先日のニュースにて東京メトロは1月29日(月)より、日比谷線の車両で試験的にBGM放送を行うということを知りました。

東京メトロによると通勤列車の通常営業でBGM放送を行うのは「国内初の試み」であり、実際にどのような効果が挙げられるのか鉄道好きの私としても気になるところです。

私自身も通勤電車には嫌ってほど乗っていますが、通勤電車にBGMを流すという発想にはさすがに驚かされましたね。笑

今回は、そんな通勤電車にBGMを流す目的や、その効果について考えていこうと思います。

BGMを導入きっかけとは?

東京メトロ日比谷線に使われている13000系という車両は高音質ステレオ放送システム(音楽放送の機能)が搭載されている最新車両です。

元々この音楽放送の機能は、車両基地等のイベントで使用することを目的としていました。

含まれている曲は「花のワルツ」を含めたクラシック数曲と、何曲かのヒーリング音楽を流すことができます。

 

試験導入のきっかけとなったのは、2017年7月24日の夕方、通常運行の際に設定を誤った結果、音楽放送が流れてしまったことです。

しかし、たまたま流れてしまった音楽放送に反発する声は少なく、担当者の思っていた以上に好評であったとされています。

 

通勤電車にBGMを流す目的とは

通常電車にBGMを流す目的は東京メトロによると「より快適な車内空間を提供すること」となっています。

確かに落ち着いた雰囲気のBGMが流れていれば乗っているだけで癒されますし、多少なりとも退屈な移動時間を楽しく過ごすことができます。

 

また、列車内でBGMが流れる列車と言えば、私自身、JR九州の「A列車で行こう」という観光列車に乗った時を思い出しますね。

こちらは観光特急ですが、やはり車内BGMがあるとないでは車内の雰囲気に差が出てくるのは間違いありません。

流す曲にもよりますが、クラシックやヒーリング音楽であれば不快に思う人は少ないのではないでしょうか?

 

利用者のストレスを少しでも軽減することにより、もしかしたら車内トラブルの減少にも繋がるかもしれません。

また、旅行者にとっても味気ない通勤電車にも楽しみが生まれる可能性があります。

利用者のサービス向上という意味では、とても面白い試みではないかと思います。

 

電車の音を楽しみたいという人や、静かな車内が好きという人からは反対されるかと思いますが、私個人としてはBGM放送には賛成です。

ただ、個人的に気になるのはBGM音量がどのぐらいの程度なのかといったぐらいでしょう。

あまりに音量が大きければ鬱陶しいと思われる可能性があるので、そこのさじ加減が気になるところです。

 

あと、企業とコラボして宣伝音楽のようなBGMが流れ始めたら、だいぶ反発する人が出てくるのではないかとも思いますね。

現時点ではそのようなことはありませんが、先々のことを踏まえれば考えられなくはないです。

 

ただし、通勤時間帯は流さない模様

現時点ではまだ試験的な段階なので、通勤電車といえど音楽を流すのは日中の時間帯の一部列車に限られています。

東京メトロの担当者も朝ラッシュ時のBGM放送は「影響が大きすぎる」として、現時点では検討されていません。

BGM放送が導入される予定の列車は2018年1月末時点で

平日
・中目黒発:10時28分、12時11分
・北千住発:11時20分、13時00分
土休日
・中目黒発:11時00分、12時41分
・北千住発:11時50分、13時30分

※放送区間は日比谷線の中目黒~北千住間

引用:乗り物ニュース

となっています。(運行状況によってはBGMを流さない可能性あり)

 

通勤時間帯は満員電車であるため、BGM放送はかえって鬱陶しいと思われてしまう可能性があるのでしょう。

満員電車の殺伐した雰囲気の中にクラシック曲が流れたらどうなるかは地味に気になりますが、私としてもラッシュ時のBGM放送は控えた方が良いかと思いますね。

いずれにしても日中の時間帯であればマイナスに作用することは殆どないかと思います。

 

まとめ:試みとしては面白いのではないか

私自身、通勤電車のBGM放送ということには驚かされましたが、この試みに関しては大いに賛成です。

通勤電車と言えば、特に楽しみもない味気ない列車であることが殆どなので、少しでも楽しみや安らぎを得られるBGM放送はとても面白い試みと言えます。

 

ただ、通勤時間帯のラッシュ時にBGM放送を流すのはさすがにミスマッチだと思うので、とりあえず日中の列車のみ放送する方針は妥当とも言えますね。

どちらにしてもまだ試験段階なので、実際にどのような反響や結果が出るかは今後に期待です。

また、日比谷線なら私も実際に足を運べる路線なので、機会があればそのBGM放送がどんなものか確認し行きたいところですね。