北海道と本州を結ぶ新幹線として2016年から運行している「北海道新幹線」

本州から北海道までスピーディかつ乗り換えなしで行けるのは便利な反面、料金についてはかなり高いという声が多いです。

特に、新青森~新函館北斗の青函トンネルをまたいでの利用だと運賃が跳ね上がるため、気軽に利用できるとは言い難い状況にあります。

今回は、そんな北海道新幹線が高い理由と少しでも安く利用する方法について解説していきます。

北海道新幹線の運賃とその比較

まず、北海道新幹線における主な区間の運賃を見ていきましょう。

  • 東京~新函館北斗
    22,690円(乗車券11,560円 指定席特急券11,130円)
  • 新青森~新函館北斗 
    7,260円(乗車券2,810円 指定席4,450円)
  • 奥津軽いまべつ~新函館北斗
    5,480円(乗車券2,160円 指定席3,320円)
  • 奥津軽いまいべつ~木古内
    3,960円(乗車券1,450円 特別料金2,510円)

青函トンネルは奥津軽いまいべつ~木古内間にかけて通っていますが、最短距離であっても片道約4,000円、青森~函館の場合は片道7,000円以上とかなり高いです。

 

北海道新幹線内は特急料金が非常に高く、新青森~新函館北斗の指定席料金4,450円は、

  • 東京~長野 4,200円/222km
  • 東京~福島 4,200円/272km
  • 東京~名古屋 4,620円/366km
  • 新大阪~広島 4,610円/341km

といった区間に匹敵する特急料金となっています。

また、これら区間はどれも片道200キロを超える距離ですが、新青森~新函館北斗に関しては約150km程度です。

距離単位から見ても北海道新幹線の特急料金はかなり高いことが分かるかと思います。

 

高い運賃は青函トンネルの維持費が原因

北海道新幹線において最も重要な役割を果たしている青函トンネルですが、この青函トンネルの維持費が高いことが運賃の高さに関係しています。

青函トンネルは開業からすでに30年が経過しており、老朽化への対処は早急な課題となっており、年間の維持費も莫大です。

そんな青函トンネル内を移動する以上、利用者にもある程度負担してもらう必要がありますが、その維持費の高さ故に運賃がかなり割高となってしまいました。

 

また、このような形態は鉄道に限った話ではなく、高速道路の通行料でも似たような側面があります。

例えば、「東京湾アクアライン」や「本州四国連絡道路」といった道路は便利である反面、維持費に多額の費用がかかるため、通行料が高いことで知られています。

便利さを享受する以上、料金が高くなってしまうのは避けられないことなのです。

 

格安で利用する方法と代替手段

えきねっとトクだ値を利用する

北海道新幹線が高いとは言っても割引切符は用意されています。

最も割引率が高いのは「えきねっと」から購入できる割引切符「えきねっとトクだ値」です。

乗車区間によって割引率は違いますが、概ね20%~最大40%ほどの割引となっています。

 

特に、新青森~新函館北斗間は40%割引のお先にトクだ値切符(片道4,350円)があるので上手く活用させましょう。

なお、東京~新函館北斗といった長距離利用の場合でも割引率は最大で25%(片道17,010円)となっています。

お先にトクだ値は乗車日13日前までに購入する必要がありますが、人気故に早くに売り切れてしまうため、予め予定が分かっている方は早めに切符を予約しましょう。

 

また、稀に「お先にトクだ値スペシャル」という最大50%前後の割引切符が発売されることもあります。

 

青森~函館をフェリーで渡る

どうしても北海道新幹線が高いと感じるのであれば、フェリーで移動することをオススメします。

青森~函館間のフェリーには

の2つの船会社がありますが、どちらの運賃も新幹線の割引切符より遥かに安いです。

 

私自身、実際に津軽海峡フェリーを利用したことがありますが、通常期のスタンダードをインターネットから予約することで、片道2,000円から青森~函館を移動できます。

フェリーだと片道4時間ほどかかってしまいますが、安い上にのんびりと船旅を楽しめるので、フェリーも選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ:正規料金は高いが割引切符はある

このように北海道新幹線は正規料金で利用しようとすると料金がかなり高く、あまり新幹線を使う気になれない方も多いかと思います。

ただ、えきねっとのお先にトクだ値なら20%~40%ほどの割引となるので、事前に乗車日が分かっている場合にはトクだ値切符を利用することをオススメします。

どうしても安くしたい方はフェリーを利用する手もあるので、自分に合った方法で津軽海峡を横断しましょう!