JR東日本が発売しているお得な切符の1つ「休日おでかけパス」

休日おでかけパスは、土休日および年末年始、ゴールデンウィークで使えるお得なフリー切符です。

東京近郊のちょっとしたお出かけや、電車巡りなど用途の幅は広く使い勝手の良い切符なので、使い方を知っておいて損はない切符です。

今回は、そんな「休日おでかけパス」の買い方や使用上のルール等について解説していきます。

休日おでかけパスの使い方ガイド

有効期限と利用できる範囲

休日おでかけパスを利用できるのは土日祝日です。

年末年始やゴールデンウィーク、お盆の時を除き、原則として平日は使えません。

また、有効期限は1日のみとなっています。(ただし、終電など乗車中に日付をまたいでしまう場合は、例外的に翌日も乗車できます。)

予約は不要であり、利用日の当日に購入することで使用できる切符です。

 

利用できる範囲はこの画像の通り、東京近郊の各駅まで利用することができます。

いわゆる、東京近郊の一日乗車券と言った感じであり、JR線以外にも「りんかい線」や「東京モノレール」を利用できるのも特徴です。

また、休日おでかけパスは、この切符とは別に在来線特急券や新幹線特急券を購入すれば、特急列車や新幹線にも乗車することができます。(※東海道新幹線は除く)

 

切符の料金

切符の料金は、大人2,670円、子供1,330円です。繫忙期や閑散期など利用時期による値段の違いはありません。

料金はフリーエリアの範囲の割には安く、

  • 東京~小山
  • 東京~君津
  • 東京~大月
  • 東京~小田原

といったフリーエリアの末端駅を往復するだけで元が取れます。(通常運賃は片道1,490円ほど)

そのため、やや遠くの駅までお出かけする場合や、東京近郊で沢山電車に乗りたいという場合に非常に便利な切符です。

 

フリーエリア外から乗車する場合や、フリーエリア外の駅で降りる場合には、そのエリア外区間分の運賃を清算することで乗車できます。

例えば、熊谷・本庄早稲田より先の高崎駅はフリーエリアの対象外ですが、神保原駅から高崎までの運賃(240円)を支払えば移動できます。

清算は駅の有人改札に行けばできるので、フリーエリア外の駅を利用する場合には有人改札を通りましょう。

また逆に、エリア外の高崎駅からフリーエリア内に入る際には、高崎駅で神保原までの切符を購入すれば移動できます。

 

おでかけパスの買い方・使い方

休日おでかけパスは、駅の指定席券売機、またはみどりの窓口から購入できます。

指定席券売機はメニューの「おトクきっぷ」から購入することができます。

ただ、フリーエリア外の指定席券売機の場合、選択画面に休日おでかけパスが表示されないこともあるので、その際はみどりの窓口から購入しましょう。

発券される切符は3枚であり、休日おでかけパスと、利用案内、アンケートです。

使い方は普通の切符と同様に、休日おでかけパスを自動改札機に通せば通れます。毎回切符が出るので、切符の取り忘れには十分注意しましょう。

 

新幹線を利用する場合、新幹線改札口の有人改札で新幹線特急券と休日おでかけパス両方を提示すれば通れます。

特急列車の場合は、車内改札で特急券を見せれば問題ありません。

たまに「乗車券も見せてください」と言われることがありますが、その際も休日おでかけパスを見せれば大丈夫です。

 

土休日は普通列車のグリーン車がお得

休日おでかけパスを利用できる日は必然的に土日祝日となるので、普通列車のグリーン車料金が平日よりも安い時に利用できます。(通常より200円引き)

普通列車のグリーン車は、上野東京ラインや湘南新宿ライン、横須賀線や東海道線といった中距離列車に設けらており、フリーエリア内の移動時間を快適に過ごすことができます。

 

土日祝日のグリーン車料金(ホリデー料金)は、50kmまで570円、51km以上で780円となります。

※ただし、グリーン車に乗ってから買うと割高になるので、事前にグリーン券を購入しておくのが望ましいです。詳細は「グリーン車の乗り方ガイド」も参考に

極端な話、上野東京ラインまたは湘南新宿ラインを利用して、エリア末端の小田原から神保原まで乗り通したとしても料金はたったの780円です。

土日祝日は普通列車のグリーン車がお得なので、休日おでかけパスを利用して遠くまで行く際は、グリーン車を利用するのがオススメですよ!

 

青春18きっぷとの比較

休日おでかけパスに代わる代表的な切符として、青春18きっぷがあります。

18きっぷを簡単に説明すると、全国のJR線普通列車が1日乗り降り自由になるお得な切符です。

休日おでかけパスと18きっぷを比較すると

  • おでかけパスは青春18きっぷの1日分:2,370円より若干高い
  • 利用は土日祝日のみ(18きっぷは期間中ならいつでも利用可)
  • エリアも東京近郊のみ(18きっぷは全国のJR路線が対象)

という点から、18きっぷの利用期間中はおでかけパスを使うよりも18切符を使った方が良いように見えます。

 

しかし、休日おでかけパスの利点は、別途特急券を購入すれば特急列車や新幹線に乗れるという点です。

青春18きっぷでは特急・新幹線に乗車することはできず、利用の際は乗車券と特急券の2つを購入する必要があるので、それら列車を利用するとかなり割高となります。

また、りんかい線や東京モノレールにも乗れるので、東京近郊における切符の利便性なら休日おでかけパスの方が圧倒的に優れています。

 

そのため、

  • 移動が東京近郊のみ
  • 特急や新幹線を利用する予定
  • りんかい線や東京モノレールを利用する予定

という場合には、例え青春18きっぷの期間でも休日おでかけパスを利用した方が、総合的にお得になるケースが殆どです。

青春18きっぷと休日おでかけパスでは、利用できる範囲やルールが全く違うので、用途に合わせて使い分けることをオススメします。

18きっぷについては「【青春18きっぷ使い方ガイド】利用方法やルールを解説」を参考にして頂ければと思います。

 

まとめ:往復で2,670円以上になるならお得な切符!

休日おでかけパスについてまとめると

  • 利用できるのは原則土日祝日のみ
  • 有効期限は1日
  • 購入は利用当日でもOK
  • 特急券購入で特急・新幹線にも乗車できる
  • エリア外へは運賃精算すれば移動可能

といった感じです。

休日おでかけパスは元を取るのも難しくなく、エリア末端の駅へ行って戻ってくるだけでも簡単に元が取れます。

土日利用かつJR線を利用して往復2,670円以上となる場合には、休日おでかけパスがお得なので、あなたも土日祝のお出かけの際に利用してみてはいかがでしょうか?