成田空港へのアクセスを目的として運用されている「特急成田エクスプレス」

空港アクセスの代表的な交通機関ですが、成田エクスプレスは他のアクセス方法と比較しても利用料金がかなり高いことでも知られています。

空港アクセスとして競合する交通機関としては、京成電鉄のスカイライナー高速バス等があり、利用料金は成田エクスプレスよりも遥かに安いです。

今回は、その成田エクスプレスがなぜ高いのか、そんな素朴な疑問について考えていきたいと思います。

成田エクスプレスはなぜ料金が高いのか?

まず、成田エクスプレスの所要時間や料金などを他の交通機関と比較してみましょう。

  • 乗り換え場所・所要時間
交通機関乗車区間乗車時間
成田エクスプレス東京・横浜など~成田約55分~
スカイライナー上野・日暮里~成田約40分
JRバス:高速バス東京~成田約1時間15分
  • 料金の比較
交通機関利用料金
成田エクスプレス普通席3,020円

グリーン車4,560円

スカイライナーライナー券込みで2,470円
JRバス:高速バス大人運賃(片道)1,000円

単純に比較するだけでも、速達性ならスカイライナー料金の安さなら高速バスが優れています。

一方、成田エクスプレスは片道3,000円以上かかる上に、所要時間もそこまで早いという訳ではありません。

できるだけ安く、なおかつ早く空港へアクセスした人は成田エクスプレスを利用することはまずないでしょう。

 

なら成田エクスプレスの強みは何か?

上記の通りに、料金や所要時間の面ではあまり利点を感じらないことでしょう。

なら、成田エクスプレスの強みは何かというと

  • 主要な駅から直接空港へ行けること
  • 車内の快適性に優れる
  • N’EX往復きっぷなら少し安く利用できる

の3つにあると言えます。

 

主要な駅から直接空港へ行ける

成田エクスプレスが他の交通機関とは大きく異なるのは、首都圏の主要な駅から乗り換えなしで直接空港へアクセスできることです。

成田エクスプレスの発着駅は東京駅だけでなく、八王子や新宿、横浜など首都圏の主要駅を結んでいるため利便性に優れます。

 

一方、スカイライナーの場合は上野か日暮里で乗り換える必要があり、高速バスの場合には一度改札の外に出る必要があるので手間がかかります。

これら主要駅から成田空港へ行くのであれば、成田エクスプレスが便利なのは間違いでしょう。

 

車内の快適性に優れる

成田エクスプレスのもう一つの強みとしては、車内の設備が充実しており、空港までの乗車時間も快適に過ごすことができるという点です。

 

全席にコンセントを完備しており、大型テーブルに、ゆったりとしたリクライニングシートなど車内の快適性なら非常に良いです。

普通席でも座席のスペースには余裕があり、背もたれに付いている枕も柔らかく、長時間乗っていても疲れません。

 

また、車内天井部分には、運行状況やフライト情報を案内する4ヶ国語(日英中韓)対応の案内板が付いているため、外国人利用客への配慮も充実しています。

 

さらに、追加料金で乗車できるグリーン車は本格張りシートであり、より快適性に優れます。

 

特に、グリーン車は利用者が少ない分、車内は静かで快適性は抜群なので、空港までの乗車時間を優雅に過ごしたいという方にオススメできるかと思います。

 

N’EX往復きっぷを利用すれば少しは安くなる

成田エクスプレスを往復利用する場合はN’EX往復きっぷという割引切符がオススメです。

東京都内発着であれば往復4,940円とスカイライナーの往復料金とほぼ同等の値段になります。

乗車前日までの購入が必要ですが、成田エクスプレスの割引切符の中では最も割引率が高いので、往復利用ならN’EX往復きっぷを利用しましょう。

 

まとめ:利便性と快適性を重視したい人にオススメ

私自身、これまでに成田空港へは何度も足を運んでいますが、確かに成田エクスプレスの料金は高いです。

今まで成田エクスプレスを利用して空港まで行ったのは2回ほどで、それ以外は大体スカイライナーか高速バスです。

往復割引切符を利用すれば多少は安くなりますが、それでも他の交通機関と比較すると割高であることには変わりません。

 

料金や所要時間を重視するなら、スカイライナーや高速バスなど他の交通機関を利用した方が良いです。

個人的には、安さ・早さ重視の乗客よりも、利便性・快適性を重視する乗客をターゲットにしているのだと思いますね。

成田エクスプレスは、空港へのアクセスのしやすさと車内の快適性の2つの面で優れるので

  • 主要駅から出発する人で、乗り換えなしで空港へ行きたい
  • 空港に行くまでに疲れたくない、快適に過ごしたい

という方は、成田エクスプレスを利用すると良いでしょう。

また、「成田エクスプレスに安く乗る方法まとめ」も参考にしていただければと思います。