電車や新幹線に乗っていると、時に荷物を車内の座席や網棚に置き忘れてしまうこともあるかと思います。

財布やカバン、スマートフォンなど、重要な物を忘れてしまうと非常に焦りますが、まずは落ち着いて当時の状況を思い出すことが重要です。

 

特に、都市部の鉄道路線では毎日膨大な数の落とし物・忘れ物が届けられるため、その時の事情や落とし物の特徴を説明できないと発見に時間がかかってしまいます。

今回は、そんな電車内や改札内で忘れ物をしてしまった時の対処法について解説していきます。

忘れ物に気が付いたら

忘れ物に気が付いた時、分かる範囲で良いので以下の点を整理しましょう。

  1. どの鉄道会社/路線を利用していたのか
  2. 利用した電車の時間や特徴、落としたタイミング
  3. 落とした物の特徴と自分のものである証明

 

1、どの鉄道会社/路線を利用したか

都市部ではJR以外にも私鉄や地下鉄が走っており、落とし物をした鉄道会社によって申し出る場所や必要な手続きが違います。

例えば新幹線の車内で忘れ物をした場合はJRの窓口に問い合わせ窓口に、東京メトロで落としたのなら東京メトロの落とし物窓口への問い合わせが必要です。

 

都市部の主要駅であれば改札外に「落とし物窓口/忘れ物総合取扱所」がありますが、直接窓口へ行けない場合は電話で問い合わせることも可能です。

ただし、回収された忘れ物が検索システムに登録されるまでに時間がかかることもあるので注意したいです。

JR東日本/忘れ物問い合わせセンター
050-2016-1601(6:00~24:00)

東京メトロ/落とし物の問い合わせ
0120‐104106(9:00~20:00)

 

2、利用した電車の時間や特徴

どの電車で落としてしまったのか、その時間や電車の特徴について整理しておくと特定がスムーズに進みます。

例えば、新幹線の車内で忘れ物をしたと思われる場合、

  • どの駅から乗ったのか
    →東京から新大阪まで
  • どの時間の列車に乗ったのか
    →東京12時ちょうど発の「のぞみ227号」
  • どの号車/座席に乗ったのか
    →指定席の4号車、6番のA席

といった形で、乗車した列車の特徴を整理します。

はっきりと覚えていない場合には、何時ごろ目的地に到着したのか到着時刻を思い出すと良いです。

 

また、もし手元に乗車した列車の指定券などが残っている場合は、切符から乗車した列車の時間や号車などが分かります。

落とし物をした列車を特定できるよう、分かる範囲で乗車した列車や時間を思い出しましょう。

 

3、落とした物の特徴を整理する

落とし物の特定で一番肝心なことは、落とし物がどのような物か、また自分の落とし物であることを証明することです。

鉄道における忘れ物の数は膨大なので、できる限り多くの情報を伝える必要があります。

 

例えば、財布を落としてしまった場合、

  • 財布の形と色
  • 財布の中の金額
  • 財布の中に入っているカードや免許証の内容

といった情報が必要です。

免許証など名前が分かる物が入っている場合はその旨を必ず伝えるようにしましょう。

定期券が入っている場合には、定期券の区間を説明できるとスムーズに特定できます。

 

また、携帯電話・スマートフォンであれば

  • 型番やメーカー
  • 色や形状の特徴
  • キズの有無
  • 付けているストラップやカバー
  • その携帯の電話番号
  • ロック画面を解除する暗証番号

といった情報を整理して説明しましょう。

言葉や文章だけだと伝わらないこともあるので、メモ用紙等に落とし物の特徴や形を描いて説明することをオススメします。

 

保管日数と受け取りに必要な物

各鉄道会社によっても保管場所や日数は異なりますが、概ね2日~3日程度は回収した駅に保管されているケースが多いです。

それ以上経過した場合には、規模の大きな主要駅の管理窓口へ移され、回収後おおよそ1週間ほどで警察署へ引き渡されます。

※警察署で忘れ物を保管している期限は約3か月です。

 

問い合わせ後に落とし物が見つかった場合には、印鑑と身分証明書をもって指定された駅または窓口に受け取りに行きます。

自分の物である証明を説明できるとスムーズに手続きができるので、受け取りの際も忘れ物の特徴を整理したメモ等を持参しておくと安心です。

 

切符の紛失について

切符の場合は通常の落とし物とは扱いが異なり、いったん購入した切符の料金を再度払って改札外に出る必要があります。

 

乗車区間によってはそのまま改札外に出してくれることもありますが、切符を紛失した場合は早めに駅係員に申し出ましょう。

切符の紛失については「切符を紛失した時の対処法」を参考にして頂ければと思います。

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まとめ:記憶が鮮明なうちに申し出を

このように電車内、改札内で落とし物をしてしまった場合には、

  1. どの鉄道会社/路線で落としたのか
  2. どの電車に乗ってきたのか
  3. どのタイミングで落としたのか
  4. 落とした物の特徴と自分のものである証明

の4つの点を思い出せる範囲で整理して、落とし物をした鉄道会社のお問い合わせ窓口に申し出る必要があります。

 

日数が経過すると記憶が曖昧になったり、落とし物が別の場所へ移されてしまうため、落とし物に気が付いた際は早めに情報を整理して窓口へ問い合わせましょう。

 

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