こんにちは、一人旅が好きなハヤマです。先日、冬の北海道に初めて旅行に行ってきました。
その際、どうしても車でないといけない場所があったため、カーシェアリングで車を借りることにしました。
しかし、普段から車の運転に慣れていると言っても、雪道での運転は全くの未経験なので内心不安で一杯でした。
特に、私のように関東在住の人は、雪道運転を体験する機会が滅多にないので、どのような感覚で運転するのか想像するのも難しいかと思います。
今回は、そんな雪道運転で注意するべきことや安全運転のコツ、そして実際に雪道を運転してみて感じた体験談について書いていこうと思います。
目次
雪道運転の際に注意すること
私自身、初めて冬の雪道を運転することもあり、事前に何度も運転のコツや注意点について調べていました。
そんな冬の運転において特に注意するべきポイントとしては
- 急発進・急停車・急ハンドルは厳禁
- 車間距離を気持ち広めにとる
- 視界が悪い時には速度を抑える
- できる限り大通り・幹線沿いを通る
の4つですね。
ちなみに、レンタカーやカーシェアリングの場合、車の装備に関しては最初から冬用装備になっていることが殆どなので特に心配はいりません。
「急」の付く動作は厳禁
急発進・急停車は通常時でも避けるべきですが、雪道になると道路が滑りやすくなっているため、いつも以上に発進・停車には注意する必要があります。
発進する際は、クリープ現象を使ってゆっくり加速し、停止する際もブレーキをゆっくり踏むように意識することが重要です。
とにかく「急」の付く行動は極力避けるようにしましょう。
また、周囲の安全を確認した上で、どれぐらいの加減速でスリップするのか確かめておくと良いです。
車間距離に余裕を持たせる
冬の道路は滑りやすくなっているため、咄嗟にブレーキを踏んでも止まるのに時間がかかる場合があります。
制動距離が通常の路面に比べて大きく伸びるため、追突事故を防ぐためにも車間距離には余裕を持たせておきたいです。
夜間や視界が悪い時には速度を抑える
雪が降ったり夜間になると前方の視界が悪くなるため、目視で確認できる距離は短くなります。
また、吹雪に見舞われたり、周囲が一面の雪景色といった場合には「ホワイトアウト」と呼ばれる現象が発生し、方向や地形を正確に把握できなくなります。
特に、雪道の場合は滑りやすいこともありとても危険なので、夜間の運転や視界が悪くなった時には速度を控えるようにしましょう。
前照灯のハイビームも積極的に利用したいです。
十分に除雪された道を通る
大通りや主要幹線道路であれば除雪が行われていることが殆どなので、雪道に慣れるまでは十分に除雪された道を通ると良いです。
また、冬季期間は一部の道が通行止めになったり、十分に除雪が行われていない路面もあります。
少し道を外れると道路に雪が積もったままであり、路面の標識も見えずらくなっているので注意が必要です。
時間に余裕を持たせて、多少遠回りでも安全に走行できる道を選びましょう。
実際に運転してみた
今回は旭川から美瑛へ行くために、旭川駅近くの駐車場にてタイムズのカーシェアリングを利用しました。
カーシェアリングは今までの一人旅で何度も利用したことがありますが、雪道を運転するのは初めてなのでかなり緊張します。
ちなみに、カーシェアリングの車でも冬の季節はスタッドレスタイヤが標準装備となっているので、車の装備の面では問題ありません。
また、スコップやブラシなども車に積んであるので、万が一雪に埋もれてしまってもある程度は対処できます。
近くのスタンドでガソリンを入れた後、ナビを利用して目的地に行きます。
最短ルートもありましたが、安全運転のためにも幹線沿いの分かりやすい道を選びました。
初めての雪道運転ですが、スタッドレスタイヤのおかげか操作感覚は普段とあまり変わりません。
ただ、路面が不安定でガタガタすることと、ブレーキを強く踏むと滑ってしまうため、やはり車間距離を開けてゆっくり運転することは大事です。
ハンドルをしっかりと握り、早めのブレーキを心がければ問題なく走行できます。
しばらくは市街地を走行しますが道が混んでいたため、郊外へ出るまで時間がかかりました。
ゆっくり進んでいたので雪道に慣れていない私としては逆に好都合ですね。
市街地から抜けると車の量が少なくなり、周辺の景色も山間の景色に変わってきました。
道路が真っ白になっている場所も多く、車線や中央線がどこにあるのか把握するのが大変です。
道の両脇には車線や停止線の目安となる看板や指標が立っているので、それらも参考にして運転しましょう。
山間をしばらく走ると、開けた丘に出てきました。
そして、旭川から約45分。目的地の「セブンスターの木」という場所に着きました。
美瑛(びえい)を訪れるにあたって、どうしてもここの景色は見ておきたかったのですが、何とか訪れることができて良かったです。
周辺の景色はいかにも北海道らしい景色であり、一面白銀の世界です!(ただ、すごく寒いですが。笑)
この景色を見たいがために雪道を走ってきましたが、雪道を恐れず走ってきた甲斐がありました。
この後の移動も焦らずゆっくり運転していきます。
周りが同じような景色なので、死角からの対向車には十分注意する必要があります。
あと、道内を移動する場合、一直線の単調な道のりが続くので眠くなりやすいです。
時々休憩を挟みながら移動すると良いでしょう。
この後は、旭川空港近くのキャンモアスキービレッジへ行き、スキーをしました。
ゴンドラを降りた頂上からの景色はこれまた格別です!
スキーを満喫した後、日が完全に暮れてしまう前に元のステーションに戻ってきました。
夜道になると路面の状況が分かりずらくなるので、さらに運転が難しくなります。
雪道運転に慣れていない人は、日が暮れる前に運転を終えるようにすると良いでしょう。
私も雪道&夜道を走る勇気はさすがにありませんでした。
まとめ:落ち着いて運転すれば怖くない
私自身、今回初めて雪道運転を経験しましたが、思っていたほど運転は難しくありませんでした。
車間距離を十分に取り、急ブレーキ、急ハンドルといった動作を行わなければ、通常の走行とあまり大差はありません。
さすがに悪天候時や夜間の運転は怖いですが、どちらにしても雪道を走る際は余裕を持って運転することが重要と言えますね。
雪道でも落ち着いて安全運転を心がけましょう。
以上、参考になれば幸いです。