鉄道ファンの方なら一度は気になったであろう「最北端/最南/最東/最西端」の各駅。

私自身は、本州最北端の駅、日本最南端、最西端、最東端の4つの駅に行ったことがありますが、どれも日本の僻地にあるだけあって実際に足を運ぶのは大変です。

 

ただ、それだけ足を運ぶ意味があるので、鉄道ファンの方なら訪れておいて損はありません。

今回は、そんな日本の鉄道端っこ駅シリーズとして、各駅の場所や具体的なアクセス方法について紹介していきたいと思います。

日本全国での端っこ

日本最北端の駅:稚内駅

日本最北端の駅は、北海道稚内市にある稚内駅です。

札幌から稚内までは特急宗谷が1日1往復、旭川~稚内間は特急サロベツが1日2往復出ており、札幌~稚内は最短5時間10分、旭川~稚内で最短3時間40分です。

 

普通列車でも行けないことはないですが、旭川~稚内で片道5~6時間ほどかかるため、18きっぷ利用でもなければ特急列車を利用した方が良いです。

 

なお、稚内は日本最北端の有名観光地なのでアクセス方法は多く、飛行機で稚内空港を利用するか、札幌~稚内の高速バス(はまなす号)を利用することでもアクセスできます。

 

日本最南端の駅:西大山/赤嶺

日本最南端の駅は

  • 九州/指宿枕崎線:西大山(にしおおやま)駅
  • 沖縄/ゆいれーる:赤嶺(あかみね)駅

の2つです。

 

最南端が2つあるのは最南端の基準の違いであり、

  • 陸続きの鉄道/JR線で考えた場合:九州の西大山駅が最南端
  • 全国の鉄道駅で考えた場合:沖縄の赤嶺駅が最南端

となります。

 

西大山駅は鹿児島中央駅から指宿枕崎線で約1時間30分の場所にあります。

全ての列車が普通列車で1日7往復と列車の本数は少なく、1時間~2時間ほど列車がない時間帯もあります。

西大山駅には私も実際に行ったことがあるので、詳しいアクセス方法は「西大山駅への具体的なアクセス方法」を参考にしていただければと思います。

 

赤嶺駅はゆいれーる那覇空港駅から1駅隣の場所にあります。

ゆいれーるは那覇空港から出ているので、こちらは飛行機で沖縄の那覇空港へ行けばすぐに到達できることでしょう。

 

日本最東端の駅:東根室駅

日本最東端の駅は、北海道の道東にある「東根室駅」です。

釧路駅からJR花咲線にて片道2時間以上かかる場所であり、列車の本数も1日6往復と少ないです。

 

札幌駅出発だと「特急スーパーおおぞら」に乗って釧路まで行く必要があります。札幌~根室の直通列車はありません。

札幌~根室を鉄道のみで移動した場合、最短でも6時間22分です。

 

鉄道オンリーでのアクセスを考えると到達難易度はかなり高い駅と言えますね。

ただ、根室周辺には根室中標津空港があり、釧路⇔根室間は高速バスも走っているので、こちらも現地へ行くだけならそこまで難しくありません。

 

また、花咲線の終着駅は1つ隣の根室駅であり、根室駅は日本最東端の有人駅でもあります。

根室駅では記念入場券が発売されているため、東根室駅へ行くのであれば根室駅にも運んでみましょう。

 

関連:【日本最東端の有人駅】JR花咲線に乗って根室へ行ってみた!

 

日本最西端の駅:たびら平戸口/那覇空港駅

最西端の駅は

  • 松浦鉄道西九州線:たびら平戸口(たびらひらどぐち)駅
  • ゆいれーる:那覇空港駅

の2つです。

 

こちらも最南端と同様に

  • 陸続きの鉄道で考えた場合:九州のたびら平戸口駅が最西端
  • 全国鉄道駅で考えた場合:沖縄の那覇空港駅が最西端

という感じで分けられます。

なお、たびら平戸口はJR線ではなく松浦鉄道の駅であり、JR最西端の駅は佐世保駅です。

 

たびら平戸口へは、JR佐世保駅から約1時間20分前後、JR伊万里駅から約1時間10分ほどの場所にあります。

列車本数は上下線共に1時間に1本程度と多く、鉄道でのアクセスは比較的容易です。

また、「佐世保/伊万里⇔たびら平戸口」の往復割引きっぷも発売されています。

 

那覇空港駅については那覇まで飛行機で行けばそれだけで到達できてしまうため、端っこ駅シリーズでは最もアクセスしやすい駅でしょう。達成感は皆無ですが。笑

 

本州の端っこ駅

本州最北端:下北駅

北海道と九州/四国を除いた本州最北端の駅は、青森県・大湊線の下北(しもきた)駅です。

青森駅/八戸駅から約2時間前後の場所であり、野辺地(のへじ)駅からJR大湊線に乗り換えることでアクセスできます。

 

下北駅には私も実際に行ったことがあるので、詳細は「【本州最北端の駅】実際に下北駅への行き方ガイドを参考にしていただければと思います。

 

本州最南端:串本駅

本州最南端の駅は、和歌山県・JRきのくに線の串本(くしもと)駅です。

串本駅には特急くろしおが走っているため、アクセスは比較的容易です。

 

基本的に、特急くろしおでのアクセスがオススメですが、名古屋方面から特急ワイドビュー南紀を利用して行くこともできます。

新大阪から串本駅の所要時間は特急くろしおで約3時間30分です。

 

本州最東端の駅:岩手船越駅

本州最東端の駅は岩手県・山田線の途中にある岩手船越駅です。

岩手船越駅は宮古~釜石間にある駅ですが、この区間は東日本大震災の津波被害の影響で2018年現在も不通となっています。

 

現時点では鉄道でのアクセスは不可能な駅ですが、2018年度末を目途に三陸鉄道の「リアス線」として復旧することが決まっています。

私も復旧したらぜひとも足を運んでみたいです。

 

本州最西端の駅:梅ケ峠駅

本州最西端の駅は、山口県の山陽本線(下関~長門市間)にある梅ケ峠(うめがとう)駅です。

下関駅から小串・長門市方面の列車で約30分の場所にあり、列車の本数も多いため、アクセスは比較的容易です。

 

ちなみに、端っこ駅であるにも関わらず、本州最西端であることの案内板はなく、いたって地味な駅となっています。悲しい。笑

 

まとめ

何を基準にするかで端っこの駅は若干違ってきますが、ここで紹介した駅の大半は「日本最〇〇の駅」といった何らかの案内表記があるので記念撮影にもオススメの場所となっています。

鉄道ファンでもない限り注目されることのない地味な駅が多いですが、到達した暁にはきっと何とも言い難い大きな達成感を味わえるかと思います!ゆいれーるは除く(笑)

 

気になる方はぜひとも自分の足で訪れてみてはいかがでしょうか?

以上、参考になれば幸いです。

 

関連:【日本で一番高い駅!】野辺山駅へHIGH RAIL1375で行ってみた!

関連:【駅からの眺めは最高!】長野の姨捨駅へのアクセス方法