公共交通機関の中でも遅延の発生率が高いことで知られる「路線バス」

横浜市在住の私も、路線バス(横浜市営バス)を利用していますが、時刻通りに来ることは珍しく、数分程度遅れて到着することはよくあります。

急いでいる時にバスが遅れてくるとイライラしてしまいがちですが、頻繁に遅れが発生する背景にはいくつかの理由があります。

今回は、そんな路線バスが遅れてしまう理由について考えていきます。

路線バスはなぜ遅れやすいのか?

道路状況に左右されやすい

路線バスは、鉄道のように専用の用地や通行帯がある訳ではなく、一般道を通ることが遅延発生の一番の原因です。

例えば鉄道の場合、人や車が入れないレールの上を走り、全ての列車は指令本部が一元で管理しているため、平常時は定時制に優れます。

一方の路線バスは、一般車両や歩行者が通る道路上を走ることになるので、道路状況は時間帯によって毎回変わってきます。

一般車両の交通量や信号待ち、交通規制や渋滞といった要素によって、平常時でも道路状況は常に変化しています。

そのため、どこかで事故や渋滞、交通規制が発生している時には大幅に遅延してしまうケースも珍しくありません。

 

路線バスは目まぐるしく変わる道路状況に対応できないため、例え余裕のある運行ダイヤであっても遅延してしまう時もあるのです。

一般道を走る以上、どうしても他の交通機関に比べて不確実な要素が多いというのが遅延の一番の理由と言えるでしょう。

正直、この点はバス会社や運転手の努力だけではどうしよもできません。

 

遅延の回復が難しい

上記の道路状況とも関連していますが、路線バスの場合、一度遅れてしまうと遅延を回復させることが困難ということもあります。

路線バスも一般道を走る以上、法定速度や交通規則を守る必要があり、路線バスであっても違反をすれば罰則を受けます。

そのため、遅延しているからといって急ぐことは難しく、決められた道を走る以上、迂回もできないため、一度遅延が起こるとなかなか遅れを取り戻すことができないのです。

 

運賃の支払方法が分かりずらい

バスが遅延する理由として、バスの車内で運賃清算を行っていることと、バス会社によって運賃の支払方法が異なる点も大きな原因と言えます。

バスの車内で運賃の精算を行っている以上、乗客が清算に手間取ってしまえばそれだけバスの出発が遅れるのは明白です。

 

しかし、路線バスは他の交通機関に比べて、運賃形態や支払い方法がバス会社によってもバラバラであるため、不慣れな人や初めて利用する人にとっては乗り降りに時間がかかってしまいます。

一応、都市部の路線バスではICカードが利用できるバスもありますが、それでも全ての路線バスが対応している訳ではありません。

乗車時に整理券を取るバスや、運賃先払い制のバスなど、バス会社によっても形態が全く異なるため、利用者としては混乱しやすいことも問題の1つかと思います。

 

まとめ:遅れてしまうのは仕方がない面もある

このように路線バスは、他の公共交通機関と異なり、バス専用の通行帯を持っている訳ではないため、普通に走っていても遅延してしまうことはあります。

現実的に、運転手やバス会社の努力だけではどうしよもできない面もあるので、私たち利用者側ももある程度の遅延は仕方ないと割り切って考えることが重要です。

そのため、路線バスを利用する際は時刻通りにバスが来るとは思わず、絶対に遅れることができないという場合には1~2本早いバスを利用するようにしましょう。