こんにちは、鉄道旅行が好きなハヤマです。

鉄道旅行で外せない存在なのが「駅弁」ですが、コンビニ弁当やスーパーの弁当と比較して、駅弁が高いと感じたことはないでしょうか?

 

私も旅行の際は駅弁を食べていますが、日常生活で食べるお弁当としては価格が高い弁当であることは間違いありません。

中には、1つ1,000円以上する駅弁も数多く、どうしてこんなに高いのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな駅弁が高い理由と、それでも売れる駅弁の特徴や魅力について書いていこうと思います。

駅弁が高い理由

1、大量生産が難しいお弁当である

駅弁屋の多くは小規模な店舗(一部は個人経営)で、なおかつ使用している素材も地元の名産品であるため、そもそも大量生産が難しいお弁当です。

コンビニやスーパーの場合は規模が大きく、食材に輸入品を使用することで安価で大量に製造できますが、駅弁の場合はごく一部の弁当を除いて一日当たりの販売個数が少ないのが特徴です。

 

例えば、私の地元横浜で発売されている「シュウマイ弁当」は、例外的に比較的安価(860円)で大量生産されている数少ない駅弁です。

駅弁は基本的に地域密着型のお弁当であるため、安く大量に作れる弁当ではなく、価格もその分高くなってしまうのです。

特に、ここ数十年ではコンビニ弁当などに押され、多くの駅弁屋が廃業となっており、価格競争の面で駅弁は厳しい状況にあるのが現状です。

 

2、消費期限が短く、規制で値下げもできない

駅弁はどのお弁当も常温で置かれるために消費期限が短く、当日中に売り切らなければ残りは全て廃棄となってしまいます。

また、駅弁の価格は鉄道事業者からの許可が必要なため、販売者が独断で値下げを行うことができない仕組みなっています。

 

3、梱包が特徴的で凝っている

駅弁はその地域の名産をアピールするためにも、パッケージや容器の形も力を入れています。

ちょっとおしゃれなパッケージだったり、容器に本物の陶器を使用するなど、駅弁ならではの工夫が施されています。

 

食べることだけを目的とした場合、コンビニ弁当のような簡素な容器でも良いですが、名産品を味わいたい旅行者にとっては、たかが弁当のデザインでも非日常感を味わいたいものです。

そのようなパッケージや特徴的な容器を作るには、もちろん費用がかかるので、その分の付加価値が価格に反映されていると言えます。

 

駅弁の特徴と魅力

上記のような理由で駅弁は確かに割高な存在となっていますが、それでも駅弁が今でも愛されていることには理由があります。

それは駅弁ならではの特徴と魅力があるからです。

 

常温でも美味しい

駅弁の一番の特徴は、冷めていても美味しく食べられるという点です。

基本的に、駅弁は冷めた状態で食べることを前提としているため、冷めた状態でも美味しく食べられるよう、お米やおかずに工夫が施されています。

一方、一般的なコンビニ弁当などは、レンジで温めることが前提となっているので、冷めているとあまり美味しくありません。

 

味付けがやや濃いめ

駅弁は冷たくても美味しく食べられるよう、全体的におかずの味が濃い駅弁が多いです。

私の地元「シュウマイ弁当」も味が濃いめの駅弁であり、おかずのマグロの焙り焼きや筍煮は、かなり味の濃いおかずです。

 

冷たくても美味しく食べられるよう、味付けに関しても普通の弁当とはちょっと違うのが駅弁の面白さとも言えますね。

逆に、一般的な駅弁を加熱して食べると変な味になってしまうそうです。(高いので実際に試したことはないですが。笑)

 

食材には地域の名産品が使われている

駅弁に使われるおかずは、基本的にその地域の名産品が使われており、弁当として気軽にその味を楽しむことができます。

特に、海産物系の駅弁は賞味期限の都合上、現地で買わないと食べられない物も多いです。

 

容器の形が安定している

駅弁はゆれる電車の中で食べることを前提としていたため、駅弁の容器は平べったく安定しているものが多いです。

一部、重たい陶器を使用した駅弁もありますが、多くの駅弁は手に持って食べやすい形の容器となっています。

 

また、おかずに関しても、汁が垂れないよう調理に工夫されていたり、おかずごとに仕切りで分けられ、持ち運んでも中身が崩れずらい特徴もあります。

 

希少価値が高く、旅情を味わえる

ここまで見たように、駅弁は各地域密着型の弁当で、なおかつ1日の生産数が少ないことから、希少価値の高いお弁当です。

現地でないと味わえない貴重な駅弁も数多く、私のような旅行者にとっては、せっかく現地へ行くなら、その地域の名産を食べたいと思うことでしょう。

 

駅弁もそんな現地でしか食べれない物の1つであるため、駅弁と共に旅情を味わえるのも、駅弁の醍醐味であると思います。

逆に、コンビニやスーパーのお弁当などは「いつでもどこでも同じ味」というのが魅力かもしれません。

 

まとめ:駅弁には付加価値が多い

このように駅弁が高い理由は、そもそも販売形態が小規模で大量生産ができないことや、販売コストが高いこと、売れ残っても値下げができないことなど、複数の要素が関係しています。

確かに量や価格の面で割高感がありますが、駅弁にはその地域ならではの名産品が詰まっており、旅情を味わえる貴重な存在でもあるのです。

駅弁はその土地ならでは食材を味わえるので、皆さんも鉄道旅行の際は、ぜひとも駅弁を買ってみてはいかがでしょうか?

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