。郡山駅止まりなので、福島・仙台・盛岡方面には行きません。

各駅停車なので、主に東京~郡山間で「やまびこ」が通過する駅を利用する際に乗車する列車となります。

東京~郡山の所要時間は、約1時間40分です。

ちなみに、なすのは運転区間が短いこともあり、グランクラスには専任アテンダントによる車内サービスはありません。

その分、グランクラスとしては割安料金が設定されています。

 

こまち:秋田方面へ行く「はやぶさ」

こまちは、盛岡~秋田間は秋田新幹線として運転されている列車です。

東京~盛岡までは、基本的に東北新幹線の最速達列車である「はやぶさ」と連結して走るため、東京~盛岡間の「こまち」の停車駅は「はやぶさ」と同じです。

こまちも「はやぶさ」「はやて」と同様に全席指定席となっています。

ただし、秋田~盛岡間は特定特急券(座席未指定券)を購入すれば、指定券を持っていなくても「こまち」に乗車できます。

特定特急券は空いている席に自由に座れる切符ですが(グリーン車を除く)、指定券を持っている人が来た場合には席を渡す必要があります。

「こまち」は基本的に、東京~秋田間、盛岡~秋田間を移動する際に利用する列車となります。

 

つばさ:山形・新庄へ行く「やまびこ」

つばさは、山形新幹線であり、東京~福島~山形・新庄を結ぶ列車です。

つばさは、基本的に東京~福島間は「やまびこ」と連結して運転されており、東京~福島間の停車駅は「やまびこ」と同じです。

福島~山形~新庄間は、列車によって停車する駅が異なるので注意しましょう。

つばさには、自由席が設けられているので、自由席特急券を購入すれば乗車できます。

つばさは基本的に、東京~山形・新庄間を移動する際に利用する列車です。

 

まとめ:「はやぶさ>はやて>やまびこ>なすの」の順に早い!

このように、東北新幹線は早さ順で並べると、

  1. 「はやぶさ」&「こまち」
  2. 「はやて」
  3. 「やまびこ」&「つばさ」
  4. 「なすの」

という順番になります。

「はやぶさ」は最も早い分、特別料金が少し高く、「はやぶさ」「はやて」「こまち」は、全席指定席の列車です。

種別ごとに大まかな行き先・停車駅は決まっていますが、同じ種別の列車でも停車駅・通過駅が異なるので、事前に行き先や停車駅の確認は必ず行いましょう。