和歌山市内を東西に結ぶ鉄道路線「わかやま電鉄貴志川線」

そんな和歌山電鉄には2匹の「ネコ駅長」がいることで有名な鉄道であり、鉄道ファンのみならず国内外から多くの観光客が訪れています。

鉄道旅行が好きな私にとっても、そんな一風変わった和歌山電鉄は以前から気になっていた鉄道路線でした。

今回は、実際に和歌山電鉄に乗ってきたので、その乗り方や乗車記等について紹介していきます。

和歌山電鉄はどこにある?

和歌山電鉄は、和歌山県の和歌山駅から出ている鉄道路線で、全長約14キロの短距離路線です。

和歌山駅までは大阪や関西国際空港からJR線(紀州路快速)を利用して行くのがオススメです。

南海電鉄線の「和歌山駅」と間違えないようにしましょう。

 

ネコ駅長がいる駅は、和歌山電鉄終点の貴志(きし)駅、途中駅の伊太祈曽(いだきそ)駅です。

曜日によってはネコ駅長が不在のことがあるので、ネコ駅長を見たい方は事前に「和歌山電鉄の公式HPにて勤務日を確認しておきましょう。

 

和歌山電鉄の乗車方法

和歌山電鉄は和歌山駅のみ有人改札となっており、それ以外の駅は無人駅扱いになっています。

和歌山駅から乗車する場合、和歌山駅の自動券売機か改札口にて目的地までの切符を購入します。

※和歌山電鉄ではSuicaやICOCA等の交通系ICカードは使用できません。

 

無人駅から乗車する場合は乗車口にある整理券を取り、降車時に運転手後方の運賃箱にて清算を行います。

また、運賃箱では両替もできるので、小銭がない場合は予め両替機にて両替をしておきましょう。

※お札は千円札のみ両替可能

 

運賃は前方の案内板にて確認できます。

 

なお、和歌山駅で降りる際は和歌山電鉄の駅ホームで運賃を精算した後に受け取る「精算済証」をJR線の自動改札機に通せば改札を出られます。

 

ちなみに、和歌山電鉄には1日乗車券が販売されています。(大人780円・小児390円)

400円区間(和歌山~西山口、甘露寺、貴志)を往復するのであれば1日乗車券の方がお得なので、400円区間を往復する場合や1日に何回も乗るのであれば1日乗車券を利用しましょう。

1日乗車券は通年で発売されており、有人窓口のある和歌山駅、伊太祈曽駅、貴志駅にて購入できます。

 

実際に和歌山電鉄に乗ってみた

和歌山電鉄は和歌山駅ホーム9番線から出ています。

ホーム階段には駅長たまのイラストや沿線案内が掲示されているため、乗り口が一目で分かります。

 

9番線ホームには和歌山電鉄の窓口があるので、JR線からの乗り換えで来た人はここで切符を購入しましょう。

 

駅ホームにはすでにたま電車が停車していました。

先頭部分には猫耳が付いており、可愛らしいたま駅長のイラストが全面に書かれているため、一目でたま電車ということが分かります。

 

車外・車内共にたまのイラストが沢山描かれており、とても可愛らしい電車となっています。

 

車内は木をふんだんに使用した温かみのある車内となっています。

車内に入った時にどこかで見たような雰囲気だと思っていましたが、後で調べたところ「たま電車」をデザインした人は、やはりJR九州の観光特急でもおなじみの「水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)」さんでした。

 

車内の細部まで猫、猫、猫であり、普通の通勤電車でありながらも観光列車のようなワクワク感がありますね!

 

本棚も設置されていまいた。

 

たま駅長のプレートも掲げられていました。

 

和歌山電鉄は住宅街のど真ん中を走っていくため、車窓に関しては特にこれといった印象はありません。

ただ、貴志方面へ進むにつれて田園風景が広がり、辺りはローカル線の雰囲気となります。

 

和歌山駅から約20分で伊太祈曽駅に着きました。

水曜日は貴志駅のスーパー駅長ニタマがお休みということから、この日は伊太祈曽駅のよんたまに会いに行くことにしました。

 

よんたまは駅舎内のガラスケースの中にひっそりと佇んでいます。

あまりにおとなしかったので最初は猫の置物かと思ったほどです。笑

日頃から人間に慣れているからか、私が近づいて見ても一切動じることなくおとなしくしていました。

 

首輪には駅長であることの印が付いています。

何というか駅長らしい堂々とした風格を感じられますね。

 

伊太祈曽駅ではネコ駅長のグッツも販売されています。

ネコ駅長をPRしているだけあって関連グッズも非常に多いです。

 

駅舎の掲示板には沿線のイベント案内などが掲示されていました。

 

伊太祈曽駅には車両基地があるため、和歌山電鉄で使用される列車を一度に見ることができます。

 

ローカル線おなじみの鉄道むすめのヘッドマークもありました。

鉄道むすめのイラストにも猫が描かれているため、一目でどこの鉄道むすめか分かりますね。

ちなみに、動物が駅長になっている鉄道路線で他に私が知っているのは、山形フラワー鉄道長井線(鮎貝りんご&うさぎ)です。

やはり可愛らしい動物の存在は大きいですね。笑

 

和歌山電鉄は単線なので途中駅では行き違いの待ち合わせがあります。

伊太祈曽駅には車両基地があり、列車の行き違いも行われるため、1時間もいれば和歌山電鉄の全ての車両を見ることができるでしょう。

 

貴志方面の列車は「いちご電車」でした。和歌山はイチゴ狩りでも有名ですね。

 

この日は平日にもかかわらず多くの観光客(主に外国人)が訪れていました。

外国の人にとってもネコ駅長というのはやはり珍しいのでしょう。

 

最後に、和歌山駅に戻った際に見かけたのですが和歌山電鉄の利用者数を示す看板がありました。

現在、日本のローカル線は窮地に立たされていますが、そんな中でも和歌山電鉄はかなり健闘している鉄道路線と言えます。

今後もネコ駅長共々、地域の活性化のために頑張って欲しいですね。

 

まとめ

このように和歌山電鉄はネコ駅長で有名な路線であり、ネコ駅長は終点の貴志駅または伊太祈曽駅にて見られます。

曜日によってはネコ駅長が見られないときもあるので、ネコ駅長の勤務日は予め「和歌山電鉄の公式HP」にて確認しておきましょう。

数あるローカル線の中でも一風変わった特色を持っているので、鉄道ファンのみならず、和歌山を訪れた際はぜひとも和歌山電鉄を利用してみてはいかがでしょうか?

以上、参考になれば幸いです。

 

※ちなみにこの後、同じ和歌山県にある日本一短い鉄道路線「紀州鉄道」にも乗りに行きました。

和歌山駅から特急で45分ほどに場所にあるので、乗り鉄するのであれば紀州鉄道もオススメですよ!

関連:【紀州鉄道乗車記】日本一短い鉄道路線の乗り方を徹底解説