飛行機は「危険」「怖い」というイメージを持っている人は少なくありませんが、実は統計で見ると、飛行機は自動車に比べて遥かに安全な乗り物とされています。

また、2017年はジェット旅客機の墜落事故が一度も発生しなかった年でもあり、世界的に見るとその安全性の高さはあらゆる交通機関の中でもトップレベルです。

(ちなみに、日本の場合は新幹線も同じぐらい安全です。)

 

しかし、なぜ空を飛ぶ飛行機が最も安全性の高い乗り物となり得たのでしょうか?乗り物が好きな私にとってはそれどうしても気掛かりでした。

今回は、そんな飛行機の安全性について書いていこうと思います。

飛行機の安全性が高い理由

「飛行機の事故=重大事故」だから

飛行機の安全性が高い一番の理由は、飛行機の事故は重大事故に繋がる可能性が高いからです。

巨大な鉄の塊が時速何百キロものスピードで空を飛ぶので、万が一墜落でもしたら、乗客の生存はほぼ絶望的といえるでしょう。

また、空中でどこかしら部品が破損でもしたら、機体が空中分解してしまう危険もあります。

 

たった一度の事故でも多数の死者が出る可能性が高いため、事故の損害が極めて大きくなることは容易に想像できるでしょう。

そのような重大事故が何度も起こるようでは利用者としては怖いですし、何よりも航空業界の信用を失いかねません。

数百人単位の大勢の命を一度に預かる以上、大前提として、100%安全と言える状態でなければ飛行機を飛ばすことができないのです。

 

操縦士の練度の高さ

飛行機はちょっとした操縦ミスが重大事故に繋がる危険があるため、飛行機を操縦する人の練度は極めて高いです。

パイロットになるためには単に資格を取れば良いという訳ではなく、厳格な適性検査や身体検査などもあり、その責任の重さから誰でもなれるような職業ではありません。

また、飛行機を安全に操縦するためには体調管理も欠かせないため、万全の準備ができている人だけが飛行機を操縦することができます。

 

一方、自動車の場合は、免許さえ持っていれば誰でも簡単に運転できますし、免許も飛行機の免許に比べれば遥かに取得難易度は低いです。

また、自動車の場合は全ての人が安全運転をしているとは限らないため、飛行機に比べる事故率が高くなってしまうのです。

整備士による飛行機の点検

操縦士の練度が高いだけでなく、機体を整備する人の技量が高いことも安全性の高さに関わっています。

 

そもそも航空整備士の職業に就くこと自体が狭き門であり、取得べき技術や勉強量も極めて多い職業です。

また、機体点検の頻度も非常に多く、毎度の飛行ごとに点検が行われているため、ちょっとでも異常があればすぐに整備士が対応します。

機体に少しでも異常がある場合は絶対に飛ぶことがないので、機体そのものの安全性も極めて高いと言えます。

 

一方、自動車の場合は、車検はあっても日頃の点検は良くも悪くも自分の意思次第であるため、故障に気が付かずに運転してしまうこともあるでしょう。

機体の管理体制も飛行機と車では根底の差がある故に、事故率にも圧倒的な差が生じるのだと思いますね。

 

航空管制官の存在

飛行機がぶつからないようにルートを調整したり、空港の発着許可など、安全で円滑な飛行には航空管制官の存在も欠かせません。

飛行機は各機体が好き勝手に飛んでいるわけではなく、航空管制官が各飛行機のルートを全て管理しているため、飛行機同士が接触する危険は極めて低いです。

また、管制官もパイロットと同様に、状況に応じて冷静かつ迅速に対応する必要があり、その職業に就く人も相応の実力と責任感が必要になります。

 

パイロットや整備士、管制官など航空部門全てにおいて安全面で超厳しいために、結果としてトップレベルの安全性を実現しているのだと言えますね。

空の安全を守っている人達には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

まとめ:飛行機は安全でないと困る

このように飛行機の安全性が高いのは、ちょっとしたミスでも重大事故に繋がる可能性が高い乗り物であるが故に、安全性が極めて重要視されているからです。

一方、車の場合は良くも悪くも、免許さえ持っていれば自由に運転できるというハードルの低さが事故率の高さに関係していると言えますね。

飛行機は「危険」「怖い」と思っていても、車や高速バスに比べたら遥かに安全な乗り物なので安心して搭乗しましょう。

以上、参考になれば幸いです。