peachまたはバニラエアを利用して新千歳空港へ来た場合にのみ購入できる「ひがし北海道フリーパス」

ひがし北海道フリーパスは有効期限が5日間と長く、特急列車の自由席にも乗り放題なので、帯広や釧路、網走といった道東を周遊する際に非常に便利なフリー切符です。

私自身、そんなひがし北海道フリーパスを実際に利用してきたので、その感想やオススメの活用方法について解説していきます。

ひがし北海道フリーパスの購入方法

切符の値段や対象列車について

まずこの切符の概要について整理すると

  • 値段:大人15,500円、子供7,700円、25歳以下12,000円
  • 有効期限:5日間
  • フリーエリア:札幌周辺+道東(網走、釧路、根室など)
  • 対象列車:普通列車/快速/特急列車の自由席(※指定席は別料金)

となります。

 

この切符の一番の特徴は特急列車の自由席を利用できるという点です。

道東全体がフリーエリアの範囲内となっているので乗れる特急列車も数多く、北海道を周遊するなら非常に便利な切符と言えます。

 

15,500円と聞かれると少し高い気もしますが、新千歳⇔網走、新千歳⇔釧路を往復するだけで元が取れる値段です。

有効期限は5日間でフリーエリアも広く、特急の自由席にも乗れることから、お得度・使い勝手共に北海道のフリー切符の中では群を抜いています。

 

また、25歳以下の方は年齢を確認できる公的証明書(運転免許証、健康保険証など)を提示することで、12,000円で購入できます。

若い人の格安旅行でも大いに役に立つことでしょう。私もギリギリ25歳以下だったのでこの機会に利用してきました。

 

切符購入の条件

大変お得度の高いフリー切符ですが、これを購入するためには

  • 「Peach」または「バニラエア」で新千歳空港へ行くこと
  • 到着した当日中に新千歳空港駅で切符を購入すること

の2つが条件となっています。

 

新千歳空港ではpeach/バニラエア以外にも多数の航空会社が就航していますが、あくまでも切符購入の対象となるのはpeachとバニラエアだけです。

それ以外の航空会社を利用した場合このフリーパスを購入できないので、搭乗する航空会社には十分注意したいです。

 

そして、このフリーパスを購入できるのは空港に到着した当日中に限ります。

「事前予約する」「後日購入する」といったことはできないので注意しましょう。

切符の購入は新千歳空港駅のみどりの窓口にて行います。自動券売機からは購入できません。

 

購入後受け取るものはフリーパス以外に、案内用紙とアンケート、そして特典引換券が2枚です。

 

フリーパスの利用方法

このフリーパスは自動改札機に通せるので、自動改札機がある駅ではそのまま改札に切符を入れれば使用できます。

毎度切符が出てくるので取り忘れに注意しましょう。

 

有人駅や無人駅の場合には駅係員または運転手に切符を見せれば問題ありません。

 

「スーパーおおぞら/とかち」「ライラック」などの特急列車に乗る場合は自由席に乗ります。

車内改札の際もこの切符を車掌さんに提示すれば大丈夫です。

ただし、指定席やUシート、グリーン車を利用する場合は別途で座席指定券が必要になるので注意しましょう。

 

特典引換券は対象の施設・お店で使用できます。(1枚につき1か所)

 

駅レンタカーの割引について

ひがしフリーパスを利用している方は、駅レンタカーの割引特典もあります。

ガソリン満タン返却不要&免責補償料込みでSクラスの車を5,000円(24時間)からレンタルできます。(※7月~8月は7,000円)

安心保障プランを入れても税込み5,860円と、他のレンタカープランと比較しても非常にお得です。

 

元の割引も良いですが、何と言ってもガソリン満タン返却が不要というのは大きなメリットであり、走れば走るほどお得になります。

特に、北海道は車でないと行けない観光地が非常に多く、駅から距離も離れているため、レンタカーがあれば行動範囲が大きく広がります。

フリーパスを利用してガッツリ鉄道旅行を楽しむのも良いですが、レンタカーでの旅もオススメですよ!

公式リンク:駅レンタカー/ひがし北海道フリーパスキャンペーン

 

実際に使ってみた

私自身、実際にこのひがし北海道フリーパスを利用したので、その使用例について簡単に紹介していきます。

ガッツリ乗りつぶしした訳ではありませんが、フリーパスと特典の両方を活用しつつ周遊してきました。

 

1日目:新千歳空港⇒帯広

1日目は飛行機で新千歳に到着後、南千歳からスーパーおおぞらで帯広へ行きます。

帯広駅に到着後は駅レンタカーを利用して近くのホテルに宿泊しました。

午後の便で北海道に来たこともあり、1日目はほぼ移動だけですね。

 

2日目:駅レンタカーで周遊

2日目は昨日のレンタカーで、ナイタイ高原牧場や三国峠、旧士幌線の跡地などを見に行きました。

夕方にレンタカー返却した後、スーパーおおぞらに乗って釧路へ行き、この日は駅前のホテルに泊まりました。

 

3日目:花咲線&くしろ湿原ノロッコ号に乗る

3日目は根室本線に乗って、日本最東端の駅「根室駅」と「東根室駅」、そして最東端の岬である「納沙布岬」へ行きました。

 

なお、根室駅のバスターミナルでは往復乗車券を買うと、特典券と引き換えで納沙布岬のポストカードをもらえます。

根室については「JR花咲線乗車記/最東端の有人駅・根室駅に行ってみた!」を参考にしていただければと思います。

 

くしろ湿原ノロッコ号にも乗った後、釧路駅にてレンタカーを借りて釧路湿原近くの宿に泊まりました。

 

4日目:駅レンタカーで観光

4日目は昨日のレンタカーを利用して、屈斜路湖や900草原、開陽台などを見に行きました。

この日は計200km以上走行しましたが、ガソリン代がかからないので走行距離を気にする必要はありません。

とにかくこの機会に車でしか行けない場所に足を運んでおきました。笑

 

夕方にレンタカーを返却した後、釧路から特急スーパーおおぞらに乗って札幌まで戻ります。

 

5日目:札幌から新千歳空港へ

5日目はカーシェアリングを利用して夕張市街地を散策しました。

最終日は札幌⇒新千歳の移動以外にフリーパスを使用していませんが、既に十分元は取れているので問題ないです。

 

5日間で足を運んだ区間をまとめるとこんな感じです。

今回は帯広と釧路で駅レンタカーを借りたため、時間的に網走には行けませんでした。

鉄道旅行がメインなら新千歳⇒帯広⇒根室⇒釧路⇒網走⇒旭川⇒札幌といった感じで周遊すると良いかもしれませんね。

 

まとめ:非常にお得だが購入条件には要注意!

今回の北海道旅行では鉄道と駅レンタカーの両方を利用しましたが、このひがし北海道フリーパスのおかげで交通費を大幅に節約することができました!

フリーエリアが広く5日間の有効期限、そして特急列車の自由席も乗り放題ということから、切符の元を取るのも簡単です。

単に往復割引切符として使うのもよし、ひたすら乗りつぶしに使うのもよし、駅レンタカーの併用もよしと、フリーパスの使い道は多いです!

 

ただし、購入できるのはpeachまたはバニラエアを利用して新千歳に来た人で、なおかつ搭乗日の当日中に購入する必要があります。

購入条件が他のフリー切符と比べて少し特殊なので、実際に利用する際は購入条件を満たしているかを必ず確認するようにしましょう。

以上、参考になれば幸いです。