追加料金を支払うことで乗車できる「グリーン車」

一般的にグリーン車というと、「グリーン車はお金持ちが乗るもの」「ただの贅沢」といったイメージが強いですよね。

確かに追加料金がかかる分出費は増えてしまいますが、目的をもって利用すればその費用に見合った価値が得られることも確かです。

 

また、グリーン車といっても、普通列車のグリーン車と、特急列車や新幹線のグリーン車とではいろんな意味で別物であるため、それぞれメリットも異なります。

今回は、そのグリーン車のメリットについて解説していきます。

グリーン車のメリット(普通列車)

在来線普通列車のグリーン車におけるメリットは以下の3点です。

  • 快適な座席に座ることができる
  • ラッシュ時でも普通車より混まない
    (通勤通学の時間を有意義に使える)
  • グリーン車としては安い
    (土日はホリデー料金でさらに安い)

普通列車のグリーン車は、旅行客以外にも朝夕は通勤通学で使われることから、快適性よりも「座席に座れること」の方が大きなメリットとなっています。

特に、朝のラッシュ時間帯は大抵どの車両も混雑しており、普通車では座席に座ることは困難です。

 

そんなときでもグリーン車を利用すれば、混雑する普通車を避けて目的地まで快適に移動することができます。

また、座席スペースには余裕があるため、目的地に着くまでパソコンでメールや資料の確認、新聞を読むといったちょっとした作業もできます。

 

つまり、通勤通学の時間を有意義に使えるということです。

普通車の満員電車を避けられるというだけでも、個人的にグリーン車を利用する価値は大いにあるかと思います。

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詳細な料金は上記記事で紹介していますが、平日は50キロ以内で780円、50キロ以上で1,000円さらに土日休日は200円割引となります。

長距離利用でも1回1,000円と安価であり、土休日ならさらに安く利用できる値段なので比較的気軽に利用できます。

 

普通車グリーン席のデメリット

一方、普通車グリーン席のデメリットとしては以下の2点です。

  • 必ずしも座れるとは限らない
  • コンセントは付いてない

普通列車のグリーン車は先着順で座席指定ではないために必ずしも座れるとは限りません。

 

特に、朝のラッシュ時間帯はグリーン車でも座席が全て埋まっているというケースは多いので注意してください。

ただし、万が一グリーン車で座れなかった場合には払い戻しができます。

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グリーン車のメリット(特急列車/新幹線)

特急列車や新幹線のグリーン車のメリットは

  • 座席や内装が豪華で快適
  • 座席指定なので必ず座れる
  • コンセントが付いている(※車両による)
  • 満席になることが少ない

の4つがあります。

 

在来線特急列車や新幹線のグリーン車は、乗客数が少ない分、車内が静かで座席(シート)にゆとりがあるということが一番のメリットと言えます。

座席の座り心地も良く、座席前後のシートピッチ(ゆとり)も普通車に比べて広いので快適性は抜群です!

 

コンセントに関しても、新幹線の普通席では窓側の座席にしか付いていませんが、グリーン車であれば1つの座席に対して必ずコンセントが1つ付いています。

また、比較的近年に登場した特急車両(特急あずさや特急ひたちなど)でも新幹線と同様にグリーン車にはコンセントが付いてます。

 

ただし、特急列車に関しては一部コンセントが付いていない車両もあるので、気になる方は事前に確認しておくことをオススメします。

 

特急列車/新幹線のグリーン車料金は自由席・指定席に比べてかなり割高ですが、その分快適性に優れるため、目的地までゆっくり休むことができます。

また、料金が高い分、混雑時でも最後まで空席が残っていることが多々あります。

「移動時間を快適にかつゆっくり休みたい」「指定席が満席でも確実に座りたい」という人ならグリーン車をする価値は大いにあるかと思います。

 

そして、一部特急列車のグリーン車は内装が一風変わっていたり、グリーン車部分が前面展望の見えるパノラマ先頭車になっていることもあります。

中には、個室が設けられている列車もあり、お子様連れや複数人で一緒に乗ることを想定したグリーン車もあります。

「ゆったり鉄道旅行を楽しむ」という場合でもグリーン車を利用する価値は大いにあるかと思いますね。

 

個性的なグリーン車の一例

新潟~秋田間の特急いなほ:2列+1列シートで座席前後に仕切りの付いています。

私自身初めて乗ったグリーン車がこの特急いなほでしたが、快適さ抜群の乗り得グリーン車と言えます。

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出雲市~岡山間の特急やくも:2列+1列シートで先頭グリーン車がパノラマ仕様です。

基本的に2列+1列タイプのグリーン車の方が座席が大きく快適と言えます。

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JR九州の787系グリーン車:3席のみのDXグリーン車になっています。

通常のグリーン車よりも料金が高めですが、より豪華になったレアなグリーン車です。

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上記はほんの一例ですが、グリーン車はそれぞれ列車の個性が出るので、気になる方は各列車のグリーン車について調べてみると面白いかもしれませんね。

 

新幹線・特急グリーン車のデメリット

新幹線・特急グリーン車のデメリットに関しては以下のような点があります。

  • 利用料金が高め
  • 使用車両によってサービスレベルに差がある

やはり元々のグリーン料金が高いこととはデメリットですね。

新幹線や特急列車のグリーン車も距離に応じて変動しますが、始発から終点まで乗り通すと特急料金だけで5,000円~10,000円ほどかかってしまいます。

 

例えば、東京~新大阪をグリーン車で移動した場合、特急料金だけで10,680円もかかってしまいます。

通常の特急料金の1.5倍~2倍ほど高くなることもあり、そう気軽に利用できる料金ではありません。

 

また、車両が古い列車だとグリーン車でも快適性が大きく異なります。

例えば、関東の特急列車の多くは座席が4列配置になっており、3列タイプのグリーン車と比較してやや窮屈に感じるでしょう。

コスパや快適性が気になる人は、事前にグリーン車の設備について調べておくことをオススメします。

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まとめ

グリーン車に乗るメリットについてまとめると

  • 普通列車のグリーン車
    →通勤通学の移動時間を有意義に使える
    →比較的安価で座れなかった時も払い戻しが可能
  • 新幹線/特急のグリーン車
    →快適な座席に必ず座れる
    →混雑時でも最後まで空席のことが多い

といった感じになります。

 

どのグリーン車でも移動時間を有意義に使えるという点は快適性に次ぐグリーン車のもう1つのメリットと言えます!

グリーン車の利用料金が高いか安いかは個人の主観次第なので一概には言えませんが、移動時間を有効活用させたい人はぜひ一度グリーン車に乗ってみることをオススメしますね!

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