こんにちは、鉄道旅行が好きなハヤマです。

キハ40系気動車とは、国鉄時代に登場した気動車であり、かつては全国各地の非電化路線で活躍し、今もなお日本の鉄道輸送に貢献している名車と言えます。

しかし、残存する車両の中には既に製造から40年以上経過した車両も多く、さらに新型気動車や蓄電池車の投入による影響もあって、キハ40系の運用は年々減りつつあります。

今回は、そんなキハ40が今でも運行されている路線について紹介していきます。

北海道:各路線の普通列車

JR北海道は、2019年現在でもキハ40系気動車の運用が多い地域です。

キハ40系気動車が使用されている路線は数多く、

・道南いさりび鉄道(全線)
・函館本線(函館~長万部)
・宗谷本線(旭川~音威子府)
・根室本線(滝川~厚岸)
・室蘭本線
・日高本線
・石北本線

など、札幌近郊の地域を除くと、どこかしらでキハ40系が走っています。

キハ40系は普通列車として運用されることが殆どで、主にローカル線区を中心に運行されています。

 

東北地方

津軽線:三厩~蟹田

津軽線の蟹田~三厩間は非電化路線であり、今もなおキハ40系が使用されています。

なお、蟹田~三厩間を走る普通列車の本数は少なく、1日6往復しかありません。

参考:【龍飛崎のアクセス方法】津軽線で三厩へ行ってみた!

 

男鹿線:全線

秋田~男鹿の男鹿線でもキハ40系気動車が運用されていますが、2017年に新型の蓄電池車EV-E801系も投入されています。

ゆくゆくは全ての車両が蓄電池車に置き換えられることでしょう。男鹿線のキハ40には早めに乗っておきたいところです。

参考:【男鹿線ACCUM乗車記】噂の蓄電池電車に乗ってみた

 

羽越本線:酒田~村上・新津

日本海を南北に結ぶ羽越本線でも普通列車としてキハ40系が使用されることがあります。

この区間は電化されていますが、そもそも普通列車の輸送量が少なく、架線の電化方式の問題もあり、運用コストの安い気動車が使用さえています。

列車は区間運転が多く、酒田~新津を普通列車は数少ないです。

 

磐越西線:新津~会津若松

福島の会津若松と新潟県の新津を結ぶ磐越西線でもキハ40系が使用されています。

喜多方~新津間が非電化路線であるため、この区間は気動車で運行されます。

 

ただし、近年ではキハE120形やキハ100形などの気動車の運用も増えているため、キハ40系の引退は近いと言えます。

 

只見線:全線

日本有数のローカル線として知られる只見線は、臨時列車のSLを除くと全ての車両がキハ40系気動車で運転されています。

※只見~会津川口間は不通になっているためバス代行

ただし、只見線は運行本数が少なく、小出~只見間は1日3往復しか走っていません。

参考:【只見線乗り方ガイド】オススメルートと日帰りのコツ

 

関東・東海:キハ40の運行はなし

関東や東海地方では鉄道の利用者が非常に多い地域になので、旧型車両のキハ40系は臨時列車でもない限り乗り入れることはありません。

最後までキハ40系が運用された路線は宇都宮~烏山(からすやま)間の烏山線で、2017年の3月まで運行していました。

 

ちなみに、キハ40ではありませんが、千葉県のいすみ鉄道にてキハ40よりもさらに古い「キハ28系気動車」が運行されています。

参考:【いすみ鉄道/急行列車乗車記】運転日や急行料金を徹底解説

 

西日本・山陽

氷見線:全線

氷見線は、富山県にある高岡と氷見を結ぶローカル線で、全ての車両がキハ40系です。

氷見線の一部の車両は忍者ハットリくんのラッピング車両で運転されています。

 

津山線:全線

岡山~津山の津山線では、快速ことぶきと普通列車の両方にキハ40系が使用されます。

時間帯によってはキハ120形も使用されますが大部分はキハ40です。

また、毎週土曜日にはクリーム色に塗装されたノスタルジー車両が運転されています。

参考:【津山線乗車記】快速ことぶきに乗ってみた!

 

山陰本線/吉備線/芸備線/山口線

岡山や広島、鳥取、島根などの各非電化路線にてキハ40系は使用されます。

一部の区間ではキハ120形やキハ126系が使用されますが、ローカル線区ではまだまだキハ40が現役です。

 

四国

四国の各路線でもキハ40系気動車が使用されていますが、年々その運用は少なくなっています。

キハ40系が使用されるのは

・高徳線
・牟岐線

の2路線です。

主に、高松以南、徳島近辺の路線で使用されています。

ちなみに、予讃線 の観光列車「伊予灘ものがたり」でもキハ40系が使用されています。

 

九州

九州でもまだ多くのキハ40が運用されており、

・唐津線
・筑豊本線(原田線)
・久大本線
・三角線
・日南線

・吉都線
・肥薩線
・指宿枕崎線

の8つの路線でキハ40系が活躍しています。

 

また、九州では普通列車だけでなく、

・「いさぶろう・しんぺい」:肥薩線
・「はやとの風」:肥薩線
・「かわせみ・やませみ」:肥薩線
・「A列車で行こう」:三角線

・「指宿のたまて箱」:指宿枕崎線

など、観光列車としても多数のキハ40が活躍しています!

観光特急としてキハ40系を楽しむこともできるので、九州の鉄道旅行も面白いかと思いますね!

参考:【はやとの風の予約方法】料金や乗り方を分かりやすく解説!

 

まとめ:地方路線で活躍中だが長くは持たない

このようにキハ40の運用の多くは地方路線であり、関東首都圏や名古屋・大阪・福岡といった都心で運用されることはありません。

特に近年では、老朽化や新型車両の投入によりキハ40の運用もじわじわと減ってきているので、今のうちに沢山乗っておくことを強くオススメします!

以上、参考になれば幸いです。

 

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