神奈川の久里浜港と千葉の金谷港を結んでいる「東京湾フェリー」

神奈川・東京~千葉・南房総のアクセスと言えば、アクアラインまたは電車というイメージが強いですが、実は東京湾フェリーもかなり便利です。

今回は、実際に東京湾フェリーを利用して千葉へ行ったので、東京湾フェリーの乗り方や体験記について書いていきます。

東京湾フェリーの乗船方法

久里浜港までのアクセス方法

東京湾フェリーの港は、神奈川県横須賀市の久里浜港と千葉県富津市の金谷港にあります。

久里浜港へ徒歩でアクセスする場合、JRの久里浜駅、または京急の京急久里浜駅が最寄り駅です。

 

京急久里浜へは、横浜駅から京浜急行線で約35分。(大人運賃430円)

 

久里浜駅の場合、横浜駅からJRの横須賀線で約55分となっています。(大人運賃720円)

 

基本的に電車を利用する場合には、京急を利用した方が運賃が安く、所要時間も短いです。

また、京急は「快特」または「特急」が最も早い列車なので、そのどちらかを利用しましょう。

参考:【京急】「快特」と「特急」の停車駅の違いとは?

 

京急久里浜から久里浜港へは、京急バスを利用するのが便利です。

京急バスは東口2番のバス停から出ており、バスのダイヤは、フェリーのダイヤに合わせて運行されています。

京急久里浜駅から久里浜港へはバスで10分ほどです。

ちなみに、久里浜港へは歩いて行くこともできますが、歩いていくと25分ほどかかるので注意しましょう。

 

フェリーのダイヤ

公式:東京湾フェリー運行ダイヤより

東京湾フェリーのダイヤには、基本のAダイヤとBダイヤ、そして臨時ダイヤの3種類があります。

基本的に、平日はAダイヤ、土日祝日はBダイヤのパターンが多いです。

ただし、臨時で運行本数が減っている時もあるので、乗船したい日の運行ダイヤは予め確認しておきましょう。

久里浜港から金谷港まで、フェリーの所要時間は約40分前後となります。

 

東京湾フェリーの運賃(徒歩)

片道(2日間有効) 往復(7日間有効)
大人 720円 1,320円
子供 360円 660円

フェリーの運賃は比較的安く、往復の乗船券ならさらに安くなります。

予約は行っておらず、乗船券は当日購入です。

先着順の乗船となりますが、徒歩の場合、基本的に「満席で乗れない」という事態にはなりません。

私自身、ゴールデンウィーク真っ只中の時に利用しましたが、問題なく乗船できました。

 

自動車・二輪車で乗船する方法

東京湾フェリーには、自動車や二輪車を積み込むことも可能です。(徒歩同様に先着順)

ただし、乗用車のみの場合は1便につき約100台まで、二輪車は約30台までと明確に決まっているため、混雑時は1便待たされる時もあります。

また、乗船券を購入する際、窓口に車検証を提示する必要があるので忘れずに持参しましょう。

 

車や二輪車の運賃は、車の大きさ(車長)によって異なります。

自動車の運賃に関してはかなり細かいので「【公式】東京湾フェリーの運賃表」を参考に。

 

ちなみに、メインの移動手段である東京湾アクアラインはETCが無いと片道3,090円(普通車)もかかります。

そのため、ETCが付いていない車の場合はアクアラインより東京湾フェリーを利用した方が安く往復できる場合があります。

また、アクアラインよりも港が南にあるので、館山や鴨川といった南房総へアクセスする場合には、アクアラインよりも便利なこともあります。

船のダイヤが限られるなど制約は多いですが、車で行く場合でも東京湾フェリーは便利なので、一度検討してみると良いです。

 

徒歩なら京急の割引切符が便利

徒歩で千葉へ渡るという場合には、久里浜まで京浜急行を利用しましょう。

また、京急で行くのであれば「東京湾フェリー往復きっぷ」というお得な切符を利用するのがオススメです!

この切符は京急の各駅で販売されており、京急線と京急バスの往復乗車券と、東京湾フェリー往復乗船券がセットになっています。

主な主要駅からの料金は

  • 品川駅から2,930円
  • 横浜駅から2,290円
  • 上大岡駅から2,170円
  • 横須賀中央駅から1,880円

となっており、料金は平日・土日祝日といった曜日に関係なく均一です。

個々に切符や乗船券を購入するよりお得なので、徒歩で行く方なら「東京湾フェリー往復きっぷ」はオススメです。

 

実際に東京湾フェリーに乗ってみた

今回は東京湾フェリー往復きっぷを利用して、実際に徒歩で東京湾フェリーに乗ってみました。

まず、京急の自動券売機で「東京湾フェリー往復きっぷ」を購入します。切符は券売機の「お得なきっぷ」の欄から購入できます。

横浜駅からなので2,290円です。切符は2枚出るので無くさないように気を付けましょう。

 

早朝の時間帯に出発したので一番早い「快特」は走っていませんでした。そのため、「特急」で京急久里浜まで行きます。

ただ、「特急」でも京急久里浜までは40分もかかりません。横須賀線よりも全然早いです。

京急久里浜へは「三崎口行き」または「京急久里浜行き」の列車を利用しましょう。

 

京急久里浜に到着しました。ここから京急バスに乗り換えます。

 

バスの乗車口は駅の東口にあり、2番乗り場からバスが発車します。東京湾フェリー行きを利用しましょう。

バスの所要時間は10分ほどで、フェリー出航の10分~20分前までにはフェリーターミナルに到着します。

 

久里浜港フェリーターミナルの入り口です。

今回は、徒歩での利用なのですぐに船乗り場へ向かいます。

「東京湾フェリー往復きっぷ」を購入している方は乗船券を購入する必要はなくフェリーの切符を係員に見せれば乗船できます。

私が実際に到着したのも出発時刻の5分前でしたが、すぐに乗船することができました。

 

ちなみに、自動車や二輪車を利用する場合には、指定された場所に車を止めてから乗船券を購入します。

自動車・二輪車の乗船は先着順なので、車で乗船する場合には場合には少し早めに行きましょう。

 

今回乗船したのは便は「Bダイヤ」の午前7時20分に久里浜港を出発する便です。

ゴールデンウイーク真っ只中ということもあり、船内は家族連れやグループ旅行客で賑わっていましたね。

 

船内は結構広く、1階と2階、そしてデッキがあります。

座れる場所も多いので座る場所には困りません。

 

自動販売機は1階、売店は2階にあります。

 

座席には小さいテーブルが付いるため、ご飯を食べる際も便利です。

 

天気の良い日は船から見える景色も非常に美しいため、乗船中も退屈することなく過ごせます。

久里浜と金谷港間はそこまで遠くないので、晴れていれば向こう側の陸地も見えますよ!

 

乗船時間は定刻通りに40分でした。

金谷港から最寄りの浜金谷駅へは徒歩で約7分です。

浜金谷駅からは電車で保田駅・岩井駅周辺を観光し、1日を満喫しました。もちろん、帰りも東京湾フェリーです。

徒歩でも気軽かつ格安で南房総へ行けるのは東京湾フェリーの大きなメリットと言えますね!

 

まとめ:南房総へ行くなら東京湾フェリーは便利!

東京湾フェリーは、港がアクアラインよりも南に位置しているため、館山・鴨川といった南房総方面へ行く際は非常に便利です!

運賃も比較的安いので、もし神奈川・横浜方面から出発するのであれば、東京湾フェリーの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

特に、徒歩で行く場合、京急の東京湾フェリー往復きっぷがお得なので、そちらも一緒に活用することをオススメします!

以上、参考になれば幸いです。