新潟の坂町駅から山形の米沢駅を結ぶ「米坂線(よねさかせん)」

列車の多くは坂町駅発着ですが、新潟駅発着の快速列車として「快速べにばな」も運転されています。

今回は、この米坂線の乗り方や停車駅、実際に快速べにばなに乗った体験記について紹介していきます。

米坂線の乗り方ガイド

乗車方法について

米坂線はワンマン運転を行っているため、乗車時に整理券を取り、降りる際に運転席後ろの運賃箱で運賃を精算します。

事前に乗車区間の切符を購入した場合には、整理券を取る必要はありません。

また、有人駅で降りる場合、整理券は駅の係員に渡して清算を行います。

米坂線内はICカード非対応なので、SuicaやPASMOといったICカードを利用しての乗車はできません。

ただし、新潟駅~坂町駅間(白新線内・羽越本線内)の移動に限り、ICカードを利用して乗車することができます。

 

運行本数について

米坂線の運行本数は、坂町~米沢の直通列車が1日5往復と少なく、2~3時間ほど列車が来ない時間帯もあります。

区間運転の列車を含めても1時間半に1本程度なので、乗り過ごすと長時間待たされることになります。

米坂線を利用する際は、列車の出発時刻や乗り継ぎ時間に注意しましょう。

 

米坂線の停車駅について

米坂線の停車駅は以下の通りです。

新潟(にいがた) 快速のみ停車
豊栄(とよさか)
新発田(しばた)
中条(なかじょう)
坂町(さかまち)
越後大島(えちごおおしま)
越後下関(えちごしもせき)
越後片貝(えちごかたかい)
越後金丸(えちごかなまる)
小国(おぐに)
羽前松岡(うぜんまつおか)
伊佐領(いさりょう)
羽前沼沢(うぜんぬまざわ)
手の子(てのこ)
羽前椿(うぜんつばき)
萩生(はぎゅう)
今泉(いまいずみ)
犬川(いぬかわ)
羽前小松(うぜんこまつ)
中郡(ちゅうぐん)
成島(なるしま)
西米沢(にしよねざわ)
南米沢(みなみよねざわ)
米沢(よねざわ)

多くの列車は坂町駅発着ですが、「快速べにばな」は新潟駅発着となります。

また、新津(にいつ)駅から羽越本線を通り、坂町・米沢と行く各駅停車も片道1本走っています。

「快速べにばな」が快速運転を行うのは、白新線・羽越本線の新潟~坂町間のみで、米坂線内は各駅停車です。

白新線・羽越本線内の停車駅は、新潟、豊栄、新発田、中条、坂町の5駅のみで、これは「特急いなほ」や「白新線快速列車」と同じ停車駅となっています。

「快速べにばな」の新潟~坂町間の所要時間は、約47分。新潟~米沢まで乗り通した場合は約2時間50分となります。

ちなみに、新潟から米沢まで大宮経由の新幹線で行くと、おおよそ3時間以上かかります。

「快速べにばな」を利用すれば最短かつ乗り換えなしで移動できるため、利便性は良いです。

 

実際に乗ってみた

今回乗車した列車は、新潟を朝8時43分に出る快速べにばなです。車両は、キハE120系とキハ110系の2両編成でした。

この列車に乗れば、米沢駅には11時31分に到着する予定です。

平日の朝ということもあり車内はかなり混み合っています。立っている人もいました。

新潟駅から坂町駅までは白新線と羽越本線を走行します。列車は気動車ですが快速だけあって、結構スピードを出しています。

沿線の車窓も住宅街から一面田んぼの景色に変わります。

坂町駅からは内陸部へと分岐していき、列車は少しずつ山の方へと向かっていきます。

次第に住宅街の景色も少なくなり、一気にローカル線の雰囲気が出てきました。

越後下関を出たあたりから本格的に山間へと進んでいきます。

車窓には荒川の景色が広がり、川に沿って列車も走っていきます。

手の子駅を過ぎると米沢の平野部へと出て、周囲の景色も再び田園風景に戻ります。

今泉駅の手前で山形鉄道フラワー長井線と合流し、白川を渡ります。

以前、山形鉄道に乗った際に撮った分岐点の写真です。(旧・白川信号場)

今泉駅では山形鉄道に乗り換えができます。(接続がない時間もあります。)

この「快速べにばな」の場合は今泉に11時ちょうどに到着し、山形鉄道11時9分発の赤湯行き・荒砥行き共に乗り換えが可能です。

列車の接続が良いので、長井や赤湯へは今泉で乗り換えた方が早くに到着できます。

参考:【山形鉄道の乗り方ガイド】沿線の観光スポットも徹底解説!

今泉を過ぎ、終点の米沢駅までは田園風景が続きます。

私自身、田んぼの景色を眺めるのが好きなので、単調な風景が続いても飽きません。

のんびりと車窓を眺めていると、あっという間に米沢駅に到着しました。

米沢には時間通り11時31分に到着しました。

米沢駅では、11時36分発の奥羽本線・山形行きの列車があるので、山形方面への乗り継ぎもスムーズなのが良いところです。

通過駅があるのは一部だけですが、各駅での列車接続は良いため、速達性より利便性が重視された列車だと思いますね。

 

まとめ:快速でも米坂線内は各駅停車

米坂線はワンマン運転のローカル線であり、坂町~米沢の直通列車は1日5往復しかありません。

唯一の快速列車である「快速べにばな」も、通過駅があるのは新潟駅~坂町駅間に限られており、米坂線内は各駅停車となります。

米坂線は列車の本数が少ないので、乗車の際は乗り遅れることのないように注意しましょう。

以上、参考になれば幸いです。