鉄道ファンの中では何かと比較対象になる「列車の最高速度」

在来線の場合は法律によって、最高速度が160km/hまたは130km/hが限界となっていますが、該当する列車は数多いです。

今回はそんな在来線の最速列車を

  • 在来線の特急列車(有料特急)
  • 在来線の普通列車(特急料金が不要な列車)

の2つに分けて紹介していきたいと思います。

在来線(特急列車・有料特急)の最速列車

1位:京成スカイライナー(160km/h)

2018年時点で在来線最速の列車は、京成スカイライナーの160km/hです。

2015年3月13日の北陸新幹線開業前までは、特急はくたか(トップ画像の列車)も同じく最速160km運転を行っていましたが、はくたかが引退してからはスカイライナーが単独トップとなっています。

 

時速160kmを出すのは、印旛日本医大~空港第2ビルの成田スカイアクセス線区間です。

それ以外の京成本線・北総鉄道北総線の区間では時速120km以下で運転されています。

 

印旛日本医大から空港第2ビルまでは最速で走りますが、実際に160kmを体感できるのは約5分程度とあっという間です。

本当にあっという間なので、スカイライナーに乗車する際は最速区間を見逃さないようにしましょう。

 

関連:京成スカイライナーの乗り方ガイド

 

2位:最高時速130km/hの特急列車

現時点では京成スカイライナーのみ160km運転が行われており、それ以外の在来特急は全て最高130kmが上限となっています。

 

北海道新幹線開業前は「特急スーパー白鳥」が140km運転を行っていましたが、こちらも引退してしまったため、次点は最高速度130kmの列車全てです。

ただ、130km運転が可能な車両であっても、線形の都合上、最速区間が短いあるいは130kmまで出さない列車もあります。

 

130km運転が可能な特急列車で、特に速いと言われる列車は

  • 特急ひたち/ときわ
  • 特急スーパーあずさ/あずさ
  • 特急ワイドビューしなの
  • 特急しらさぎ/サンダーバード/ダイナスター
  • 近鉄特急しまかぜ/アーバンライナーplus
  • 特急くろしお
  • 特急スーパーはくと/スーパーいなば
  • 特急しおかぜ/いしずち
  • 特急ソニック
  • 特急かもめ

などです。

なお、「特急スーパーはくと」と「スーパーいなば」は気動車であり、気動車特急の中でもトップレベルの速さを誇ります。

 

また、表定速度(停車時間を含んだ平均速度)では特急サンダーバードが最も速いため、サンダーバードが実質最速の特急列車となります。

速さを体感するのなら特にオススメの列車と言えますね。

 

ちなみに、JR北海道の「特急スーパーおおぞら」も、かつて130kmで運転していましたが、石勝線の脱線・火災事故の影響により現在は110kmとなっています。

 

在来線(普通列車)の最速列車

在来線の普通列車(特急料金が不要な列車)の中で最も速い列車は最高速度130km/hを出す列車全てです。

現状の普通列車で130km/h以上速度を出す列車はないので、必然的に時速130kmの列車がトップとなります。

 

最高速度130km/hの普通列車は以下の通りです。

  • つくばエクスプレス:快速
  • 常磐線:特別快速
  • JR西日本:新快速
  • JR西日本&四国:快速マリンライナー

の4つです。

つくばエクスプレス

つくばエクスプレスは比較的新しい鉄道路線であり、全線で最高速度が高く、普通列車や区間快速でもかなりスピードを出します。

最も速いのは南流山~守谷間の「快速」です。

この区間は直線区間が長いのでつくばエクスプレスのスピードを大いに体感できます。

詳細は「【最速130km!】実際につくばエクスプレスに乗ってみた」を参考にして頂ければと思います。

 

常磐線・特別快速

品川から土浦を結ぶ常磐線の特別快速も同じく、130km/h運転を行います。

時速130kmで走行する区間は、主に佐貫(さぬき)~牛久(うしく)、また取手駅から北の区間で速度を出します。

なお、特別快速でなくても同区間はスピードを出すことが多く、普通列車でもその速度を体感することができます。

 

JR西日本・新快速

JR西日本で運行している新快速も最速130km/h運転を行うことで有名な列車です。

新快速は、米原駅から草津、京都、大阪、神戸を経由して、姫路まで走っています。

在来線最速列車の中では最も走行区間が長く、スピードに関しても多くの区間で130km運転を行っています。

 

詳細は「圧倒的速さ!】在来線最速の新快速に乗ってみた」を参考にして頂ければと思います。

 

快速マリンライナー

岡山~高松を瀬戸大橋を経由して走る「快速マリンライナー」も最高速度130km/hで運転しています。

130kmで走る区間は、茶屋町~児島間、坂出~高松間です。

瀬戸大橋は120km運転となっていますが、体感的にはあまり違いを感じることもなく、高速で瀬戸大橋を通過します。

 

その他:北越急行「超快速」

北越急行の「超快速」は、最高速度こそ110km/hと控えめですが、在来線の普通列車としては表定速度が最も速いことで知られる列車です。

特に、 越後湯沢9:56発「超快速 スノーラビット直江津行き」は、途中停車駅は十日町のみで他の駅は全て通過します。

 

私自身も超快速に乗ったことがありますが、ほくほく線内(六日町~犀潟間)は終始高速で走り続けるので、速さを体感するなら超快速もオススメの列車ですよ!

関連:【想像以上に速い!】超快速スノーラビットに乗ってみた

 

まとめ

在来線の場合、最高速度が160km/hまた130km/hと上限が明確なので、最速の列車が複数存在しています。

ただ、どの路線も特徴が違うため、同じ最速列車でも体感できるスピードや雰囲気は異なります。

速さを体感することも鉄道の面白さの1つなので、気になる方はぜひとも最速列車を乗り比べてみてはいかがでしょうか?

以上、参考になれば幸いです。

関連:【新幹線速度ランキング】新幹線で一番早い列車はこれ!