去年の12月に導入されたばかりの新型車両「E353系」

E353系はスーパーあずさに導入されている車両であり、2018年3月17日のダイヤ改正にて、全てのスーパーあずさがこの新型車両になります。

私自身、「特急あずさ」は今までに何度か利用したことがありますが、「スーパーあずさ」に乗ったのは今回が初めてです。

先日の日曜日、そんな噂の新型車両E353系スーパーあずさの「グリーン車」に実際に乗ってきたので、その乗車記等について書いていきます。

新型スーパーあずさのグリーン車乗車記

今回乗車する区間は、八王子駅から甲府駅までです。

 

特急スーパーあずさ1号は八王子駅を7時29分に出発します。

掲示板にも新型車両であることが表記されていました。

ダイヤ改定後には全てが新型車両になるので、それまではこの案内が掲示されるのだと思います。

 

新型車両は定刻通りに八王子駅へやってきました。

登場してまだ数か月ということもあり、ホームでは記念写真を取っている人も多かったです。

 

外見のデザインとしては特急成田エクスプレスと似ていますね。

個人的にはE353系のデザインは結構良い感じだと思います。

 

グリーン車は9号車にあります。この列車は増結車両の3両を含む12両編成でした。

 

早速グリーン車に乗りますが、この日は日曜日ということもあり、グリーン車は八王子を出発する時点で満席となっていました。

画像は後ろ向きの写真となりますが、車内は満席状態なのがすぐに分かります。

通路中央のカーペットは赤色となっており、配色としては比較的高級感を感じられていい感じですね。

 

肝心の座席ですが、このグリーン車の座席は4列配置であり、かなりこじんまりとした座席になっています。

関東の特急グリーン車は4列が主流なので仕方がありませんが、正直グリーン車の座席とは思えない残念さがあります。

この日は隣に他のお客さんも乗っており、特に中央のひじ掛けを使うのは互いに気まずく何とも言えないもどかしさを感じました。横幅が狭いのはかなり残念です。

 

ちょうど一か月前にJR北海道の「特急カムイUシート」や「281系グリーン車」を体験した身としては、どうにも納得できない座席ですね。

まあ、関東と北海道では輸送量が全く違うので、4列グリーンというのはやむを得ないかと思いますが。

 

ちなみに、スーパーあずさのグリーン車には割引切符がないので基本的に正規料金でしか利用できません。

正直なところグリーン車としてはかなり割高感が強いですが、それでも利用者がいることを考えると、やはりサービス向上より輸送力増強の方が重要な課題なのでしょう。

 

ここまでボロクソに不満を書いてきましたが、実際に座ってみると座り心地は結構良く、前後のシートピッチもグリーン車らしく十分に余裕があります。

特に、リクライニングシートは座面と連動して動くので、座席を倒しても座り心地が損なわれることがありません。

また、ドリンクホルダーやコンセントも各座席に1つ設けてあり、コンセントは正面の座席の下に付いています。

 

私は身長173cmほどですが、足を思いっきり伸ばしても全然平気でした。

ただ、フットレストがT型のバーなのは残念です。足を置いても大して休まるわけでもないため、これならなくてもいい気がします。

 

写真だとイマイチ分かりずらいですが、カーブでは振り子が動作して車両が内側に傾いています。

振り子式車両には今まで全国様々な車両に乗ってきましたが、それでも新型あずさの乗り心地はかなり良い方だと思います。

この辺の技術進歩はさすがは新型車両といったところでしょう。

 

テーブルに関してはノートパソコンを置く分には全く問題なく、さらにテーブルを手前に引き出すことができるため、パソコン等で軽作業を行う際には便利ですね。

地味な点ですが個人的には高評価です。ビジネス利用の人でも安心して利用できるかと思います。

 

車両の端には車椅子対応の座席となっています。

 

トイレやデッキも綺麗で、バリアフリー化への対応も最新型らしく非常に充実していますね。

 

ちなみに、甲府に到着する少し前に普通車の座席も少し見てみました。普通車の方は比較的空きが目立ちます。

これなら普通車でも良かった気がします。笑

色合いやシートピッチを除いてグリーン車の座席と大差はなく、正直言って普通車でも十分快適です。

特に、座席の横幅に関してはグリーン車も普通車も同じ4列配置なので、どちらもほぼ同じように思えます。

 

シートピッチは普通車の方が若干狭いですが、窮屈さは全く感じられません。

フットレストはありませんがT型のチープなフットレストはあってもなくても変わらないので、むしろこっちの方がスッキリしていていい感じですね。笑

もちろん普通車にもコンセントが1席に1つ付いているので、普通席だからといって電源に困ることはありません。

正直なところ普通車の技術進歩の方が凄すぎて、グリーン車の存在意義が薄れていると言えます。笑

 

他の列車で例えると、JR北海道の特急カムイに設けられているUシートと同レベルの座席なのに、料金だけはいっちょ前にグリーン料金といった感じです。

私の今までの経験からすると「E353系のグリーン車はぼったくり」となってしまいますが、やはり首都圏の利用状況を踏まえると4列グリーンなのは致し方がないのでしょう。

そもそも私のような「グリーン車の設備を見てグリーン車に乗るかどうかを決める人」はグリーン車の真の顧客ではないと言えますが。笑

 

今回いろいろと思うところはありましたが、とにかく新型車両E353系スーパーあずさに乗ることができて良かったです。

ただ、今度利用する時は間違いなく普通車を利用するかと思いますね。それぐらいグリーン車と普通車の違いが感じられない車両でした。

 

まとめ:快適だがグリーン車の割高感は強い

今回初めて新型のスーパーあずさに乗りましたが、振り子式車両としては乗り心地はとても良く快適でした。

ただ正直なところ、座席設備に関してはグリーン車も普通車もほぼ一緒であり、グリーン車らしさはかなり薄いです。

特に、単純に移動が目的の人やコスパ重視の人にこのグリーン車はオススメしません。豪華なグリーン車に乗りたいなら他の特急列車に乗りましょう。

参考:【オススメは3列グリーン!】本当に乗り得なグリーン車はこれ!

 

逆に、普通車の座席設備・快適性はとても高く、さらに普通車ならえきねっとの割引切符もあるので、普通車のコスパは非常に良いです。

私自身、もうこのグリーン車を利用することはないでしょうが、普通車に関してはこれからも利用していきたいですね。

3月のダイヤ改定後は全てのスーパーあずさがこのE353系になるので、確実に新型に乗りたいのであれば、ダイヤ改定後に利用することをオススメします。

以上、参考になれば幸いです。