都心から離れた千葉の内陸部にある成田空港。

羽田空港に比べると都心部から離れているため、アクセスの面では不便だと感じることも多いでしょう。

しかし、今では都心からでも1時間程度で成田空港へアクセスすることが可能であり、アクセス方法も多様化しています。

今回は、そんな成田空港へのアクセス方法について比較&解説していきます。

鉄道でアクセスする場合

鉄道でのアクセスは、大きく分けると

1、JR線の特急成田エクスプレス
2、JR線の普通列車・快速列車の成田行き
3、京成本線(スカイライナー利用)
4、京成本線(アクセス特急利用)

の4つの方法があります。

 

成田エクスプレスのメリット・デメリット

成田エクスプレスのメリットは東京や横浜、大宮、八王子といったJRの主要駅からアクセスが可能であることです。

遠方からのアクセスでも途中駅での乗り換えの手間がかからないことが一番の強みです。

 

また、乗り心地も良く、車内も快適であるのも大きなメリットです。

快適な旅を楽しみたい、あるいは主要駅から直接アクセスしたい場合にオススメのアクセス方法と言えます。

 

デメリットは、利用料金がかなり高め(東京から成田空港で3,020円)です。

また、高い特急料金の割には、成田までの所要時間は1時間ほどとあまり早くないという点です。

 

さらに、JR線の宿命として、電車の遅延・運転見合わせが多いというのもデメリットの1つと言えます。

特に、成田エクスプレスは複数の路線を経由して成田空港へ向かうので、どこか1つの路線が止まると成田エクスプレスも止まってしまいます。

こればかりは運としか言いようがありませんが、京成線に比べて電車の遅延・運転見合わせの確率は高いことは覚悟しておきましょう。

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普通列車のメリット・デメリット

普通列車のメリットは特別料金が不要な分、成田エクスプレスの約半額以下で成田空港へアクセスができる点です。

また、列車は横浜、横須賀方面の横須賀線に繋がっているため、神奈川県方面からアクセスするのであれば乗り換えも不要です。

成田エクスプレス同様にアクセスのしやすさがメリットと言えます。

 

デメリットとしては停車駅が多く時間がかかることと、通勤・通学で利用する乗客も多いため乗車率が高いことです。

座席も保証されていないため、成田空港に着くまでに疲れてしまう可能性があります。

 

横須賀線の沿線から出発する場合や、途中で乗り換えるのが面倒というのであれば、オススメのアクセス方法と言えますね。

また、普通・快速列車は「青春18切符」や「休日おでかけパス」を使うことで通常よりも安く移動することも可能です。

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スカイライナーのメリット・デメリット

特急列車である「スカイライナー」は、日暮里駅から最短36分、京成上野から最短45分で成田空港へ行ける、その所要時間の短さが大きなメリットです。

また、スカイライナーは競合する成田エクスプレスよりも料金が安くて速いのが特徴です、

料金は京成上野~成田空港が2,465円、所要時間は40分~50分ほどです。

 

鉄道でのアクセスとしては

・成田空港までの所要時間が短い
・全席指定席なので必ず座れる
・座席のスペースが広く乗り心地も快適

といった利点があり、スーツケース等の重たい荷物を置けるスペースも設けてあるので、荷物が多くても安心して乗車できます。

 

一方のデメリットとしては、スカイライナーを利用する場合、京成上野駅、または日暮里駅からのアクセスとなるため、出発する場所によっては乗り換えが多くなることです。

東京、新宿、大宮、横浜といった主要駅を直接結んでいるわけではないので、利便性では成田エクスプレスより劣ってしまうのがデメリットと言えます。

 

ちなみに、スカイライナーは成田スカイアクセス線の区間を時速160キロで走行します。

これは新幹線を除いた在来線の中では最速であり、他の在来線では味わえないスピードを体感できるのもスカイライナー特有のメリットの1つと言えますね。

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京成アクセス特急のメリット・デメリット

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京成電鉄にはスカイライナーでなくても成田空港へスムーズにアクセスできる、アクセス特急があります。

スカイライナーと同じ成田スカイアクセス線を経由するため、所要時間も鉄道の中では短いです。(日暮里から空港まで約50分)

 

アクセス特急は「特急」とついていますが特別料金はかかりません。

京成上野・日暮里から成田空港までは片道1,240円とスカイライナーの半額なのもメリットと言えます。

 

また、都営浅草線や京急線と乗り入れを行っているため、上野・日暮里からのスカイライナーと異なり、横浜・品川・浅草方面からでもアクセスすることが可能です。

デメリットはエアポート成田と同様に普通の通勤型車両なので、座席に座れる保証がないことですね。

 

高速バスのメリット・デメリット

鉄道のアクセスとは別にバスを利用してアクセスすることも可能です。

成田空港へ行くバスは主に、京成バス(東京シャトル)とTHEアクセス成田の2つがあります。

バスは全体的に利用料金が安く、鉄道に比べて安価で成田空港へアクセスできるのがメリットです。

京成バス、THEアクセス成田のどちらのバスも東京駅から成田空港までの運賃は1,000円であり、コストパフォーマンスに優れます。

また、バスは座席定員制なので座席が保証されており、重たい荷物もトランクに詰め込めるため、空港まで疲れることなく移動できるのもメリットです。

 

一方、デメリットは道路の渋滞や事故などの影響により、時刻表の通りに成田空港にたどり着けない可能性があることです。

飛行機の場合には乗り遅れは大きなリスクなので、時間に余裕がない時にバスを利用することはオススメできません。

特に、ゴールデンウイークやお盆、年末年始などの大型連休中は注意が必要です。

 

また、バスは鉄道に比べて大きく揺れるので、乗り物酔いに弱い人は気持ち悪くなる可能性もあります。

時間に余裕があり、なおかつ安価で空港へアクセスしたい場合や、または重たい荷物を持っているという場合にオススメできるアクセス方法と言えますね。

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まとめ:状況に応じて使い分けるのが望ましい

このように成田空港へアクセスするためには鉄道とバスが主な方法となりますが、どれも一長一短です。

・乗り換えなし/早く/快適に移動したい⇒成田エクスプレス
・最短でアクセスしたい場合:スカイライナーまたはアクセス特急
・時間に余裕がある⇒高速バス/JR線普通列車

といった感じで状況に応じて上手く使い分けると良いですね。

個人的には、快適性と速達性に優れるスカイライナーをオススメしますが、アクセスのしやすさは出発する場所によっても異なるので、自分が最も利用しやすい交通機関を利用しましょう!

以上、参考になれば幸いです。

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