東京都心と羽田空港を結ぶ「東京モノレール」
東京モノレールは空港アクセス路線の1つですが、
- 空港快速
- 区間快速
- 普通
の3つの種別があり、それぞれ停車駅と所要時間が異なります。
また、国内線の場合、空港第1ビルと空港第2ビルでは搭乗できる航空会社が違うため、間違いを防ぐためにも予め降車駅を把握しておく必要があります。
今回は、そんな東京モノレールの種別と所要時間、その駅から搭乗できる航空会社について解説していきます。
東京モノレールの停車駅
空港快速:最も早く、羽田までノンストップ
空港快速はその名の通りに空港アクセスに特化しており、東京モノレールの中では最も早い種別です。
浜松町から羽田までノンストップで走り抜ける種別であり、浜松町⇔羽田の所要時間は
- 羽田空港国際線ビル:13分
- 羽田空港第1ビル:16分
- 羽田空港第2ビル:18分
となっています。
とりあえず最速で浜松町⇔羽田を移動したい場合は空港快速に乗ると良いです。
空港快速は平日の朝ラッシュ(午前6時~8時台)の時間を除いて、概ね10分毎に運行されています。
区間快速
区間快速は空港快速の次に早い種別であり、
- 浜松町
- 天王洲アイル
- 大井競馬場前
- 流通センター
- 羽田空港国際線ビル
- 羽田空港第1ビル
- 羽田空港第2ビル
の7駅に停車します。
区間快速の所要時間は
- 羽田空港国際線ビル:15分
- 羽田空港第1ビル:19分
- 羽田空港第2ビル:21分
です。
空港快速に比べると羽田まで約3分ほど到着が遅くなります。
ただし、日中は基本的に空港快速が出た後に区間快速が出るダイヤとなっているため、途中駅で空港快速に抜かれることはありません。
そのため、空港快速に乗れなかった場合でも、次発の区間快速に乗れば一番早く羽田空港に到着できます。
区間快速は空港アクセスとしても利用でき、なおかつ空港快速が止まらない各駅に行く際にも便利な列車です。
区間快速も平日の朝ラッシュ(午前6時~8時台)の時間を除いて、日中は概ね10分毎に運行されています。
普通:各駅停車
普通は東京モノレールにおける各駅停車であり、全ての駅に停車します。
普通しか停車しない駅は、昭和島、整備場、天空橋、新整備場の4つの駅です。これらの駅を利用する際は普通に乗る必要があります。
また、普通は途中駅の昭和島で空港快速に抜かれる時があります。(主に日中の時間帯)
浜松町から終点の羽田空港第2ビルまでの所要時間は通過待ちなしで約24分、通過待ちが発生する場合は約26分です。
時間帯によって通過待ちの有無が違うので、乗車前に駅の案内掲示版/アナウンス等で確認しましょう。
搭乗できる航空会社について
羽田空港第1ビルでは
- JAL 日本航空
- JTA 日本トランスオーシャン航空
- SKY スカイマーク
- SFJ スターフライヤー(北九州・福岡空港行き)
- ANA 全日空 北九州空港行き(SFJとの共同運航便)
の航空会社に搭乗できます。
一方、空港第2ビルでは
- ANA 全日空
- ADO エア・ドゥ
- SNA ソラシドエア
- SFJ スターフライヤー(山口宇部・関西空港行き)
の航空会社に搭乗することができます。
注意したいのはスターフライヤーであり、スターフライヤーは飛行機の行き先によって空港が違います。
北九州・福岡空港行きのSFJとANAの北九州空港(SFJ共同運航便)は第1ビルから、SFJの山口宇部・関西空港行きは第2ビルからの出発となります。
事前に自分が搭乗する飛行機の航空会社を確認した上で降車駅を判断しましょう。
ちなみに、間違えて別のビルで降りても第1ビルと第2ビルには連絡地下通路があるため、歩いて行き来することが可能です。
まとめ
このように東京モノレールには空港快速、区間快速、普通の3つの種別があり、最速の空港快速で18分、鈍行の普通でも26分で浜松町⇔羽田を移動できます。
基本的に空港アクセスが目的なら空港快速または区間快速に乗れば問題ありません。
また、国内線を利用する場合は航空会社によって降車駅が違うので、予め搭乗予定の航空会社を確認しておきましょう。
以上、参考になれば幸いです。
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